2018年 06月 13日
トウモロコシの雄花と雌花
d0006690_12213832.jpgトウモロコシ(玉蜀黍) イネ科 トウモロコシ属

トウモロコシは雌雄同株(しゆうどうしゅ)です。頂部の房のような部分が雄穂(雄花)の集まりで,雌穂(雌花)は葉の根元に集まっていて,やがて実になります。「絹糸(けんし)」と呼ばれるヒゲの一つ一つが雌しべです。

なお,トウモロコシはジャガイモ,タバコとともにコロンブスがアメリカ大陸から持ち帰ったものでしたが,早くも1500年にはスペインのセビリアで栽培されはじめています。トウモロコシはジャガイモとともにヨーロッパの食料事情の改善となりました。

日本へは1573年〜1591年頃にポルトガル人によって長崎にもたらされたました。

d0006690_12215770.jpg垂れ下がっている一つ一つが雄しべです。そして,花粉を飛ばします。飛ばすと言うよりも下に落とすと言った感じでしょうか。




【雄花切り】
「アワノメイガ」という蛾は雄花に卵を産み付けます。孵化した幼虫は茎を辿って実に辿りつき,食害を引き起こします。農薬を使わない栽培では,孵化した幼虫が実にたどり着く前に,受粉を終えて役目を果たした雄花を刈り取ります。これを「雄花切り」といいます。

d0006690_12221340.jpg雌花から出た「絹糸」です。

拡大するとよくわかりますが,細かい水滴のようなものがついていて,触るとベトベトしています。

この「絹糸」の先に柱頭があって,そこで花粉を受けとめて受粉し,やがてトウモロコシの一粒になります。このヒゲが多いほど多くの実を付けることになります。

受粉できなかった「絹糸」もありますが,「絹糸」の数は最低でもトウモロコシの粒の数だけはあることになります。

d0006690_122229100.jpg長く伸びた「絹糸」です。




※写真はクリックすると拡大します。
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by gakis-room | 2018-06-13 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(0)
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