2011年 01月 04日
![]() 映画は単独犯によって警視庁の最高幹部全員が警視庁の会議室で人質になってしまうところから始まります。犯人の身元は杉下右京の奇策によって明らかになります。しかし,この人質事件は映画の冒頭20分たらずで,犯人射殺で解決します。 映画はここまでが「前触れ」です。事件はここから,警察庁と警視庁の陰湿な対立を背景として思わぬ展開となります。 私にとって「相棒」が魅力的なのは,ホームズとコロンボを足して2で割ったような杉下右京による謎解きの面白さなのですが,時として,権力犯罪に足を踏み込むところにもあります。しかし,事件は解決しても権力機構は微動だにしないというリアリズム,遣り切れなさにもあります。 場所は新宿バルトでした。シネコンの2つのスクリーン(429座席,251座席)でほぼ同時上映でしたが,どちらも満席です。さすがは毎週20%前後の視聴率をあげ,ドラマ部門で概ね毎週,「視聴率1位」という人気番組です。少しも退屈しない2時間でした。 意外であったのは若い女性が多かったことです。映画終わった後,隣の女性2人連れが「○○さん,死んじゃったね」としんみりとうなずきあっていたのが印象的でした。「○○さん」とは,テレビでもしばしば重要な役割をしていた人物です。彼が死んでしまったのですから,現在テレビでは「シーズン9」が放映されていますが,ひょっとしたら,それで終了かな,とは私の感想です。 【どうでもいいこと】 映画の中で登場するパソコンはすべてマックでした。ちょっと嬉しかった。 ※写真はクリックすると拡大します。 ■
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by gakis-room
| 2011-01-04 17:14
| つれづれに
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Comments(2)
![]()
ヘ~ ビックラこいた、、、
あなたが 相棒 観るなんて! そういうあたしも、年末引っかかっちゃって観てしまいました!
高麗山さん,
そんなに意外ですかねえ。 「相棒」は毎週観ています。劇場版は前作も観ました。 |
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