2010年 02月 16日
昨年の12月から続いている歯医者通いを除けば,食糧調達をすることもなく,終日きょうもテレビ番でした。スピードスケート500メートルで知ったこと ① スタート時の構えがこれまでの私の記憶と違っていました。 ② オランダの選手はユニホームに国旗らしきものがありませんでした。 ①については,スケートが変化したからのようです。②については途中からのことでしたから,オランダ以外にもあったかもしれません。とまれ,オランダの選手(厳密にはユニホーム)にはなぜか好感が持てました。それはオリンピック憲章の言う「「オリンピック競技大会は、個人種目もしくは団体種目での選手間の競争であり,国家間の競争ではない」ことの現れのように思われたからでした。 「国家間の競争ではない」と言えば,なぜ国母選手はあれほどまでに騒がれたのでしょうか。私の感覚から言えば,ユニフォームを着崩すことは好きではありません。また,最初の記者会見で,舌打ちのあと「うるせえなー」とは,彼の品性のあり方を如実に示しています。 しかし,「日の丸を付けて」,「国の代表として」と言う観点からの批判,非難には違和感を感じます。「出場辞退」とやらを申し出た連盟には予期せぬ非難にひたすらの「自己の責任回避」という胡散臭さを禁じ得ません。オリンピック憲章の「選手間の競争」とはほど遠いようです。憲章と現実との乖離についてはかつて「『聖火リレー』考」として書いたことがあります。 モーグルの上村愛子選手が自身のブログにこんなメッセージを書いています。ここには「国の代表」の意識はなく,ひたすらに励んだアスリートの心情を感じます。
by gakis-room
| 2010-02-16 20:23
| つれづれに
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Comments(4)
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高麗山
at 2010-02-16 22:13
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記事に異論はありません。(国母選手問題について)
スノー・ボードが一般化してからもゲレンデ及び競技場で 観てきましたが、スタイルについては、彼らはなんら変化 することはありません。 国母選手も2回目撃しています、ホテル内でも腰パン、サンダル履きで レストランに進出します。 ただ、大浴場で出会った彼の言動は、極めて清廉な青年でした (彼のため)ボーダーの多くは、彼と大変似通った行動をしています。 ボード関係の役員も、彼の行動は事前から間違いなく把握しています。 それが問題化した途端に、急転直下出場取り下げを願い出たりします、 その行為が腹立たしい! 高砂親方は、最後まで自身の判断は下せなかったが、聖子親分は 自分の裁量で責任を言明した(何時も、このように!)
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saheizi-inokori at 2010-02-16 23:15
確かに大騒ぎすることではないですね。
まあこういう問題にどう反応するかでその人の性格が出るから面白いのでしょう。リトマス試験紙または血液型? オリンピックに出ることを承知した以上はいやでもユニフオームを着なければいけないのでしょうね。 それにしても日本のユニフオームはカッコ悪いなあ。
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gakis-room at 2010-02-17 08:01
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gakis-room at 2010-02-17 08:02
saheiziさん,
そうそう,スピードスケートのユニフォームはダサイですねえ。 |
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