タグ:7月の花の手帳 ( 89 ) タグの人気記事

2018年 07月 23日
素敵な副花冠,セイロンライティア
d0006690_1746969.jpgセイロンライティア キョウチクトウ科 ライティア属

セイロンライティアです。背丈は2メートルくらいにまでなるですが,これは園芸用でしょうか3センチほどの鉢植えです。

「セイロン」の冠から判りますが,スリランカ(旧国名はセイロン)原産です。

それで「セイロン・ライティア」の「ライティア」とはどんな花か検査してみましたが,出てくるのは「セイロンライティア」ばかりでした。

あるサイトに属名の「ライティア」はスコットランドの植物学者ウイリアム・ライト(1735−1819)への献名とありました,それで納得しました。

d0006690_17463537.jpg花径は2センチほどです。

属は違いますが,同じキョウチクトウ科だからでしょうか,キョウチクトウと同じように,素敵な副花冠です。

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by gakis-room | 2018-07-23 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)
2018年 07月 21日
菊ですが,舌状花はありません,ムギワラギク
d0006690_16154445.jpgムギワラギク キク科 ヘリクリサム属

「近くの公園」の花壇です。

花そのものが「ドライフラワー」みたいに乾燥した「麦藁」のようなのでムギワラギク(麦藁菊)です。

別名は属名から「ヘリクリサム」あるいは「帝王貝細工(ていおうかいざいく)」ですが,「帝王貝細工」という不思議な名前の由来は私には不明です。英語ではストローフラワーです。

オーストラリア原産で,背丈は1メートルほどになるようですが,これは矮性種のようでで30センチです。

d0006690_16161116.jpg花径は3センチほどです。

外側から徐々に花が開いて,最後にはポンポン咲きになりますが,ムギワラギクは筒状花のみで,周辺の花びらに見えるものは舌状花ではなく総苞片です。

総苞片を触ってみると,麦藁細工かどうかは別にして,確かにカサカサとした触り心地です。

花の形がきれいにそのまま残るので,ドライフラワーを作るのにも向いているそうです。ドライフラワーのムギワラギクはリースやキャンドルにも使用されています。

花の色と言っても総苞片のことですが,赤,ピンク,オレンジ,黄,白などがあります。中央の筒状花はいずれの場合も黄色です。

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by gakis-room | 2018-07-21 18:00 | 花の手帳 | Comments(2)
2018年 07月 20日
7月咲きのコギク(小菊)
d0006690_1614013.jpgコギク キク科

「7月咲きのコギク(小菊)」です。「近くの公園」の花壇です。

背丈は40センチ,花径は3〜4センチです。

菊は秋の花とばかり思っていました。しかし,菊苗専門の種苗会社,豊幸園の「菊名鑑」を見ると,「7月咲きシリーズ」だけではなく,12月〜1月に咲く「寒咲シリーズ」,「5月咲きシリーズ」,以下6月咲き,8月咲き,9月咲き,10月咲き,「11月咲きシリーズ」までがありました。

2月〜4月を除けば,ほぼ年中無休です。育種の技術の成果なのでしょうが,菊の季節感がなくなっていくように思われました。

それで,スーパーで年中無休で売られているキュウリ,トマトを思い出しました。こちらには色,形だけで味を感じません。

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by gakis-room | 2018-07-20 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)
2018年 07月 18日
蕾の花序の形が似ているから,パイナップルリリー
d0006690_18133679.jpgパイナップルリリー
ヒヤシンス科(ユリ科) ユーコミス属

パイナップルリリーです。これは英名です。開花前の蕾の花序がパイナップルに似ているのでこの名が付きました。別名はユーコミスです。こちらは属名からのようです。和名はホシオモト(星万年青)のようですが,馴染みはないようです。

「近くの公園」の花壇です。背丈は40〜70センチほどです。

中央アフリカ,南アフリカ原産で,日本へは明治末期に渡来していますが,余り知られませんでした。近年,交配種画できて人気が出てきたそうです。

d0006690_1814967.jpg蕾の花序です。確かにパイナップルに似ています。

花序は15センチ〜20センチほどです。長いものは40センチにもなるようです。

d0006690_1813495.jpg花径は2センチです。
花の色は薄黄以外に白,ミドリ,ピンク,薄紫があるようです。

蕾は下から上へと順番に咲いていきますが,上から下まで一斉に咲く種もあるようです。



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by gakis-room | 2018-07-18 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)
2018年 07月 13日
クグガヤツリです
d0006690_17102911.jpgクグガヤツリ カヤツリグサ科 カヤツリグサ属

クグガヤツリ(莎草蚊帳吊)です。昨日のカヤツリグサと同じく「近くの公園」です。

背丈は10センチほどです。背丈の割には茎の中央についた小穂の大きさが目立ちます。

クグは,海岸の湿り気のある草原に生えるカヤツリグサの仲間ですが,なぜ「莎草」なのでしょうか。「莎草」を「ささめ」と読めば,チガヤに似た草で,葉を編んで蓑やむしろにしたと言います。「しゃそう」と読めばカヤツリグサあるいはハマスゲの漢名です。

「クグ」は日本古来の呼び名なのでしょうか。ノウゼンカズラ(凌霄花)もそうですが,時々理解できない花名の漢字をみます。

d0006690_17105433.jpg苞葉は花序よりも遙かに長く伸びています。

小穂の長さは1〜2.5センチくらいで,扁平で黄白色を帯びています。

鱗片は広卵形で,長さ約2〜3ミリです。

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by gakis-room | 2018-07-13 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)
2018年 07月 12日
ありふれた草花ですが・・・,カヤツリグサ
d0006690_15393948.jpgカヤツリグサ カヤツリグサ科 カヤツリグサ属

珍しい草花ではなく,毎年「近くの公園」のあちこちで見られます。ですから,すでに記事にしているかと思いましたが,3日前のコマツヨイグサと同じように今回が初めてです。

名前の由来は,茎を両端から90度違えて裂くと四辺形ができますが,これを蚊帳(かや)に見立てました。私の虎が煙草を吸っていた頃,蚊帳は夏の必需品でしたが,環境衛生の大幅な改善と網戸の普及によって,今では死語に近いかのではないかと思われます。

カヤツリグサ属についてはこれまでメリケンガヤツリコゴメガヤツリシュロガヤツリチャガヤツリなどに出合っています。

d0006690_154022.jpg小穂は軸に斜開し,立体的につきます。鱗片は扁平で,小花が軸の左右に互生に付きます。

コゴメガヤツリに似ていますが、鱗片の先が尖り(コゴメガヤツリは丸味を帯びる),コゴメガヤツリより乾燥したところに生えます。また,花序は緑色から赤褐色に変化します。

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by gakis-room | 2018-07-12 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)
2018年 07月 09日
今更ですが,コマツヨイグサ
d0006690_1611021.jpgコマツヨイグサ アカバナ科 マツヨイグサ属

コマツヨイグサ(小待宵草)です。
北アメリカ原産で,1910年代に移入されて以来,本州以西に広く定着しているとのことです。

コマツヨイグサは「花の名前を知りたい」と思い始めた頃に,「近くの公園」で出会いました。その時は花の名前を知る方法もよくわからないまま,「昼咲き待宵草」と適当に決めましたが,コメントで「コマツヨイグサ」と教えていただきました。2007年の4月のことです。

「近くの公園」では,毎年春から夏にかけてよく見られます。群れを見ることもありました。今ではすっかり馴染みの花ですが,なぜかこれまで「科」,「属」を挙げて記事したことがありませんでした。

d0006690_1612443.jpg花径は1〜2センチです。

背丈は10センチくらいです。茎は斜上または匍匐して基部からよく分岐し,しばしば地表にマット状に広がります。茎の長さは20〜30センチです。

花の大きさも背丈も「マツヨイグサ」よりも小型なので「小・待宵草」です。

1日花で,昼過ぎには萎んで赤くなります。

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by gakis-room | 2018-07-09 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)
2018年 07月 07日
再々再復活したアカメガシワ
d0006690_16211347.jpgアカメガシワ トウダイグサ科 アカメガシワ属

「近くの公園」横の歩車道境界ブロック脇のアカメガシワ(赤芽柏)です。背丈は15センチほどです。

アカメガシワは生命力の強い木のようです。このアカメガシワはこれまでに3度消滅し,そのたびに復活してきました。今回が4度目の復活です。

この場所のアカメガシワについて初めて書いたのは2年前の9月の末でした。背丈は70センチほどに成長していました。しかし,公園の除草の折りでしょうか,いつのまにか根元から伐採されてしまいました。



【アカメガシワの消滅と復活の記録】
2017年6月5日 アカメガシワ,復活 
  伐採された根元から2本の枝が出て,60センチにまでなりました。

2017年7月18日 「アカメガシワのその後と雄花」 
  アカメガシワは生育の早い樹木のようです。1か月半で倍の120センチにもなりました。

2017年8月10日 「哀れ,アカメガシワ」 
  誰のいたずらでしょうか。根元から折られてしまいました。

2017年10月5日 「再復活したアカメガシワ」  
  根元から折られた茎は切断されましたが,そこからひこばえが3本見られました。しかし,大きく成長することな
  く,自然に枯れてしまいました。

2018年 04月 05日 「再々復活したアカメガシワ」
  今年の4月に再々復活しましたが,20センチほどになったところで,今回も自然に枯れてしまいました。

そして,今回の「再々再復活」です。どこまで成長するのでしょうか。

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by gakis-room | 2018-07-07 18:00 | 花の手帳 | Comments(2)
2018年 07月 03日
20センチほどの大輪です,タイタンビカス
d0006690_15214988.jpgタイタンビカス アオイ科 フヨウ属

「近くの公園」の花壇です。タイタンビカスが咲き始めました。3株ほど鉢植えされていますが,そのうち2株で開花です。

背丈はどれも1mほどですが,2m近くになるとのことです。

タイタンビカスはアメリカフヨウとモミジアオイとの交配種です。赤塚植物園によって育種されました。

タイタンビカスの名前は,花の大きさから「タイタン」(オリンポスの神々に先行する古代ギリシアの巨体を持つ神々)にちなみ,花の形がハイビスカスのようなところから名付けられました。

アメリカフヨウも15cmほどの大きな花ですが,タイタンビカスの花は25cm以上,21〜22cm,20cm程度,18cm程度と多様です。

d0006690_1522986.jpg花径は20cmほどです。

花は1日花ですが,毎日のように開花します。ムクゲを見ることはできなくなりましたが,代わって3種類のタイタンビカスを毎朝見ることができます。

宿根草ですが,これは鉢植えですから,花期が終わるとかつてのアマリリスのように撤去されるかと思います。地植えなら毎年見ることができますが,鉢植えなのが少し残念です。

フヨウとムクゲの花はよく似ていますが,雄しべと雌しべにはっきりとした違いがあります。

タイタンビカスはそのなりたちからフヨウと同じように雄しべが一つ一つ分かれていて,雌しべの柱頭は上向きに曲がり,先端は5裂します。

d0006690_15222751.jpgこちらも花径は20cmほどです。


赤塚植物園のホームページで紹介されているタイタンビカスが咲いている「全国の公園の一覧」です。


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by gakis-room | 2018-07-03 18:00 | 花の手帳 | Comments(2)
2017年 07月 31日
フヨウ(芙蓉)の季節
d0006690_1519575.jpgフヨウ アオイ科 フヨウ属

フヨウをあちこちで見かけるようになりました。フヨウの開花時期は7月〜10月ころです。同じアオイ科フヨウ属のムクゲとほぼ同じ時期ですが,フヨウの方が少し遅くまで咲いています。

フヨウと言えばこれまでに,「スイフヨウ(酔芙蓉)」「アメリカフヨウ」「タカサゴアフヨウ(高砂芙蓉)」に出会ってきました。

他に「タイタンビカス」があります。日本で作出された園芸品種でアメリカフヨウとモミジアオイの交配選抜種ということです。花径は15〜25センチほどといいますから,アメリカフヨウよりも大型です。いつか出会えればと思っています。

d0006690_15193050.jpg今年もU字溝にフヨウが育っています。

このU字溝のフヨウについて「フヨウ(芙蓉)の生命力」として記事にしたのは3年前の10月でした。

その時は立派な花が咲ていましたから,すぐに気づきましたが,その後はほとんど気に留めてきませんでした。花を見ることがなかったからかも知れません。

このフヨウもいつか溝さらい等によってなくなってしまうのでしょうが,今年は花を見てみたいと思いました。


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by gakis-room | 2017-07-31 18:00 | 花の手帳 | Comments(2)