2007年 04月 07日
4月2日から4泊5日で済州島とソウルへ行って来ました。昨年,突然の思いつきで済州島へ行ったの3月13日でした。その日は雪でした。 4月2日の済州島は,晴れていましたが,強い風と黄砂でした。それでも島の中央にそびえ立つ漢拏山(ハルラサン)の中腹にまで行くと,頂上をくっきりと見ることができました。 タクシードライバーの洪さんが言うには,「漢拏山の頂上が見えるのは年に30〜40日に過ぎません。あなたは幸運です」とのことでした。 私の幸運は,洪さんのタクシーに乗ったことでした。彼は私より3歳若い戦後生まれとのことでしたが,日本語に驚くほど堪能でした。そして,それ以上に親切で丁寧な案内でした。結局は,3日間お世話になりました。 突き出たたくさんの岩は漢拏山の中腹にある「五百将軍の岩」です。五百将軍はソルムンデハルマンというお婆さんの子供たちです。ソルムンデハルマンはとてつもない巨人で,スコップで土を7回掘って投げてできたのが漢拏山です。 彼女の子供は500人だけではなく本当はなくもっと多くいました。ある日,500人が狩りに出かけている間に,子供たちに食べさせようとしてお粥を炊いていました。残っていた子供たちはその釜の中に落ちてしまいます。 狩りから帰った500人は,そのことを知らずお粥を全部たいらげてしまいました。後で事情を知った500人は,泣き叫び,慟哭しながらそのまま石になってしまったと言うことです。なんとも凄まじい話です。 済州島は「三姓穴」から湧き出た三神人など。神話の島です。
by gakis-room
| 2007-04-07 11:01
| 韓国あれこれ
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Comments(4)
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高麗山
at 2007-04-07 23:44
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朝鮮語(韓国語)のお帰りの言葉、忘れちゃった!
続編、お待ちしています。
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gakis-room at 2007-04-08 09:55
お帰りなさい,は「安寧に 行って帰って 来られましたか?」という言い方だったように思います。
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saheizi-inokori at 2007-04-08 09:59
お帰りなさい。
その神話は面白いです。日本にはあるのかなあ。似た話を聞いたことがないです。3月末に済州島へ行こうと誘われたのですが行けなかったから羨ましいやら話を聞きたいやらです。
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gakis-room at 2007-04-08 11:09
saheiziさん,それは残念でした。済州島は3月末から4月始めがよいようです。ドライバーの洪さんは,秋の紅葉も見事です,と言っていました。もっとも「その前に夏にハルラ山に登りにおいでなさい」,とも言っていましたけれども(笑い)。
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