2007年 01月 27日
![]() 愛宕念仏寺。始めて行きました。「愛宕」は「あたご」と読みたくなりますが,「おたぎ」と読みます。有名な「化野念仏寺」をさらに北に行った愛宕山の麓にあります。 特に風情があるわけでもない山門(仁王門)ですが,左右には鎌倉初期の仁王像がいます。これはなかなかのものです。 ![]() 1981年,台風で破損した仁王門の解体復元修理を期に,寺では境内に羅漢の石像を充満させたいと発願しました。 参拝者1200人によって彫られた羅漢,1200体の落慶法要が営まれたのは1993年11月のことでした。 ![]() 1200体の羅漢には思い思いの祈りがこめられています。そのひとつひとつの表情を見ていくと,なんだか別世界に引き込まれていくようでした。 私たち3人以外に誰もいない,「景色の独り占め」であったことは言うまでもありません。春になったら,もう一度行ってみようと思っています。 ■
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by gakis-room
| 2007-01-27 19:51
| つれづれに
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Comments(5)
いいですねえ。今室町時代の貞成親王「看聞日記」について書いた本を読んでいます。伏見を中心に当時の京都貴族の生活が出て来ます。京都に行きたくなっていたところでした。
![]()
私が、化野通いをしていた頃は、未だ羅漢像は、完成していなかったのでしょうか?
直ぐ近くの、有名な“平野屋”で鮎は食べたのですが、誰も、「あたぎやま、念仏寺」は教えてくれませんでした。 たしか、貸し自転車があると、仰っていたように思うのですが? 今度、行きます。 (愛宕山もあたぎ山と読むのですか、地名の由来は知っているのですが) ![]()
「おたぎ」を「あたぎ」と表示間違えをしました。
saheiziさん,冬の京都は静かです。嵯峨野も人影はまばらでとても静かでした。
高麗山さん,愛宕念仏寺は平野屋よりもさらに北の清滝トンネルの入り口近くにあります。是非,おいで下さい。
なお愛宕は「あたぎ」と読む派所もあるようです。たとえば,京都の粟田口は古くは,愛宕(あたぎ)郡粟田郷と称していたそうです。 |
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