2019年 04月 23日
カーリングミックスダブルス世界選手権が20日からノルウェーのスタヴァンゲルで行われていますが,大会3日目を終わって,日本の藤澤・山口組は,世界ランキング下位相手とはいえ,順調に開幕3連勝です。 藤澤,山口両選手ともに好調で,3日目現在ショット成功率は藤澤選手が78%で全体の4位,山口選手は87%で1位です。
(20日) 1 2 3 4 5 6 7 8 計 ウクライナ 0 1 0 0 0 0 0 × 1 日本 ★ 2 0 3 1 1 1 1 × 9 (21日) 1 2 3 4 5 6 7 8 計 デンマーク 0 0 0 1 0 0 × × 1 日本 ★ 4 2 4 0 2 3 × × 15 (22日) 1 2 3 4 5 6 7 8 計 日本 ★ 2 0 2 0 4 0 3 × 11 ルーマニア 0 1 0 1 0 1 0 × 3 【出場国の実力差が大きい】 ミックスダブルス世界選手権は出場枠がなく,カーリング世界連盟に加盟する国内協会があればオープン参加です。したがって今大会は48か国(前回は36か国)が参加していますが,実力差は大きいようです。理由は2人制のためスイープの作用が極端に小さくなり,ショットの正確さが決定的となるからのようです。 日本の属する「A組」では,カナダ,スウェーデン,日本の上位3か国は他の5か国に対して大差で勝利しています。 【参考にならない世界ランキング】 世界ランキングが参考にならいのもミックスダブルスの特徴です。国としてのランキング低くても男女2人の力のある選手がペアを組めば,ランキングより遙かに上位の成績を挙げることになります。 たとえば,前回,日本のランキングは20位でしたが,出場したのはピョンチャンオリンピック銅メダルのLS北見のスキップ藤澤五月選手と8位のSC軽井沢クラブのセカンド山口剛史選手でした。結果は5位でした。 今回で言えば,日本と同じA組のスウェーデンは世界ランキング10位ですが,女子のアンナ・ハッセルボリ選手は今年の世界選手権銀メダル,ピョンチャンオリンピック金メダルチームのスキップです。男子のオスカル・エリクソン選手は今年の世界選手権金メダル,ピョンチャンオリンピック銀メダルチームのサードです。両選手がうまくかみ合えば,世界ランキング1位のカナダに対して勝るとも劣らない実力者の2人です。 日本はそのスウェーデンと25日午前00時45分(日本時間)に第6戦目を戦います。藤澤・山口組にとっては大きな節目です。
by gakis-room
| 2019-04-23 18:00
| カーリング
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