2006年 02月 02日
いつの頃からかでしょうか,自転車に乗っていて,歌を口ずさんでいることがあります。歌といっても,ほとんどが童謡やいわゆる文部省唱歌です。なぜだかわかりません。今ではすっかり見ることができなくなった子どもの頃の風景への郷愁なのでしょうか。 そんな歌の一つに「船頭さん」という歌があります。「船頭さん」の歌詞は以下の通りです。 村の渡(わた)しの 船頭さんは 今年六十の お爺(じい)さん 年はとっても お船をこぐ時は 元気いっぱい櫓(ろ)がしなる ソレ ギッチラギッチラ ギッチラコ 私は「渡し」を見たことはありませんが,似通った船を川沿いを歩いた小学校時代の往復時に見ることがありました。その船に乗ったこともあります。ただ,それは「櫓」ではなく,竹竿でした。 私はこの「お爺さん」の歳をすでに越えています。昔なら,私はもうすっかり「老人」なんだと,この歌を口ずさむたびに苦笑してしまいます。「高齢化社会」,「長寿国」とかぶりをふりながら,しかし,私にとって年齢を超えて「元気いっぱい」になることは何だろうかと考えると,少し淋しくなります。
by gakis-room
| 2006-02-02 14:40
| つれづれに
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