2018年 09月 29日
![]() キバナツルネラです。 キバナは黄花,ツルネラは属名からですが,イギリス人の自然科学者ウィリアム・ターナー(William Turner,1508−1568)の Turmer に由来するそうです。 また,別名をツルネラ・ウルミフォリアと言います。 ulmifolia は「Ulmus(ニレ属)に似た葉の」という意味とのことです。 メキシコ,西インド諸島原産の常緑の小低木です。 ![]() 鮮やかな黄色の1日花で,次々と花を咲かせます。 ※写真はクリックすると拡大します。 ▲
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| 2018-09-29 18:00
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2018年 09月 25日
![]() オオニシキソウです。「近くの公園」です。背丈は30センチほどです。 北アメリカ原産で,茎は直立または斜上して40センチほどになるようです。 ![]() 「花」と書きましたが,白い花びらのように見えるものは花弁ではなく,腺体※の付属体です。付属体といいますから,単なる飾りでしょうか。 ※腺体 蜜を分泌する器官あるいは組織を蜜腺と言 うが,明瞭な突起となっている場合には腺 体と言う。 腺体の付属体に囲まれたミドリの部分が腺体で,その中に雄花と雌花がありますが,退化してそれぞれが雌しべと雄しべだけになっているとのことです。余りに小さすぎてよくわかりません。 オオニシキソウは8年前の10月に1度取り上げていますが,その時は「腺体の付属体」の意味がわかりませんでした。 腺体のしたの2つの卵球形のものは果実で,直径約2ミリ弱です。 ※写真はクリックすると拡大します。 ▲
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| 2018-09-25 18:00
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2018年 09月 23日
![]() オキザリス・トリアングラリスです。一片が3センチほどの濃い紫の三角形の葉が特徴です。花よりも葉を楽しむようです。 別名もこの葉の形と色からのようです。 ムラサキノマイ(紫の舞),カラスバオキザリス(烏羽オキザリス),サンカクバオキザリス(三角葉オキザリス),インカノカタバミ, などがあります。 アルゼンチンに接したブラジル南部の原産です。 ![]() 花の色はピンクが一般的ですが,白色もあるようです。 ※写真はクリックすると拡大します。 ▲
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| 2018-09-23 18:00
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2018年 09月 17日
![]() クーペリア・スマイリーと教えていただきました。 背丈は20センチほどです。ゼフィランサス(タマスダレ科の総称)の近縁で,姿も性質もよく似ているそうですが,夕方から夜になると微香を放つそうです。また,ゼフィランサスの花は夜には閉じますが,クーペリア・スマイリーの花は閉じません。私はどちらも確かめてはいません。 「不思議なことに」歩道の割れ目から顔を出していました。「不思議なことに」というのは,クーペリア・スマイリーはヒガンバナやタマスダレと同じように球根で増えていきます。球根はこのアスファルトの裂け目にどのようにして入り込んだのでしょうか。 ![]() 花はタマスダレに似ていますが,タマスダレの蘂は広がりますが,こちらはまとまっています。 ※写真はクリックすると拡大します。 ▲
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| 2018-09-17 18:00
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2018年 09月 11日
![]() リコリスと教えていただきました。リコリスはヒガンバナ属の総称で,こちらはリコリス・スプレンゲリかと思います。 「ピンクのヒガンバナ?」と思って近寄って見ると一部が青みを帯びていました。それで「リコリス・スプレンゲリ」としました。別名を「ムラサキキツネノカミソリ(紫狐の剃刀)」といい,中国の雲南省原産で,リコリスの改良親になっているようです。 ヒガンバナは花後に葉が出ますが,こちらは早春に線状葉が現れ,初夏にすべてが枯れた後に,花茎と共に蕾が成長してきます。 ![]() 園芸上で特にリコリスと称しているものには,シロバナヒガンバナ,キツネノカミソリ,ショウキズイセンなどがあります。ヒガンバナの一種と言うよりもどちらかといえばユリに似ています。 こちらの「ヒガンバナ属と呼ばれる植物」でたくさんのリコリスを見ることができます。 ※写真はクリックすると拡大します。 ▲
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| 2018-09-11 18:00
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2018年 09月 07日
![]() 「近くの公園」です。背丈は15センチほどでした。 一般に草につく「イヌ(犬)」は「否ぬ」が転じたものだとされており,「食用にはならない」,「役に立たない」と言う意味です。 ブログではイヌムギ,イヌガラシ,イヌタデ,イヌツゲなどをあげています。 イヌビユは食用のヒユに似ていますが,食用にはならないので「イヌ」「ヒユ」です。 しかし,です,イヌビユの若葉や果実は食べられるそうです。「イヌ」がつくのに食用となる数少ない例外の1つのようです。 ![]() 違いは穂の長さ以外には以下の丹点です。 1. 葉の先端に凹みがある。 2. 葉の葉柄近い部分が曲線である(ホナガイヌビユは ほぼ直線)。 ※写真はクリックすると拡大します。 ▲
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| 2018-09-07 18:00
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2018年 09月 06日
![]() 「近くの公園」横の歩車道境界ブロック脇のアカメガシワのきょうの様子です。 背丈は55センチになりました。 8月4日 30センチ 7月7日 15センチ 生育の早さに毎度のことながら感心させられます。どこまで伸びるのかとても楽しみですが,気がかりは公園の除草・刈り取り作業です。 公園内の草は結構な生育となり,いつ除草・刈り取りが行われても不思議ではありません。これまでの除草・刈り取りでは公園の外の歩車道境界とはいえ,しばしば除草・刈り取りの対象にになってきました。 これまでの生育背丈の最高は,誰かによって踏みつけられた昨年の8月10日の140センチです。 ※写真はクリックすると拡大します。 ▲
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| 2018-09-06 18:00
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2017年 09月 27日
![]() イワシャジン(岩・沙参)です。「沙参(しゃじん)」とはツリガネニンジン属の根を乾燥させた漢方薬の生薬のことですが,岩場に生育するのでイワシャジンです。 関東地方南西部や中部地方南東部の山地の岩場に自生といいますから,日本原産です。面白いのは学名「Adenophora takedae」です。「Adenophora 」はツリガネニンジン属,「takedae」は(高山植物の研究家)「武田久吉の」です。 背丈は30〜50センチ位です。花の長さは3センチほどです。白色もあります。 地域による変種が多いそうです。 ・ヤシャジンシャジ 山梨県・夜叉神峠付近に分布 ・ホウオウシャジン 南アルプスの鳳凰三山に分布 ・アマハタイワシャジン 山梨県・雨畑渓谷に分布 ・ウメガシマシャジン 静岡安部川上流、梅ケ島に分布 ※写真はクリックすると拡大します。 ▲
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| 2017-09-27 18:00
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2017年 09月 21日
![]() ジュズサンゴ(数珠珊瑚)と教えていただきました。 南米原産です。 秋に0.5ミリほどの赤い実が連なるので「数珠・珊瑚」です。樹高は1メートルにまでなるようですが,これは30センチほどです。 下部は木質化しています。 似ている名前にサンゴジュ(スイカズラ科)がありました。 ![]() これは白色の実です。花後の緑色(上方)から白色に変わります。 ヤマゴボウ科と言えば,あちこちで見かけるヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ属)を思い出します。こちらの実は緑色から黒紫色に変わります。 ![]() 雄しべが4本,雌しべが1本とのことですが,写真ではよくわかりません。 ※写真はクリックすると拡大します。 ▲
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| 2017-09-21 18:00
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2017年 09月 19日
![]() 路傍に出されたプランターのハナスベリヒユです。 ハナスベリヒユは1日花ですが,花は毎日このようにプランターが見えないほどに咲いています。 ![]() ハナスベリヒユについては4年前の9月にも書いています。その時に「一重咲きが主ですが,品種改良によって大輪や巨大輪の花,八重,絞り咲き,千重咲き,斑入り葉など多様」であることを知りました。 しかし,このキメラは品種改良によるものではありません。わんさと咲いている花の中で,キメラはこの一輪だけでした。 ※写真はクリックすると拡大します。 ▲
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| 2017-09-19 18:00
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