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2006年 03月 04日
準急「比叡」の記憶
先日の朝日新聞に,「JR急行,絶滅一直線」という記事がありました。現在,全国のJRの急行は7種で,そのうちの一つ「かすが」(名古屋−奈良)がこの3月18日のダイヤ改正で廃止されるというものでした。残りの急行は6種,1日12本で,うち4種が夜行だそうです。

「かすが」には3度くらい,名古屋に帰省する時に利用したように思います。新幹線とは違って,関西線の景色が楽しめ,いかにも旅行をしているといった感じがしました。窓も開けられ,駅弁も新幹線では味わえない美味しさがあったように思います。

残された6本の急行のなかに「銀河」(東京−大阪)があります。「銀河」は学生時代によく利用しました。学生時代に必要があって東京に何度も行きました。夜の11時過ぎの京都から乗り,東京には午前6時過ぎに着いたように思います。まだ残っているとは知りませんでした。

夜行列車といっても寝台車ではなく,堅い座席でした。貧乏学生はそれで往復し,宿泊費を節約しました。時には,0時前の普通列車の東京行きを利用したこともありました。こちらは東京に近づくにつれて混み合ってきました。

しかし,懐かしいのは「準急」です。名古屋と京都の往復はいつも「準急・比叡」でした。名古屋−京都間が2時間くらいでした。1日に20本くらいはあったように思いますが,間違っているかもしれません。60年代の遠い遠い記憶です。

by gakis-room | 2006-03-04 16:16 | つれづれに | Comments(0)


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