2019年 11月 03日
ラグビーワールドカップ2019・日本大会は大成功だったようです。オールブラックスから始まった試合終了後の観客への「お辞儀」の挨拶の広がりを含めて,何よりも「にわかファン」の功績であったように思われます。 延べ観客数 170万4,443人 1試合平均 37,877人 ファンゾーン 113万7,000人 私も,テレビ中継が合った31試合,NHKの14試合と日本テレビの19試合(開会式直後の日本対ロシア戦と決勝戦は重複放送)に明け暮れました。 きょうは余韻に浸っています。 【優勝カップ,ウェブ・エリスカップ】 ラクビーワールドカップ2019は南アフリカの3大会振り3回目の優勝で終わりました。 イングランド優勢の声も事前には聞かれましたが,南アフリカのフォワードとディフェンスの強さがイングランドを圧倒し,32ー12の大差となりました。 それにしても南半球のラグビーの強さが際立ちます。 【9大会の優勝回数】 南アフリカ 3回(1995,2007,2019) ニュージーランド 3回(1987,2011,2015) オーストラリア 2回(1991,1999) イングランド 1回(2003) 写真は富士山頂に置かれたウェブ・エリスカップ(大会マスコット「レンジー」の公式Officialから) 【ニュージーランドの敗戦とマスコミの嘆き】 優勝候補の筆頭にあげられていたニュージーランドは準決勝でイングランドに敗れ去りましたが,ニュージーランドのマスコミは悲嘆にくれました。 左はニュージーランドのオークランドを中心に発行されている「ニュージーランド・ヘラルド」紙の日曜版(朝日新聞デジタル版より)です。 一面は題字と広告を除いて全面を黒で塗りつぶし,中央に白抜きで小さく「オールブラックスのワールドカップは終わった。もし,もっと読みたければスポーツ面へ」と書かれています。 【オールブラックスのジャージの地紋】 地元紙を嘆かせたオールブラックスでしたが,3位決定戦ではいくつかのミスもありましたが,ウェールズを圧倒して,貫禄を示しました。 左はオールプラックスのジャージです。単なる黒のモノカラーではなく,シルバー・ファーンの地紋が施されています。 少し見にくいですが,右袖には金色でウェブ・エリス杯とその下に優勝年の1987,2011,2015が点けられています。 【レフリーのユニフォーム】 レフリーのユニフォームにも地紋があります。 胸と背中に「青海波」が施されています。 【国歌を歌うエスコートキッズ その1】 1日のニュージーランド対ウェールズ戦です。 ニュージーランドの国歌の演奏時に,選手だけでなくエスコヘートキッズもまた口を動かしていました。 おそらくはニュージーランド国歌を歌っていた思われます。国歌終了後に左のニュージーランド主将は少し屈んで,少年の顔を見ながら笑顔で何か語りかけていました。 【国歌を歌うエスコートキッズ その2】 こちらは同じ試合のウェールズのエスコートキッズです。 いまにも聞こえそうな位に大きく口を開けて歌っています。 この試合に限らず,多くの試合にも同じ光景があったかと思われます。エスコートキッズのこの振るまいもまた各国選手にとって日本大会への特別な思いを禁じ得なかった思われます。しかし,テレビ中継ではほとんど映されることはなかったようです。 【上皇夫妻の観戦】 ご夫妻は,2016年6月の日本対スコットランド戦も観戦されています。 【ウェールズの感謝の全面広告】 3位決定戦に敗れたウェールズですが,ウェールズラグビー協会は,翌日の2日,毎日新聞(西部本社版)の朝刊に全面広告を掲載しました。 「北九州市民のみなさまへ」と題された広告は,ウェールズを応援するファンや選手と交流するファンの様子など28枚の写真で構成し,ウェールズカラーの赤で加工,白文字で市民への謝辞が述べられています。 ウェールズは北九州市で事前キャンプを張りましたが,その公開練習に1万5千人が集まり,観客の少女たちがウェールズのアンセム(国歌・応援歌)を合唱するなどの歓迎をしています。このことがイギリスでも報じられて反響を呼びました。 【微笑む稲垣選手】 「笑わない男」として,稲垣選手は女性人気のトップとか。 かすかに微笑んだアイルランド戦の後の稲垣選手を10月25日の神戸新聞が掲載しました。 #
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| 2019-11-03 18:00
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2019年 11月 02日
10月は日照時間の少ない月でしたが,10月末からはよく晴れています。 10月29日 0.0時間 10月30日 6.0時間 10月31日 7.2時間 11月になっても晴れは続いています。 11月1日 7.9時間 11月2日 10.0時間きょうの10.0時間の日照時間は11月としては観測史上3位の多さです。 きょうの最高気温は20.3度,平年より1.0度しか高くはありませんが,よくよく晴れましたから「小春日和」です。 「小春」は陰暦10月の異称,きょうは陰暦10月6日です。
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| 2019-11-02 18:00
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2019年 11月 01日
9月は最高気温,最低気温,平均気温とも9月としての観測史上1位でしたが,10月も引き続いて気温の高い10月でした。最高気温は観測史上3位でしたが,最低気温と平均気温は観測史上1位でした。 特に最低気温は8月から3か月連続で観測史上1位であるばかりでなく,昨年の3月以降,20か月連続で平年を上回っています。 このように暖かい10月でしたが,「爽やかな日」はそれほどありませんでした。 1か月の降水量は観測史上3位となる多さでした。降水量が0.1ミリ未満の場合は「降水量0.0」と記録されますが,0.1ミリ以上観測された日は13日でした。記録にはならない0.1ミリに満たない日=0.0の日は8日ありましたから,月の3分の2は雨が降ったことになります。 それだけ月の日照時間も観測史上10位となる少なさでした。日照時間の月平均は4.4時間〜5.0時間ですが,月平均以上に日照時間あった日は12日どまりでした。 【10月のいろいろある】
【月として】 ・最高気温の高さ 23.9度 3位タイ ・最低気温の高さ 15.7度 1位 ・平均気温の高さ 19.3度 1位 ・真夏日の多さ 1回 4位タイ ・夏日の多さ 11回 5位タイ ・日照時間の少なさ 112.2時間 10位 ・降水量の多さ 279.0ミリ 3位 【日として】 ・1日 最高気温の高さ 32.0度 1位タイ ・9日 日照時間の多さ 10.8時間 4位 ・12日 日降水量の多さ 112.5ミリ 3位 ・12日 24時間降水量の多さ 119.0ミリ 3位 #
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| 2019-11-01 18:00
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2019年 10月 31日
フウセントウワタ ガガイモ科 フウセントウワタ属 「近くの公園」です。 フウセントウワタ,漢字では「風船唐綿」です。名前の由来は,刺をつけた「風船」形の種子から「トウワタ(唐綿)」のような綿毛がつく所からのようです。 しかし,トウワタは熱帯アメリカ原産,フウセントウワタは南アフリカ原産で,古代中国の「唐」とは関係ありません。「唐」は「外国から来た」の意味合いかと思われます。 背丈は70〜80センチほどですが,2メートルくらいにまでなるようです。下段の葉は落ちてしまうのでしょうか,中段から上に細い葉を付けています。 下向きに咲く花の大きさは1センチほどです。 白い5枚の花弁は反り返り,突き出ている紫色の部分は副花冠です。 トウワタの花弁は赤色で,副花冠は黄色または橙色です。 ほぼ正面から見た花です。 副花冠には蜜がたまるので蟻が寄ってくるようです。 副花冠に囲まれた中央にあるのは雄しべと雌しべが合着した蘂柱です。頂部は平らで柱冠と呼ばれています。 果実です。2センチほどの球形ですが,さらに成長すると,ラグビーボールに似た楕円型となり,大きさも数センチほどになります。その頃になると色は茶色になるようです。 なお,刺は柔らかく痛くありません。独特な形のゆえでしょうか,果実は活け花に使われるようです。 ※写真はクリックすると拡大します。
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| 2019-10-31 18:00
| 花の手帳
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2019年 10月 30日
黄砂です。 黄砂は3月から5月に多く観測されますが,時々ですが「10月ー12月」2も観測されます。この前の観測は2013年10月12日でしたから,6年振りの「10月ー12月」の黄砂です。この時は奈良では観測されていませんでした。
「10月ー12月」の奈良での直近の黄砂の観測は2010年12月24日でしたから,きょうの黄砂は9年振りとなります。 今年の春にも奈良での黄砂の観測はありました。4月16日,17日でしたが,気づきませんでした。 #
by gakis-room
| 2019-10-30 18:00
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