2009年 03月 28日
ユスラウメ バラ科 サクラ属 ユスラウメと教えていただきました。「近くの公園」です。ユスラウメの名前は聞いたことがありますが,見るのは初めてです。 「近くの公園」の桜はチラホラですが,こちらは満開間近です。2〜3メートルくらいになる落葉低木とありましたが,「近くの公園」のものは1.5メートルくらいでした。 漢字では「桜桃」,「山桜桃」,「梅桃」と書きます。「桜桃」が多いようですが,しかし,一般に「桜桃」と言えばサクランボですが,こちらはサクランボではありません。なぜかユスラ「ウメ」です。 大きさは2センチくらいです。淡いピンクでサクラに似ていますが,サクラより二回り小さいでしょうか。花びらはちょっと気取った感じがしないでもありませんが,しかし,少しの嫌みもありません。むしろ上品な感じさえします。 サクランボと同じように初夏には1センチくらいの赤い実がなり,食べられるそうです。甘酸っぱいようです。 ユスラウメ酒というのもあるようです。どんな味わいなのでしょうか。飲んでみたくなりました。 ところで,漢字の「桜桃」がなぜ「ユスラウメ」なのでしょうか。調べてみましたが分からないままです。 ※写真はクリックすると拡大します。
by gakis-room
| 2009-03-28 07:08
| 花の手帳
|
Comments(4)
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at 2009-03-28 08:45
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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gakis-room at 2009-03-28 09:42
鍵コメさん,
おはようございます。 ユスラウメの名前の由来については, 「GKZ 植物事典」のTopics→植物回想録にユスラウメ(http://t-webcity.com/~plantdan/topics/yusuraume/yusuraume.html)の項があり,それによると, 大槻文彦の著述による『大言海』をひもとくと、「朝鮮(ママ)ノ移徒楽ト記セシハ、ゆすらナリ、此の木ハ花ノ擧リテ動(ユス)ルルヨリ云ウトゾ」とあった。この文中にある<移徒楽>の文字に注目したい。韓国語で<移徒楽>とはイサラと発音し、移植して楽しむと言う意味である。和名では現在「ユスラウメ」となっているが、以前は一般的に「ユスラ」と呼ばれていたことからも、恐らく、「イサラ」からの転訛で「ユスラ」なったのではないかと思うのだが、如何だろうか。 とありました。手元の辞典ではイサ(移徒)=「引っ越す」はありましたが,イサラはありませんでした。また,ユスラウメはエンドゥと出ていますが,そこで行き詰まりました。 なお,ユスラウメ酒についてはモランボン薬念研究所(http://yangnyeom.jp/column/2006_1.html)のホームページで知りました。
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yuuko-11 at 2009-03-28 11:35
<山桜桃梅>とも言うらしいね(笑)
<桜桃>実がなるのは、全部桜桃とか… この実、子どものころよく食べましたよ。(田舎では、わりあい植えられている気が) 大人になっても食したことあるのだけど、昔ほどおいしく感じないのよね、なぜか…
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gakis-room at 2009-03-28 20:58
yuuko-11さん,
私は食べた記憶がありません。ただ,ユスラウメについては母から聞いた記憶がありますが,どんな文脈であったか,思い出しません。 そうですか,美味しくなかったですか。グミを今食べても美味しくないかもしれませんね。回りに美味しいものがありすぎるから? |
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