2008年 09月 15日
スベリヒユ スベリヒユ科 スベリヒユ属 ハナスベリヒユについて書いたのは7月31日でした。その後あちこちでハナスベリヒユを見かけます。「見えていなかったものが見えるようになった」のですが,これはいつものことです。 その時,スベリヒユのことも知りました。スベリヒユはそこらに生えていて,ハナスベリヒユよりもずっと小さな花を咲かせます。葉1つくらいの大きさですから1cmくらいです。 「近くの公園」でも何カ所かでスベリヒユが広がっています。花が咲くのを楽しみに待ってきました。 しかし,もう花期も終わろうかというのに,「近くの公園」だけでなく,あちこちで見るスベリヒユは花を咲かせません。花を見ることがまれなのかも知れません。いつか見てみたいと思っています。 スベリヒユについて,山形県のホームページに面白い記事がありました。メールマガジン「いま、山形から・・・」の「おらほの自慢【ひょう干し】」です。 山形県ではスベリヒユを「ひょう」と呼んでいます。これを茹でて,あるいは天日に干して食べます。「雑草」というよりは一種の山菜です。 また,「ひょう」には「おんなひょう」と「おとこひょう」との2種があり,「おんなひょう」はスベリヒユのことで,「おとこひょう」はイヌビユ(ヒユ科,ヒユ属)のことだそうです。
by gakis-room
| 2008-09-15 07:13
| 花の手帳
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Comments(6)
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saheizi-inokori at 2008-09-15 09:22
おらほの自慢、きっと食べているのでしょうが「食べているものを食べていない」から、それとも寄る年なみのせいか覚えていません。
今度はキチンと“食べて”みよう。
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イネ
at 2008-09-15 15:49
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サッと茹でてから干す。
新潟の祖母もそんな風にして、大根菜など保存していました。 冬の間、干し菜の煮物を良く食べました。 おらほの自慢によれば、煮るまえに時間をかけてもどすのがミソですね。 それにしても私もスベリヒユの花が見たい
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gakis-room at 2008-09-15 18:15
saheiziさん,
一頃,さっと茹でて鰹節とポン酢で食べた野菜をよく食卓に出しましたが,あれはナンという名前だったでしょうか,名前を思い出せません。スベリヒユではありません。これは寄る年波です。
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gakis-room at 2008-09-15 18:19
イネさん,
天日に干したものが栄養価が高くなることが今でも不思議です。干し椎茸,切り干し大根もそうですね。 スベリヒユの花はこんな花です。 http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/BotanicalGarden-F.html かわいいでしょ。
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イネ
at 2008-09-16 11:25
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gakis-room at 2008-09-16 12:53
イネさん,
スベリヒユを園芸種に改良したものがポーチュラカ,すなわちハナスベリヒユです。雑草,害草のイメージのする「スベリヒユ」の名前が嫌われているようです。 |
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