2007年 06月 10日
ニガナ(苦菜) キク科の多年草 舌状花の長さは1センチ,茎の高さは約20センチ位でした。葉や茎を切ると苦みのある乳液が出ることがこの花の名の由来だそうですが,私は試していません。 普通は黄色の5弁花に見える舌状花は5個ですが,6個のものも多いとのことです。私が「例の田舎道」で見たものは6個です。 舌状花が8〜10個あるものをハナニガナといい、ハナニガナの白色のものをシロバナニガナというのだそうです。私はまだ見ていません。 「ニガナ」を食べたことを思い出しました。もう30年前になるでしょうか,始めて沖縄に行ったとき,居酒屋で「ニガナ」を食べました。この花とは違います。 沖縄料理の「ニガナ」は「ホソバワダン」という別種であり,沖縄では「ホソバワダン」と呼ばず,「ンジャナ」と呼んでいると,きょう知りました。これは,野菜として作られているのではなく,畑のまわりに普通に自生している草だということです。 沖縄では「ニガナ」は年中とれるため,農作業を終えてから摘んで帰り,汁の身にしたり,白和えにして食べるといいます。しかし,とても苦いので沖縄でも子供は嫌がって食べないそうです。 居酒屋でのニガナは,最近人気のゴーヤよりもはるかに苦かった記憶があります。居酒屋の女将は「苦さを解消するにはもう一口食べる以外にありません」といっていたように思います。これって「無限の悪循環」です。ちなみにその時ゴーヤはニガウリと聞きました。
by gakis-room
| 2007-06-10 17:10
| 花の手帳
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Comments(4)
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saheizi-inokori at 2007-06-10 22:16
ニガナ、食べたかなあ?苦いものは好きだから今度沖縄に行ったら試してみましょう。
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高麗山
at 2007-06-11 00:20
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貴方は、日本国中で苦々しい”催涙弾”の洗礼を浴びておられるはずです。
私は、ソールの大学路で、3日前のデモの制圧時に発射された催涙弾の残滓で、のたうち回った経験があります。 それに、比べりゃ何のソノ!
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gakis-room at 2007-06-11 07:28
saheiziさん,沖縄には3回行きましたが,ニガナを食べたのは最初の時だけです。
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gakis-room at 2007-06-11 07:33
高麗山さん,残念(?)ながら,催涙弾を浴びた経験は,当時も3日後もありません。温厚な,いいえ,臆病なわたしです,どうしてそんな危険なところに近づくことがありましょうか。
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