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2008年 05月 24日
ワスレナグサ(勿忘草)
d0006690_20573019.jpgムラサキ科属 ワスレナグサ属

英名と和名と花言葉「私を忘れないで」が一緒という珍しい花です。名前のよく知られた花ですが,実物を初めて見ました。「例の田舎道」です。

7〜8mm位の小さな花です。この歌にまつわる伝説のせいでしょうか,花言葉には「真実の恋」,「真実の愛」もあるようです。しかし,私には「オオイヌノフグリ」の方がずっと可憐に見えます。

可憐さではキュウリグサだって負けていません。すべてネーミングの故のようです。

思い出しました。60年代にはやった歌に「忘れな草をあなたに」というのがありました。梓みちよ,倍賞智恵子あたりが歌っていたように思います。

  別れても別れても 心の奥に
  いつまでも いつまでも
  憶(おぼ)えておいてほしいから
  幸せ祈る言葉にそえて
  忘れな草をあなたに あなたに

こんな形で花を贈られた,と言うよりも,ここに至る状況は私にはありませんでしたが,こんな形で花を贈られたら「嫌み」だけが残ってしまうな,と思います。

もっとも,「着てはくれないセーターを寒さこらえて編んで」いる「冬の宿」の怨念に比べれば,私には耐えられそうです。

シャキッとしない日は続いています。
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by gakis-room | 2008-05-24 21:00 | 花の手帳 | Comments(4)
2008年 05月 19日
きょうは「野の花記念日」です
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きょうは「野の花記念日」です。私が勝手に決めました。

私は花の名前を何も知りませんでした。しかし,昨年の春,突然に野の花の名前を知りたいと思うようになりました。花の名前を知っていたら,景色はもっときれいに見えるかもしれない,とも思いました。「色別 野の花図鑑」も買い求めました。

ブログに花の記事が多くなってきたので,カテゴリに「花の手帳」を加えました。昨年の5月19日のことです。それから1年が経過した,きょう,5月19日を「野の花記念日」としました。

「近くの公園」では四季を通してたくさんの草花が咲きます。また,週に2度歩く「例の田舎道」でも多くの草花はみられます。「『野の花記念日』2009祝祭」まで,いくつの草花が見えるようになるか,楽しみです。
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by gakis-room | 2008-05-19 06:09 | 花の手帳 | Comments(14)
2008年 05月 15日
アスファルトに咲く待宵草
d0006690_6545753.jpgマツヨイグサ アカバナ科 マツヨイグサ属
マンション横の駐車場の片隅のアスファルトに咲いています。同じ場所でマツヨイグサ始めて見たのはを見たのは昨年の10月25日でした。

その時は1株だけでしたが,今年は3株ほどで,株も昨年に比べると遙かにがっちりとしています。

竹久夢二が「宵待草」と詠ったのはこのマツヨイグサで,太宰治が「富士に似合う」とした「月見草」はオオマツヨイグサなんだそうです。

あるサイトに,マツヨイグサは「昭和の中期頃までは荒地や河原などで広く見られたが,以後オオマツヨイグサやメマツヨイグサなどが広がるにつれ,急速に少なくなった」とありました。

マツヨイグサ…咲き終わると赤くなり,
オオマツヨイグサ…多少赤味がかるとはあっても赤くはならない
メマツヨイグサ…葉は明瞭な鋸歯が多数

駐車場の花はマツヨイグサかと思います。写真は今朝の午前5時前のものです。昨日の夕方には咲いていましたから,誰にも見られることなく夜通し咲いていたことになります。

なお,マツヨイグサ属の標準和名では,黄花を咲かせる系統をマツヨイグサ(待宵草),白花を咲かせる系統をツキミソウ(月見草)と呼び,赤花を咲かせる系統はユウゲショウ(夕化粧)などと呼んで区別しているとのことでした。

それにしてもこの花,「マツヨイグサ」というか細い名前なのに,アスファルトに花を咲かすとは大した生命力,繁殖力です。
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by gakis-room | 2008-05-15 06:59 | 花の手帳 | Comments(2)
2008年 05月 13日
ウシハコベです
d0006690_818921.jpgウシハコベ ナデシコ科 ハコベ属
「例の田舎道」で見ました。3月4日のコハコベと同じように,花弁は10枚にみえますが,5枚の1つ1つが深く2つに分かれた5弁花です。

花大きさは1cm位で,葉も5cm以上です。ハコベよりも大きいので「牛」の名がつきました。

花は春に多いものの,花期は4〜10月頃だそうですから年中見られるとのことです。

写真ではよく分かりにくいののですが,ハコベ属は雌しべの柱頭が3本に分かれており,5本に分かれている点ので,ウシハコベ属にとする見解もあるようです。
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by gakis-room | 2008-05-13 08:14 | 花の手帳 | Comments(4)
2008年 05月 11日
可愛くても「強害草」なんだって,ハタケニラ
d0006690_11531676.jpgハタケニラ
ユリ科 ステゴビル(捨て小蒜)属

名の由来は不明ですが,葉がニラ(韮)に似ていて畑に生えるからと考えられているようです。ニラの名前が付いていますが,ニラはネギ属ですから,別種のようです。

すらっと伸びた茎の上部に1cm位の白い花を10前後咲かせるとありましたが,「近くの公園」のものは1〜5つです。先月末の除草を免れたのか,その後に顔をだしたのかは不明です。

花びらは午前中は半開きで,午後には全開します。このかわいらしさにもかかわらず,農業に従事する人からは,繁殖力が非常に強く,一端侵入を許すと駆除が困難となる「強害草」として忌み嫌われているそうです。

理由は,地下茎に大量の鱗茎(タマネギ,ニンニクがその典型)を形成,この鱗茎1つ1つから容易に再生するため,雑草として処理する際にはこれを全て回収しないといずれ再生します(したがって、地上部を刈り取っても意味が無い)。

また,この鱗茎は1粒が小さくポロポロとこぼれやすいので除去の際に飛び散りやすく,下手に除去しようとすると大繁殖を許してしまうことになる,からだそうです。

北アメリカ原産。渡来時期は明治の中期とされています。園芸種が移出して,近年では全国に広がっているそうです。

確かに公園では2箇所でたくさん顔を出していました。来年はもっと多くなるのでしょうか。
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by gakis-room | 2008-05-11 11:53 | 花の手帳 | Comments(4)
2008年 05月 10日
きれいなネーミング,ストロベリーキャンドル(紅花詰め草)
d0006690_14212867.jpg「例の田舎道」で見ました。ストロベリーキャンドルと教えていただきました。

マメ科,シャジクソウ属ですから,シロツメクサ,アカツメグサの仲間です。和名はベニバナツメクサ(紅花詰め草)です。

写真では細長い花序ですが,調べてみるとちょうど「苺」を逆さにしたような写真が多くありました。これがストロベリーキャンドルの命名の由来です。よく熟れているというか,鮮やかな赤色です。

他に,クリムソンクローバー,オランダレンゲなどの名があるようです。

【追記】 「花盗人」
今朝,昨日に書いた「オオツルボ」の花笠を見に行きました。なんと!,2本とも茎の途中から切り取られていました。切り口から見て,悪戯ではなく,花を生けるためです。なんとも,はや,ため息。
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by gakis-room | 2008-05-10 14:21 | 花の手帳 | Comments(2)
2008年 05月 09日
まもまく花笠になります,オオツルボ
d0006690_8515336.jpgオオツルボ(大蔓穂)
ユリ科 ツルボ属

学名より「シラー・ペルビアナ」で呼ばれることも多いそうです。秋の野に咲く「ツルボ」よりも大型なので「オオツルボ」です。

「近くの公園」は先月末にきれいに除草されて,野花の類はすっかり少なくなりました。このオオツルボは園芸種のためでしょうか,それとも,公園も片隅にあったので見逃されたのでしょうか。

いよいよ花盛りです。背丈は40cm位です。拳よりも2回り小さい蕾の固まりの下方から濃い紫の花を咲かせていきます。

写真は5月7日のものです。今週末には,文字通り花の笠ができそうです。
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by gakis-room | 2008-05-09 08:52 | 花の手帳 | Comments(2)
2008年 05月 06日
1mm程の花です,ヤエムグラ
d0006690_10293461.jpgヤエムグラ(八重葎) アカネ科 ヤエムグラ属
「近くの公園」は先月29日に大々的な除草がされてほとんどの野草は刈り取られてしまいました。そんななかで,公園の入り口の隅のフェンスに残されていました。

花は白色の4弁で,1枚は1mm位の小さなもので,気を付けて見ないと見逃してしまいそうす。

「八重」の名は花ではなく,葉を1ヶ所から6〜8枚輪生するところに由来します。葉は細長く被針形で裏側に少し粘りけがあります。茎には逆向きに小さな棘があります。

この棘があることによってお互いが寄り添いあったり,あるいは他の植物にも寄り添って立ち上がっており,自らの茎で立ち上がることはできないそうです。

そんなヒョロヒョロでも,繁ったかたまりの背丈は50cm程はありましたから,したたかと言えばしたたかです。

花の下に2mm位の丸い玉が2個横にならんでいます。これは子房でこれが大きくなり果実になります。果実には荒い毛が生えており、「ひっつき虫」系で,動物の毛などにくっついて散布されます。
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by gakis-room | 2008-05-06 10:30 | 花の手帳 | Comments(6)
2008年 05月 04日
どっちなのか,タチカタバミとオッタチカタバミ
※タチカタバミとオッタチカタバミについて,以下に書き直しました。(2018年4月26日)
 「オッタチカタバミとタチカタバミの違い」

d0006690_237559.jpg時々,どうなっているんだと思う花の名前に出会います。昨年の11月 17日に書いた「キダチ」チョウセンアサガオと「コダチ」チョウセンアサガオもそうでした。

「タチカタバミ」と「オッタチカタバミ」もそうです。どちらも当然のことですが,カタバミ科カタバミ属です。カタバミと違って茎が地を這わないで,立ち上がることから,「タチ…」,「オッタチ…」と名付けられたようです。

どちらも普通のカタバミに比べると,葉がやや大きめの他は,花の形も色合いも大きさも区別が付きません。

問題は「タチ…」と「オッタチ…」の違いです。学名は違っています。
オッタチカタバミ
    Oxalis stricta
タチカタバミ
    Oxalis corniculata f. erecta
カタバミ
    Oxalis corniculata



私が知り得た違いは,次の2点です。
 (1)オッタチカタバミは花後に果柄が下垂する
 (2)オッタチカタバミは根が浅く簡単に抜ける

写真は「タチカタバミ」だと思われます。「近くの公園」です。背丈は見た目には20センチ位ですが,引っ張ってみると30センチ位になりました。花後の果柄は立っています。しかし,抜いてみたら,簡単に抜けました。

どうなっているの,と思ってしまいます。
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by gakis-room | 2008-05-04 17:28 | 花の手帳 | Comments(6)
2008年 05月 01日
「ジュウニヒトエ」ではありません,「セイヨウジュウニヒトエ」でした
d0006690_1761360.jpgこの花を昨年の4月22日に「ジュウニヒトエ」としましたが,「セイヨウジュウニヒトエ」の間違いでした。「近くの公園」でもたくさん咲いています。

ジュウニヒトエもセイヨウジュウニヒトエも,ともにシソ科キランソウ属で,よく似ていますが,花の色が違います。

  ジュウニヒトエ   薄紫色
  西洋ジュウニヒトエ 濃い紫色

他の違いとして,まだ実物は見ていませんが,ジュウニヒトエは全体が白っぽい毛に覆われているようです。しかし,セイヨウジュウニヒトエにはありません。

昨年の記事で,「ジュウニヒトエ(十二単衣)」という命名の由来は花がいくつも重なっている様からのようですが,色からは違和感があります」と,書きましたが,ネットで「ジュウニヒトエ」の写真を見る限りでは,宮中女官の正装である「十二単」との見立てには大きな違和感はありません。

この2つによく似た花にキンランソウがありますが,こちらは花の階層を作らないようです。
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by gakis-room | 2008-05-01 17:06 | 花の手帳 | Comments(0)