カテゴリ:花の手帳( 1231 )

2017年 10月 15日
ハクチョウソウの雌しべのちょっとした変移
d0006690_1519227.jpgハクチョウソウ アカバナ科 ガウラ属

ハクチョウソウ(白蝶草)です。濃い桃色の花もあり,それで別名をヤマモモソウ(山桃草)です。

これは近所の戸口に出されたプランターですが,ハクチョウソウについては8年前の10月末に,今では行かなくなった「例の田舎道」で見ました。


d0006690_15194092.jpg8年前のブログの画像です。

並べてみて,雌しべにちょっとした違いがあることに気づきました。

①雌しべの先端ちかくが赤味がかっていること
②4裂した柱頭が緑色になっています。

上の写真では雄しべには黄色の葯が落ちずにまだ残っていますから,時系列では上から下へとなります。個別の個体の特徴でなければ,ハクチョウソウの雌しべは時間と共にこのように変移していくことになります。


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by gakis-room | 2017-10-15 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(0)
2017年 10月 14日
苦い苦い,センブリ
d0006690_11193210.jpgセンブリ(千振) センブリ リンドウ科

センブリと教えていただきました。
昨日の箱館山のコキアの横の草むらです。背丈は15センチほどです。

日本,朝鮮半島,中国の山野の草地に自生します。漢字の「千振」は「千回振りだし(煎じ)ても,まだ苦味が残っている」ことに由来するそうです。その苦み故にテレビのバラエティ番組では罰ゲームで用いられることもあるようです。

全草を生薬に用い,苦味健胃薬(くみけんい)として消化不良,食欲不振,胃痛,腹痛,下痢などに効用があるとされています。

d0006690_12145561.jpg花径は1.5センチほどです。

イヌセンブリとよく似ていますが,イヌセンブリは葉幅が広く,蜜腺溝の縁に長く縮れた白い毛が生え,蜜腺溝が見えません。

また,苦みもなく薬用には用いられません。湿地に生育します。


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by gakis-room | 2017-10-14 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(0)
2017年 10月 13日
コキアの群生を見てきました
d0006690_9553979.jpgホウキギ(箒木) アカザ科 ホウキギ属

コキアを初めて見たのは5年前の11月のはじめです。近所の空き地でしたが,形は整っておらず,紅葉の赤さだけが目立ちました。ブログタイトルは和名の「ホウキギ(箒木)」でした。しかし,一般には断然流通名の「コキア」です。

コキアは剪定しなくてもやや楕円の丸形にまとまるようです。最近,そのコキアの群生が見られる場所があることを知りました。

一番は450万株のネモフィラで知られる「国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)」内の「みはらしの丘」の3万2,000株です。次いで「東京ドイツ村(千葉県袖ケ浦市)」の2万株,「国営武蔵丘陵森林公園(埼玉県比企郡滑川町)」「花の駅ひるがの高原コキアパーク(岐阜県郡上市)」の1万株でしょうか。

d0006690_95687.jpg見に行くのには遠すぎると諦めていましたが,近くにもありました。北近江の「箱館山コキアパーク(滋賀県高島市)」です。3万2,000株の「見晴らしの丘」の20分の1の2,000株ですが,一昨日見に行ってきました。

冬はスキー場です。麓からゴンドラで627mまで上ります。コキアの群生はここと,さらに680mまで上る見晴台へのリフトの下と見晴らし台の3箇所で見られます。

リフト下の群生です。

d0006690_9562446.jpg見晴台付近の群生です。期間は9月16日〜10月15日までとのことですから,もう終わりかけのようです。

そのせいでしようか,整然と並んでいるのではなく,列はかなり乱れていました。また,空きもいくかありました。

d0006690_9565075.jpgゴンドラを下りた近くです。紅葉前の緑色のコキアと半分ほど紅葉したコキアが見られました。

d0006690_957751.jpg咲き終わったコキアです。本体の大きさの割には根が浅いようで,添え木が見られます。それにもかかわらず倒れているコキアもいくつかありました。

この咲き終わったコキアの形を整えて「箒」にしたようです。

d0006690_9572576.jpg見晴台からは琵琶湖が見え増す。しかし,この日は遠くが霞んでいて,くっきりとは見えませんでした。

【他にコキアの見られる場所】
大阪駅の北のうめきたガーデンでもまだ紅葉していない200株のコキアが見られます。

・国営すずらん丘陵公園(札幌市南区)
・清水公園(千葉県野田市)
・国営みちのく杜の湖畔公園 (宮城県柴田郡川崎町)
・河口湖自然生活館「大石公園」(山梨県南都留郡富士
 河口湖町)
・ フラワーパーク江南(愛知県江南市)
・国営讃岐まんのう公園(香川県仲多度郡まんのう町) 
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by gakis-room | 2017-10-13 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(2)
2017年 10月 11日
 八重咲きのマツバボタンです
d0006690_1673310.jpgマツバボタン スベリヒユ科 スベリヒユ属

マツバボタン(松葉牡丹)は生家の庭に咲いていましたから,子どもの頃からその名前を知っていた数少ない花の1つです。

ブログを書くようになってから,そのマツバボタンに出会ったのは意外に最近で3年前の8月です。

命名は肉厚の細い葉を松葉に見立てて,花が牡丹に似ているところからのようです。生家に咲いていたマツバボタンも3年前に出会ったものも一重咲きでした。

d0006690_168658.jpg八重咲きのマツバボタン(松葉牡丹)です。

3年前のブログでは,一重咲きよりも「八重咲きの方が『牡丹』に相応しいでしょうか」と書いていますが,やはり,名前からは八重きかなと思います。



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by gakis-room | 2017-10-11 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(2)
2017年 10月 08日
秋ですねえ
d0006690_16274599.jpgきょうの最高気温は平年より4.8度高い28.4度,9月中旬並みの高さです。

今朝の最低気温は平年より3.2度高い17.2度で,こちらも9月中旬並みです。

昨日との比較では最低気温は0.4度の高さですが,最高気温は4.8度も高く,相変わらず不安定な気温です。8日間の平均では最高気温も最低気温も平年よりやや高い程度です。

それでも秋ですねえ。「近くの公園」の紅葉(黄葉)もこの10日間で確実に進みました。ただ「私のベンチ」で時を過ごせないのが残念です。


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by gakis-room | 2017-10-08 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(0)
2017年 10月 05日
再復活したアカメガシワ
d0006690_1794634.jpgアカメガシワ トウダイグサ科 アカメガシワ属

「近くの公園」横の歩道側歩車道分離ブロックの歩道側に成長するアカメガシワに関心をもったのは昨年のことでした。しかし何時のまにか根元から伐採されていました。

その後今年になってアカメガシワは復活し,7月には背丈は120センチにまでになりました。

成長を続け140センチほどになったアカメガシワでしたが,8月の初めに根元から折られてしまいました。折られたアカメガシワは根元から切断されて,小さな切り株だけが残されました。

しかし,見事な生命力です。再復活しています。3本の若木が見られます。その内2本の背丈は10センチ,1本は5センチほどです。再復活したアカメガシワ,その成長が楽しみです。

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by gakis-room | 2017-10-05 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(2)
2017年 09月 27日
日本原産です,イワシャジン
d0006690_15121488.jpgイワシャジン キキョウ科 ツリガネニンジン属

イワシャジン(岩・沙参)です。「沙参(しゃじん)」とはツリガネニンジン属の根を乾燥させた漢方薬の生薬のことですが,岩場に生育するのでイワシャジンです。

関東地方南西部や中部地方南東部の山地の岩場に自生といいますから,日本原産です。面白いのは学名「Adenophora takedae」です。「Adenophora 」はツリガネニンジン属,「takedae」は(高山植物の研究家)「武田久吉の」です。

背丈は30〜50センチ位です。花の長さは3センチほどです。白色もあります。

地域による変種が多いそうです。
・ヤシャジンシャジ  山梨県・夜叉神峠付近に分布
・ホウオウシャジン  南アルプスの鳳凰三山に分布
・アマハタイワシャジン 山梨県・雨畑渓谷に分布
・ウメガシマシャジン 静岡安部川上流、梅ケ島に分布

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by gakis-room | 2017-09-27 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(0)
2017年 09月 21日
赤い実が連なるからジュズサンゴ
d0006690_8102773.jpgジュズサンゴ ヤマゴボウ科 リピナ属

ジュズサンゴ(数珠珊瑚)と教えていただきました。

南米原産です。
秋に0.5ミリほどの赤い実が連なるので「数珠・珊瑚」です。樹高は1メートルにまでなるようですが,これは30センチほどです。

下部は木質化しています。

似ている名前にサンゴジュ(スイカズラ科)がありました。

d0006690_8104936.jpg艶のある実は0.5ミリほどですが,赤い実が一般的で,名前の由来になっていますが,赤色以外に白色,黄色,桃色があります。

これは白色の実です。花後の緑色(上方)から白色に変わります。

ヤマゴボウ科と言えば,あちこちで見かけるヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ属)を思い出します。こちらの実は緑色から黒紫色に変わります。

d0006690_811556.jpg3ミリほどの小さな花です。花弁に見える4弁は花弁ではなく,萼です。

雄しべが4本,雌しべが1本とのことですが,写真ではよくわかりません。


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by gakis-room | 2017-09-21 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(0)
2017年 09月 19日
ハナスベリヒユのキメラ?
d0006690_1219666.jpgハナスベリヒユ スベリ ヒユ科 スベリヒユ属

路傍に出されたプランターのハナスベリヒユです。

ハナスベリヒユは1日花ですが,花は毎日このようにプランターが見えないほどに咲いています。




d0006690_12194527.jpgハナスベリヒユのキメラでしょうか。今年の6月に見た「サツキのキメラ」もこのように花弁の一部が色変わりするキメラでした。

ハナスベリヒユについては4年前の9月にも書いています。その時に「一重咲きが主ですが,品種改良によって大輪や巨大輪の花,八重,絞り咲き,千重咲き,斑入り葉など多様」であることを知りました。

しかし,このキメラは品種改良によるものではありません。わんさと咲いている花の中で,キメラはこの一輪だけでした。

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by gakis-room | 2017-09-19 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(0)
2017年 09月 18日
矮性,一重のキキョウです
d0006690_172255.jpgキキョウ キキョウ科 キキョウ属

矮性の一重のキキョウです。

矮性のキキョウとは3年前の8月に出会っていますが,それは八重のキキョウでした。

背丈は15センチほどです。

d0006690_1722273.jpg花径は5センチほどです。

八重のキキョウもいいですが,やはりキキョウは一重が好きですね。



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by gakis-room | 2017-09-18 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(0)