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2018年 06月 20日
日本の歴史的勝利とテレビ視聴率99.6%,ワールドカップサッカー
日本の歴史的勝利とテレビ視聴率99.6%,ワールドカップサッカー_d0006690_15101089.jpg左は昨日のサッカーワールドカップ,日本対コロンビア戦の番組案内です。何とも「ふやけた」饒舌ですが,試合は「面白く」且つ「消化不良」でした。

「面白く」
言うまでもなく日本の勝利にあります。世界ランキングでは日本は61位,コロンビアは16位ですから,ランキング差はなんと−45です。

昨日まで,8組16試合が行われましたが,ランキング下位のチームが上位のチームを負かした試合は6試合,その中でも−45のランキング差をはねかえした日本の勝利は断然1位の快挙です。
日本の歴史的勝利とテレビ視聴率99.6%,ワールドカップサッカー_d0006690_15102660.jpg
上記の表での注目はランキング差−21をものともしなかったセネガルです。日本はコロンビの開始3分での1人退場によって,試合のほとんどを11対10と数的有利な状態で戦いました。しかし,セネガルは11対11で,世界ランキング8位のポーランドを負かしました。そしてセネガルとポーランドは日本と同じH組です。コロンビアとのランキング差−45は予選リーグを通じて6位の大きさです

【日本(61位) vs セネガル(27位)】  25日0時(日本時間)
    ランキング差−34は予選リーグを通じて11位の大きさです。
【日本(61位) vs ポーランド(8位)】  28日23時(日本時間)
    ランキング差−53は予選リーグを通じて2位の大きさです。

「消化不良」
端的には2ー1という得点差です。開始3分で一人退場となったコロンビアでしたが,前半の試合運びは数的に不利なはずのコロンビアのペースでした。そして前半終了間近,コロンビアはフリーキックから同点に追いつきます。数的有利さを活かせないだけでなく,得点を許した日本,この課題は何なのでしょうか。

ハーフタイム時にどのような指示があったのでしょうか。後半は30分過ぎに連続して攻め込まれて危うい場面もありましたが,ほとんどが日本ペースでした。日本の勝利は確かに素敵でしたが,1点差ではなく,今後の「得失点差」を考えると,大差であってもおかしくはありませんでした。

【視聴率96.6%】
 昨日の試合の視聴率です。 
   前半  37.6%(42.8%)  ※(  )内は関東
   後半  44.1%(48.7%)
   瞬間最高視聴率  50.7%(55.4%)  10時53分ころ

信じられない視聴率が報告されています。世界ランキング22位でワールドカップ初出場のアイスランドが世界ランキング5位のアルゼンチンと1−1で引き分けた16日のアイスランド対アルゼンチン戦です。NHK NEWS WEBによると,アイスランドサッカー協会は公式ツイッターでアイスランドの国内テレビの瞬間最高視聴率は99.6%だったとしています。

これには後日談もあって,アイスランドのワールドカップ初得点を挙げたFWのアルフレズ・フィンボガソン選手はツイッターで協会のツイートを画像で引用しながら,次のように綴りました。
  「The other 0.4% was on the pitch!」(残りの0.4%はピッチにいた)

by gakis-room | 2018-06-20 18:00 | つれづれに | Comments(0)


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