2017年 09月 27日
![]() イワシャジン(岩・沙参)です。「沙参(しゃじん)」とはツリガネニンジン属の根を乾燥させた漢方薬の生薬のことですが,岩場に生育するのでイワシャジンです。 関東地方南西部や中部地方南東部の山地の岩場に自生といいますから,日本原産です。面白いのは学名「Adenophora takedae」です。「Adenophora 」はツリガネニンジン属,「takedae」は(高山植物の研究家)「武田久吉の」です。 背丈は30〜50センチ位です。花の長さは3センチほどです。白色もあります。 地域による変種が多いそうです。 ・ヤシャジンシャジ 山梨県・夜叉神峠付近に分布 ・ホウオウシャジン 南アルプスの鳳凰三山に分布 ・アマハタイワシャジン 山梨県・雨畑渓谷に分布 ・ウメガシマシャジン 静岡安部川上流、梅ケ島に分布 ※写真はクリックすると拡大します。 ■
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| 2017-09-27 18:00
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2017年 09月 21日
![]() ジュズサンゴ(数珠珊瑚)と教えていただきました。 南米原産です。 秋に0.5ミリほどの赤い実が連なるので「数珠・珊瑚」です。樹高は1メートルにまでなるようですが,これは30センチほどです。 下部は木質化しています。 似ている名前にサンゴジュ(スイカズラ科)がありました。 ![]() これは白色の実です。花後の緑色(上方)から白色に変わります。 ヤマゴボウ科と言えば,あちこちで見かけるヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ属)を思い出します。こちらの実は緑色から黒紫色に変わります。 ![]() 雄しべが4本,雌しべが1本とのことですが,写真ではよくわかりません。 ※写真はクリックすると拡大します。 ■
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| 2017-09-21 18:00
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2017年 09月 19日
![]() 路傍に出されたプランターのハナスベリヒユです。 ハナスベリヒユは1日花ですが,花は毎日このようにプランターが見えないほどに咲いています。 ![]() ハナスベリヒユについては4年前の9月にも書いています。その時に「一重咲きが主ですが,品種改良によって大輪や巨大輪の花,八重,絞り咲き,千重咲き,斑入り葉など多様」であることを知りました。 しかし,このキメラは品種改良によるものではありません。わんさと咲いている花の中で,キメラはこの一輪だけでした。 ※写真はクリックすると拡大します。 ■
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| 2017-09-19 18:00
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2017年 09月 18日
![]() 矮性の一重のキキョウです。 矮性のキキョウとは3年前の8月に出会っていますが,それは八重のキキョウでした。 背丈は15センチほどです。 ![]() 八重のキキョウもいいですが,やはりキキョウは一重が好きですね。 ※写真はクリックすると拡大します。 ■
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| 2017-09-18 18:00
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2017年 09月 16日
![]() ゴシキトウガラシ(五色唐辛子)の実です。食用ではなく観賞用ですから食べられません。 球形の実は1センチほどですが,1.5センチくらいの円錐状のものもあります。 実の色は紫からはじまって→ 白 → 黄 → 橙 → 赤 と5色に変化するとのことですが,時折通る道の戸口に出された鉢植えですから,その変化を確かめることは諦めました。 初夏~初秋に小さな白い花はを付けるようです。また,葉は濃緑の他に斑入りや黒紫葉色の品種もよく出回っているようです。 ※写真はクリックすると拡大します。 ■
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| 2017-09-16 18:00
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2017年 09月 15日
![]() コノテガシワと教えていただきました。漢字では「児の手・柏」です。 コノテガシワは常緑の小高木で5〜10メートルになるようです。しかし,これは園芸品種の「センジュ(千手)」で,1.5メートルほどです。大きくても数メートル止まりのようです。 葉はヒノキによく似ていますが,ヒノキのように裏は白くなく,表裏の区別がありません。 命名の由来は,枝が直立する様子が,子供が手を上げる様子に似ているから,あるいは稚児が合掌しているように見えるからとのことです。 ![]() 花は雌雄同株で,3〜4月頃に開きます。雄花は黄褐色,雌花は4遍の白緑色のようです。 是非見てみたいと思いましたが,閉店される店舗の前に並べられたものでしたから,叶わぬ願いです。 ※写真はクリックすると拡大します。 ■
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| 2017-09-15 18:00
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2017年 09月 06日
![]() 別名はアナベルあるいはアメリカノリノキです。こちらの方がより一般的でしょうか。 昨年に見た時は薄い緑色から純白に変わるものでした。今年も6月〜7月には純白の花を咲かせていました。 これは同じ場所です。アメリカアジサイの花期は6月〜7月とされていますが,8月末に緑色の花を付けているの気づきました。 最初は純白であったものがこのように変化したのか,あるいは最初からこのような緑色であったのかは定かではありません。1週間経過しても色の変化はありません。 ![]() ※写真はクリックすると拡大します。 ■
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| 2017-09-06 18:00
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2017年 09月 02日
![]() アレチヌスビトハギ(荒れ地盗人萩)の群生です。「近くの公園」です。 アレチヌスビトハギとは10年近く前に「例の田舎道」で出会っていますが,「近くの公園」では初めてです。 「近くの公園」での出会いが初めてというだけでなく,このような群生に驚かされました。 アレチヌスビトハギは今年初めて咲いたのでしょうか,それとも毎年このように咲いていたのでしょうか。毎年であるとしたら,このような群生になぜこれまで気づかなかったのでしょうか。 ![]() ![]() ヌスビトハギは2節です。 ※写真はクリックすると拡大します。 ■
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| 2017-09-02 18:00
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2016年 09月 28日
![]() 同じように6階の廊下から「近くの公園」とその横のイチョウの街路樹を見ると,少しずつ「秋になっていく」ことを感じることができます。 街路樹のイチョウの何本かはうっすらと黄緑色に変わり始めています。写真の上に見えるウメの葉も少し色変わりを始めました。「近くの公園」では,このウメの木が例年最初に紅葉します。 モミジの葉もそろそろ色変わりを始めるころですが,9月始めに除去されてしまったのでもう見ることはできません。 ※写真はクリックすると拡大します。 ■
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| 2016-09-28 18:00
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2016年 09月 26日
![]() 最初はフヨウかと思いましたが,葉脈の様子が違いました。アカメガシワ(赤芽柏)と教えていただきました。 新芽の時の葉は赤く,葉の形が柏に似ているので赤芽柏です。落葉高木で,樹高は5〜10メートルになるようです。 「近くの公園」横の歩車道境界ブロックの歩道側です。この夏に気づきました。近くの公園にはアカメガシワはありません。種子は一体度どこから飛んできたのでしょうか。それにしてもよくもまあ,アスファルトの隙間を見つけだしたものです。今年の6月に見たヨウシュヤマゴボウもそうでした。 雌雄異株で,6月頃に黄色い花を咲かせるようですが,来年のその頃まで除去されずに残っているでしょうか。 ![]() 大きさは長さ5~20センチ、幅5〜10センチ位です。 ※写真はクリックすると拡大します。 ■
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| 2016-09-26 18:00
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