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2010年 04月 30日
寒い4月…
d0006690_7205395.jpg日日の温度について,1日の平均よりも最高気温にに引き寄せられるのは,当たり前と言えば当たり前ですが,起きて活動している時の気温に気分が左右されるからです。

昨日までの奈良の「4月の最高気温の平均」は17.8度(平年差,−1.7)ですが,21日以降だけでは,17.5度(平年差,−4.1度)です。きょうの最高気温の予想は18度(平年差,−4.3度)ですから,「寒い4月」です。

しかし,4月は寒かったと言う以上に,寒暖差の大きな月でした。寒暖差という場合,通常は1日の最高気温と最低気温の差を言うのでしょうが,4月は前日との温度差が大きい月でした。

「前日との温度差,5度以上」の日が12日です。月の3分の1以上,つまりは3日に1回以上は,前日との差が5度以上ありました。日々,気温に弄ばれたとでも言うべき4月でした。その分,「何を着ようか思い煩う」ことになりました。

きょうは旧暦3月17日,晩春です。「春うらら」を楽しむことがありませんでしたから,せめて晩春を楽しむことができればと思っています。
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by gakis-room | 2010-04-30 08:19 | つれづれに | Comments(2)
2010年 04月 29日
イチゴツナギ,「苺繫」です
d0006690_11471746.jpgイチゴツナギ イネ科 イチゴツナギ属

イチゴツナギあるいはナガハグサと教えていただきました。どちらなのかはっきりと識別できませんでしたが,イチゴツナギかなと思います。

漢字では「苺繋」です。面白いネーミングです。なんでもその昔,子供が野いちごを摘んだときに,この草の茎に通したということが名前の由来です。どのように通したのでしょうか。

背丈は50cm位です。70cm位までにもなると言いますから,大型のスズメのカタビラといった感じです。スズメのカタビラもイチゴツナギ属でした。その時,「イチゴツナギ」とは何だろうかと思いましたが,調べることもしませんでした。

d0006690_11472770.jpg大型と言えば,背丈が40〜80cm位になるオオスズメノカタビラがありますが,写真で見る限りでは小穂の形がイチゴツナギとはちょっと違っています。

イチゴツナギの小穂にざらつき感があるので,ザラツキイチゴツナギとも呼ばれます。それにしても,イネ科の植物は似たようなものが多く,写真に撮っても放置しがちです。

※写真はクリックすると拡大します。

「野の花記念日」まであと20日
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by gakis-room | 2010-04-29 12:07 | 花の手帳 | Comments(2)
2010年 04月 28日
イヌムギといいます
d0006690_6574798.jpgイヌムギ  イネ科 スズメノチャヒキ属

漢字では「犬麦」です。「犬」は役に立たないと言う意味ですが,「否ぬ」が転じたものだと思われます。

明治期に南米から牧草として渡来したようです。写真は「近くの公園」ですが,どこにでも生育し,すっかり野生化しています。背丈は50cm位ですが,1mになるものもあるようです。

地下茎で繁殖するそうですから,「雑草」としては駆除には厄介なようです。

d0006690_6553054.jpg小穂の長さは2〜3cm位です。カモジグサに似ていますが,芒(のぎ,小穂の先に付く細長い剛毛状の突起)は短く2mmくらいしかありません。

また,カラスムギも同様に芒が長く,こちらは小穂が鈴なりに垂れ下がります。

イヌムギは閉鎖花で,成熟時にも閉じたまま実自家受粉するようですが,葯を外に出して他花受粉するヤクナガイヌムギとは外見はそっくりだそうです。果たして記事の草が,イヌムギなのかヤクナガイヌムギなのか,私の及ぶところではありません。

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by gakis-room | 2010-04-28 06:59 | 花の手帳 | Comments(0)
2010年 04月 27日
ソメイヨシノにもサクランボ?
d0006690_1932349.jpg昨日の奈良の最高気温は21.1度で5日ぶりに20度を超えましたが,それでも平年より0.7度下回っています。とはいえ,風もあまりなく,穏やかな陽気でした。

午後から自転車で一回りした後,「近くの公園」の「私のベンチ」でしばらくの時を過ごしました。ほんの束の間の「春うらら」です。

頭上の葉桜を見ていると,なんとサクラの実がいくつか見られました。「ソメイヨシノは結実しない」と思っていましたから,「おお,これは一大発見」としみじみと眺めていました。

帰宅後に調べて見ました。ソメイヨシノは確かに自家受粉はしないようです。ただ,他の品種のサクラとは受粉・結実することがあるようです。しかし,他の品種との受粉・結実ですから,それはすでにソメイヨシノの実ではなくなっています。

「ソメイヨシノは結実しない」は正しくは「ソメイヨシノとしては結実しない」ということでしょうか。

奈良のきょうは終日雨模様です。気温は15度(平年比,−6.9度)までのようです。予報では月末まで平年を上回ることもなさそうです。昨年の4月は中旬は気温が高すぎて,下旬は気温が低すぎて「『春うらら』を楽しむまもなく」4月を終わりましたが,今年は中旬以降,ずっと気温が低すぎて「春うらら」はほとんどありません。

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by gakis-room | 2010-04-27 07:00 | 花の手帳 | Comments(2)
2010年 04月 26日
準絶滅危惧種だそうです,コイヌガラシ
d0006690_10323723.jpgコイヌガラシ アブラナ科 イヌガラシ属

4月13日のキレハイヌガラシと同じ近所の空き地です。コイヌガラシと教えていただきました。言うまでもなく「子犬・芥子」ではなく「小・犬芥子」です。

背丈は30センチ位でしたから,イヌガラシよりも小型です。

d0006690_10324513.jpg花はまだ開ききっていません。この段階で3ミリくらいですから,開いても1センチ2もならないようです。

何でも他の植物に圧されて減少しており,環境庁の準絶滅危惧種(現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種)となっているようです。

「準絶滅危惧種を見た」,なんとなく嬉しい気分です。

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by gakis-room | 2010-04-26 10:36 | 花の手帳 | Comments(2)
2010年 04月 25日
酒をちびちびやりながらの鴨川寄席
d0006690_7243199.jpg誘われて,昨日,落語聞きにいきました。これも1つの寄席かと思います。京都の造り酒屋。松井酒造の主催です。場所は同社の酒蔵,と言ってもコンクリートビルの1階,椅子は酒ケースに小さな座布団を置いただけものでした。

定員は120名,会場入り口で試飲のコップ酒が配られます。これはおかわり可でしたから,飲み放題です。つまりは酒をちびちびやりながら落語を聞くのも良しと言う趣向でした。

まあ,「ヨーデル食べ放題」の歌手,桂雀三郎ならではのことかも知れません。演目4本のうち,2本を雀三郎が,彼の弟子2人がそれぞれ1本,なにか「雀三郎独演会」の雰囲気です。

私は落語については疎いのですが,雀喜も雀五郎もなかなかの達者と見受けました。雀三郎は桂枝雀の3番弟子(1番はすでに他界,2番がべかこ)です。

昨年秋に聞いた「米朝一門会」での枝雀5番弟子の雀々はいかにも枝雀風をたっぷりと受け継いでいましたが,雀三郎は枝雀風を受け継ぎながらも,少し抑制されていました。それが彼の実力なのかも知れません。

6月には,独演会で「地獄八景亡者戯」をかけるようです。聞きに行きたくなりました。

最近は余り聞くこともありませんが,スーパーの肉売り場でよく流されていたこの歌を歌っていたのが雀三郎であることを昨日知りました。

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by gakis-room | 2010-04-25 07:25 | つれづれに | Comments(2)
2010年 04月 24日
「仮面状花冠」なんですって,マツバウンラン
d0006690_871475.jpgマツバウンラン ゴマノハグサ科 ウンラン属

「近くの公園」に沿う道路の街路樹の根元です。私が初めてマツバウンランを見たのは一昨年の4月の末のことでした。その時こんなことを思いました,

 「近くの公園」では7本ほど咲いていました。7本で
 は「群生」にはほど遠いのですが,うす紫色の「群生」
 は確かに壮観だろうと思います。
 強い繁殖力をもっているようですから,数年待てば
 「近くの公園」でも群生するかもしれません。


狭い範囲ですから,これで「群生」とは言いにくいのですが,屈んで見てみてるとちょっとした雰囲気があります。

d0006690_84118100.jpg【仮面状花冠】
ところで,マツバウンランの花には雄しべも雌しべも見あたりません。これは唇が特に大きくせり上がって花喉をふさいでいるからです。このような花冠を「仮面状花冠」というそうです。

唇をひっぱっると中に4本の黄色い雄しべが隠されているようです。虫が来るまではこのように隠しているようです。

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by gakis-room | 2010-04-24 09:05 | 花の手帳 | Comments(2)
2010年 04月 23日
私の疑問は残ります,裁判員制度は合憲という東京高裁判決
22日東京高裁は「裁判員制度の合憲性」が争われて裁判で,「裁判員制度は合憲」と判断しました。この裁判は裁判員裁判で懲役18年の判決を受けた被告の控訴審判決の中で示されました。

私は私が裁判員を「辞退」ではなく,「拒否」する理由についてはこれまで08年5月25日08年5月26日08年12月22日09年12月26日の4度書きました。繰り返して言えば,私が裁判員を拒否(辞退ではない)するのは次の2点からです。

 1 裁判員を国民の義務とする法的根拠がない
 2 裁判員の守秘義務は憲法18条の「その意に反する苦役に服させられない」に抵触する疑いがある

「その意に反する苦役に服させられない」に限って言えば読売新聞の記事によれば,判決は次のように言います。

…裁判員に選任された人が裁判員を務めることを強制されるのは苦役を禁じた憲法に反するとの主張に対しては、「司法に対する信頼の向上などを図る制度の意義の重要性を踏まえると、国民の負担は必要最小限で、憲法に抵触するとは言えない」と判断した。

記事から推し量れば,これは裁判員となることの強制についてのことであって,私の言う「守秘義務=苦役」について言っているのではありません。第一,「司法の信頼性の向上」云々については「信頼を損ねてきた」裁判官を含む司法関係者がまず責任を負うべきことです。果たしてそのことについて判決文ではそれへの自省があったのでしょうか。

罰則を含む「守秘義務」の強制について,朝日新聞記事では次のように伝えています。

…評議の内容に守秘義務を課す仕組みも「適正な刑事裁判のため必要不可欠だ」と述べ、表現の自由を定めた憲法21条に抵触しないと述べた。

「裁判員制度は合憲→裁判員守秘義務は刑事裁判に必要不可欠」だ,と言うことですが,前提と結論を逆に判断すれば「裁判員への守秘義務は違憲→裁判員制度は違憲」という逆の論理も成立します。私が問題にしているのは,「表見の自由」(憲法21条)ではなく「その意に反する苦役」(憲法18条)です。
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by gakis-room | 2010-04-23 07:06 | つれづれに | Comments(2)
2010年 04月 22日
見たかった花の1つです,ノミノツヅリ
d0006690_159852.jpgノミノツヅリ ナデシコ科 ノミノツヅリ属

自宅マンション横の道路端です。漢字では「蚤の綴り」です。ノミは小さいことの謂いでしょうか。花の花径は5ミリくらいです。また,葉も3〜7ミリの長さてす。

「綴れ」とは破れをつぎはぎした衣服のことですが,葉柄のない小さい葉のたくさんの集まりをそのように見立てたのでしょうか。ちょっと気の毒な気がします。

これまで見たかった花にノミノツヅリ,ノミノフスマ,ミミナグサなどがありますが,そのうちの1つを見ることができてちょっとしたいい気分です。

d0006690_1591997.jpg花弁は5つで、先端の尖った萼が花弁より長いのが特徴です。柱頭は3裂しています。

これとよく似た花にコハコベとツメクサ(爪草)があります。

コハコベは5弁の花弁が深く亀裂して10弁のように見えます。柱頭は3裂していますがノミノツヅリと形が違います。

ツメクサも5弁ですが亀裂はありません。また葉が細長く,それで「鳥の爪」に見立てて「爪草」です。また,ツメクサは萼と花弁の長さが同じくらいです。

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by gakis-room | 2010-04-22 08:18 | 花の手帳 | Comments(0)
2010年 04月 21日
ヒナゲシではありませんでした,ナガミヒナゲシです
d0006690_6525938.jpgナガミヒナゲシ ケシ科 ケシ属

この花を私は最近まで「ヒナゲシ」とばかり思っていました。間違っていました。「ナガミヒナゲシ」です。

今が盛りで,あちらこちらで咲いています。時には群生も見られます。生命力が強いのでしょうか,アスファルトの割れ目でも咲いています。それでいて4枚の花弁は簡単に落ちてしまいます。

d0006690_6531160.jpgナガミは「長実」です。無数の雄しべの中央にあるのは子房です。子房は花後には細長い実(芥子坊主)となります。これが他のヒナゲシ,ケシよりも長いのでこの名前が付いたようです。

ヒナゲシ,ケシの花を検索してみると,子房の長さは柱頭の直径くらいしかありませんでした。

この芥子坊主は, 実が熟すと柱頭の蓋が反り返ってを隙間をつくり,そこから種子を散らすのだそうです。私はまだ確認していませんが,せめて隙間くらいは見たいと思っています。

このサイトの真ん中あたりにその様子をアニメ化したものがありました。

d0006690_6532671.jpgおまけです。蕾の若い頃はうつむいていますが,やがて立ち上がり,蕾は割れて花が出てきます。

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by gakis-room | 2010-04-21 08:02 | 花の手帳 | Comments(4)