人気ブログランキング |
タグ:5月の花の手帳 ( 195 ) タグの人気記事

2019年 05月 30日
花の色は紫色ではありません,白色です,ハナハマサジ
d0006690_18262242.jpgハナハマサジ(花浜匙) イソマツ科 イソマツ属

「近くの公園」です。背丈は40〜60センチほどです。扁平で翼のある花茎の先端に円錐形の花序を付けます。

「花浜匙」とは珍しい和名です。元々の ハマサジは葉が長楕円状の匙に似ており,浜辺に咲くので「浜匙」です。ハマサジとは花はよく似ていますが,こちらの葉は披針形です。また,名前に「花」がついたのはハマサジに比べて花が多いからでしょうか。

旧属名(学名)が「スターチス」(新属名はリモニウム)でしたから,今でも園芸名は「スターチス」で流通しているようです。

d0006690_18263637.jpg紫色の花に白色の花が混じっているように見えますが,紫色は花弁ではなく,萼です。

花弁は萼の中にある白色です。5弁ですが,基部では一つにまとまっています。
花径は5ミリほどです。

白色の花弁は咲くとすぐに落ちてしまいますが,紫色の萼は色あせせず,長持ちするので,ドライフラワーによく利用されるようです。

萼の色は青の他に白,赤,橙,黄,ピンクなどがあります。


※写真はクリックすると拡大します。


by gakis-room | 2019-05-30 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)
2019年 05月 28日
ナツグミの実です
d0006690_13503859.jpgナツグミ グミ科 グミ属

「近くの公園」です。ナツグミの実が一杯です。

「近くの公園」のナツグミの花に気づいたのは2017年の4月の末でした。その時,ナツグミの名前の由来を「夏に赤い実」を付けるからと知りました。その年も昨年も実のことをすっかり忘れていました。

春に実るナワシログミ,秋に実るアキグミもあるようです。

2年前に,
  漢字では「夏・茱萸」とかきますが,ナツグミの別名は
  「ヤマグミ(山茱萸)」です。しかし,全く別の植物に
  サンシュユ(山茱萸)があります。この違いは何なので
  しょうか,
と疑問に思いました。
d0006690_13504577.jpg

こんないきさつのようです。

「茱萸(シュユ)」は元々中国にあった植物のようですが,サンシュユあるいはゴシュユ(呉須臾)のようです。どちらも秋に赤い実を付けます。

日本ではサンシュユをグミと間違えたようです。旧暦9月9日は「重陽の節句」です。この節句に中国ではシュユをもちいましたが,日本ではグミを持ちいたそうです。

なお,サンシュユは江戸時代に伝わりました。

ナツグミの実の仲佐は1.5センチくらいです。

※写真はクリックすると拡大します。


by gakis-room | 2019-05-28 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)
2019年 05月 27日
多様な桑の葉の異形
d0006690_15352224.jpg
ヤマグワ(山桑) クワ科 クワ属

「近くの公園」です。背丈は4メートルほどの木です。

この木は公園の除草の折に,何回も根元から刈り取られてきましたが,その都度,短期間に成長してきました。

花を見たことがありませんでしたから,何の木かなと気になることはありましたが,そのままでした。


d0006690_15354269.jpg
近寄って葉を見るとどうも山桑のようです。

以前も「近くの公園」でヤマグワを見ています。この場所ではなく,池の南側の斜面でした。6年前の5月でした。

その時,クワの葉の切れ込みには,5裂している葉,3裂している葉,切れ込みのないものの3種類があり,それを「異形葉」と知り,「クワの葉の不思議」として書きました。

クワの葉の異形葉は3種類ではなく,切れ込み方はとても多様です。左の写真の葉は切れ込みが左右に分かれているものです。多様性の典型でしょうか。

d0006690_15360260.jpg多様なクワの「異形葉」ですが,ほとんどの枝の先端の葉には切れ込みはありませんでした。単なる偶然なのか,それとも何らかの理由があるのかは私には不明です。

ところで,山桑は雌雄異株で,4月〜5月頃に花を咲かせるそうです。近寄って見ても花の痕跡も,実もありませんでした。目立たない花のようです。

ヤマグワとわかりましたから,来年こそは花を是非見てみたいと思っています。



※写真はクリックすると拡大します。


by gakis-room | 2019-05-27 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)
2019年 05月 23日
ナヨクサフジの群生です
※写真はクリックすると拡大します。
d0006690_09560009.jpgナヨクサフジ(弱草藤) マメ科 ソラマメ属

ナヨクサフジの群生です。ナヨクサフジに初めて出合ったのは9年前の5月3日でした。その時は広い空き地に一株だけが横たわっていました。それがいかにも「ナヨ(弱)っ」という感じでした。

今回は群生です。「ナヨ(弱)」とはほど遠く,小川の土手一面に20メートルくらいの長さはありました。

d0006690_09561009.jpg
花の付き方です。1.5センチほどの花が10数個,一方向に付いています。



d0006690_09572229.jpg
d0006690_11154408.jpg 【ナヨクサフジとクサフジの違い】
まだ未見ですが,クサフジとはよく似ているそうですが,違いは花の形と付き方です。

ナヨクサフジは,旗弁の舷部(a)の長さが旗弁の爪部(筒の部分,b)の長さ半分程度(a:b=1:2)です。クサフジ1:1ほどのようです。

またナヨクサフジは萼筒の後頭部(黄色の円)が花柄より後ろに突き出していますが,クサフジには突き出しはないようです。

d0006690_09580433.jpg花の正面からです。高さは5ミリほどです。

マメ科ですから,立ち上がった旗弁,左右の翼弁,下部の舟弁(竜骨弁)があります。




by gakis-room | 2019-05-23 18:40 | 花の手帳 | Comments(0)
2019年 05月 20日
初めてのシャクヤク
d0006690_14033224.jpg シャクヤク(芍薬) ボタン科 ボタン属

「立てば芍薬,座れば牡丹…」と,よく知られた花ですが,8日の「シャクナゲ」 と同じように,これが私には初見です。

原産地は中国,朝鮮半島です。日本へは平安時代以前に渡来しているようです。

その日本を含めて多種の園芸種がつくりだされています。大別とすると「和シャクヤク」と「洋シャクヤク」になるようですが,私にはその違いがわかりません。

ボタンと同じボタン属ですから,ボタンによく似ています。

違いと言えば,シャクヤクは「草」,「宿根草」ですから,冬には根だけを残して枯れます。ボタンは「木」,古代中国では「木芍薬」と呼ばれていたようですが,落葉低木です。

見た目の大きな違いは葉でしょうか,シャクヤクの葉は光沢があり,ボタンと違って切れ込みはありません。

d0006690_14034346.jpg花径は8〜10センチほどの大輪です。







※写真はクリックすると拡大します。


by gakis-room | 2019-05-20 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)
2019年 05月 19日
きょうは野の花記念日
きょうは第12回目の「野の花記念日」です。今夜は満月,月の出は19時17分。きょうは陰暦4月15日ですから,満月と十五夜が重なりました。しかし,夕方からは少し雲が出てきましたから,満月を見ることはできるかどうかは微妙です。
d0006690_09000260.jpg
制定のいきさつです(以下,昨年の再掲です)。
私は花の名前を何も知りませんでした。知らなかったと言うよりも花には少しも関心がありませんでした。ある日,ボケの花がきっかけとなって,花の名前を知りたいと思いはじめました。そして,「花の名前を知っていたら景色はもっと美しいのに」としみじみと思うようになりました。2007年の4月のことです。ブログに花の記事を書くようになったのはそのころからのことです。

2007年5月19日,花の記事が多くなったので,カテゴリに「花の手帳」を加えました。そして翌年,「花の手帳」1周年の5月19日を「野の花記念日」と名付けました。

by gakis-room | 2019-05-19 18:00 | 花の手帳 | Comments(2)
2019年 05月 17日
ニオイバンマツリが盛りです
d0006690_16043279.jpgニオイバンマツリ ナス科 ブルンフェルシア属

ニオイバンマツリ(「匂蕃茉莉」)です。「ニオイバンマツリ」 との出会いは3年前の5月の初めでした。その時の花はそれほど多くありませんでした。

花の盛りの時に見てみたいと思いましたが,すっかり忘れていました。

ちょうど今が花の盛りのようです。たくさんの花を付けています。花の色は時間の経過と共に紫から白へと変化していきます。

d0006690_16044432.jpg
花径は2センチほどです。


※写真はクリックすると拡大します。


by gakis-room | 2019-05-17 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)
2019年 05月 16日
細く白い5弁が素敵です,ミツバシモツケ
d0006690_17254244.jpgミツバシモツケ バラ科 ギレニア属

ミツバシモツケ(三葉下野)と教えていただきました。北アメリカ原産です。

「シモツケ」の名がついていますが,「シモツケ」 とは別属です。こちらはギレニア属(あるいはミツバシモツケ属)ですが,シモツケはシモツケ属です。

また,別名を「シモツケソウ」とも言うようですが,シモツケ属に「シモツケソウ」があり,紛らわしいです。

背丈は60センチくらいです。少し鋸歯のある三出複葉の葉が「三つ葉」の由来でしょうか。


d0006690_17255309.jpg
赤味を帯びた茎の先に白い5弁の花を咲かせます。

花径は3センチほどです。細い5枚の花弁が風に揺れる様子なかなかのものです。

盛りの前なのか花の数が少な目ですが,大株になるとたくさんの花を次々に咲かせるようです。


※写真はクリックすると拡大します。


by gakis-room | 2019-05-16 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)
2019年 05月 14日
和名はオオヒエンソウ(大飛燕草)です,デルフィニウム
d0006690_08594790.jpgオオヒエンソウ キンポウゲ科 オオヒエンソウ属

デルフィニウム,和名はオオヒエンソウ(大飛燕草)です。「近くの公園」です。

ヨーロッパ,北米,アジア原産で,背丈は50〜100センチほどです。

葉の裂け方は,上部比べて下部の方が鈍いようです。

ほとんどそっくりな花に「ラークスパー,和名はヒエンソウ(飛燕草)」がありますが,ネットでは区別されないまま,どちらも「デルフィニウム」・「ヒエンソウ」です。ヒエンソウはヒエンソウ属です。1番の違いは葉にあります。ラークスパー(ヒエンソウ)の葉はコスモスのように細かく裂けています。

【学名】
 ・オオヒエンソウ Delphinium cultorum
 ・ヒエンソウ   Consolida ajacis

d0006690_08595186.jpgこうした混同は,ラークスパー(ヒエンソウ)がかつてはオオヒエンソウ属とされていたことからのようです。

花径は2センチほどです。

花の色は他に青,ピンク,黄,白などがあるようです。





※写真はクリックすると拡大します。


by gakis-room | 2019-05-14 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)
2019年 05月 13日
和名は「イロマツヨイ」です,ゴデチア
d0006690_08285251.jpg ゴデチア アカバナ科 ゴデチア属

ゴデチアと教えていただきました。「近くの公園」です。

北米西海岸の原産ですが多くの園芸品種が作り出されているようです。

和名は「イロマツヨイ(色待宵)」あるいは「イロマツヨイグサ(色待宵草)」です。花の形が同じアカバナ科のマツヨイグサに似ており,花の色が豊富であるところからのようです。

背丈は50センチほどです。15〜20センチの矮性種もあるようです。
d0006690_08290793.jpg花径は5センチほどです。4枚の花弁は薄く,光沢があります。

花の色は緋紅色の他,ピンク,オレンジ,白,紫,複色咲きなどがあるようです。





d0006690_08292030.jpg上部の葉は4センチほどの披針形で,少しうねりがありますが,下部は2センチほどで矢車になっています。

d0006690_08310386.jpgピンクの複色咲きです。







※写真はクリックすると拡大します。


by gakis-room | 2019-05-13 18:00 | 花の手帳 | Comments(2)