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2009年 12月 31日
年々歳々花相似たり
d0006690_1639070.jpg今年もまもなく1年を閉じようとしています。省みるまでもなく,歳を重ねると共に私の歩みは遅々としてきました。時には止まってしまうこともあります。

社会,あるいは人との関係性がそれだけ希薄になってきたことの故のように思われます。しかし,これもまた自然史の中での必然かとも思います。

1つの詩句を思い出します。
   年々歳々花相似たり
   歳々年々人同じからず

「花相似たり」ですから,花もまた「類」としての継承でしょう。とすれば,人もまた「歳々年々人相似たり」と言うべきかも知れません。

わたしにとって,時の流れを確実に告知してくれる花が社会との関係性を呼び起こし,そしてブログが人との関係性をなお枯らすことなくつなぎ止めてくれているように思われます。どちらもこの上なくありがたいことです。

この1年,ありがとうございました
どうぞ良い年をお迎えください


【今年の記録】
ブログ記事数  355
   つれづれに    195
   花の手帳     128
   韓国を語る前に   15
   韓国あれこれ    14
   簡単料理      3
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by gakis-room | 2009-12-31 07:44 | つれづれに | Trackback | Comments(8)
2009年 12月 30日
過ぎていく
d0006690_16485291.jpgかつて私の背丈ほども伸びて,黄金色を風になびかせていたセイタカアワダチソウの現在です。セイタカアワダチソウは雑草の典型として,それ故に嫌われ者のです。花として活けられることもありません。

1年ほど前,セイタカアワダチソウの花序をしみじみと見たことがありました。1つ1つの花は3ミリほどの可愛らしい花です。

嫌われ者としても,1つ1つの花としても時の流れを知らせてくれます。それで思い出しました。

  冷ややかに水をたたえてかくあれば
     人は知らじな火を噴きし山のあととも
                生田長江

年の暮れともなると,慌ただしさの反面,老いの刻印も知らされて,ガラにもなく,さらには年甲斐もなく感傷的になったりもします。

※写真はクリックすると拡大します。
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by gakis-room | 2009-12-30 17:22 | 花の手帳 | Trackback | Comments(2)
2009年 12月 29日
あのイチョウも剪定されてしまいました
d0006690_17125827.jpg「『近くの公園』の剪定について,「近くの公園」の before・after のショック」として書いたのは10月23日のことでした。

今度はイチョウの剪定です。12月2日に「これもまたイチョウの黄葉です」と書いたイチョウが剪定されていました。最初は誰かが悪戯で折ったのかと思いました。しかし,切り口は明らかに剪定です。

この道路の他のイチョウは剪定されておらず,このイチョウだけの剪定です。なぜこのイチョウだけなのでしょうか。

一体剪定とは何なのでしょうか。こんなことが考えられます。
  ・木の形を整える
  ・余分な枝を落として風通しを良くする
  ・若芽から新しい枝を伸ばす
  
庭木等の剪定は「手入れ」と呼ばれてきましたが,このイチョウもまた「手入れ」によって,このイチョウのなおいっそうの樹勢の回復,成長の促進をはかったのでしょうか。

来春に新しい葉をつけるますように,祈るような気持ちです。

※写真はクリックすると拡大します。
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by gakis-room | 2009-12-29 17:13 | つれづれに | Trackback | Comments(14)
2009年 12月 28日
いよいよ体感温度計算の出番です
d0006690_18525418.jpg黄砂の後は冬本番です。きょうの最高気温は午後1時2分の9.5度でした。平年よりも0.4度ほど下回っただけですが,その前後を見るとまたしても12月17日のようにインチキです。
  正午の気温    6.9度
  午後1時の気温  9.0度
  午後2時の気温  5.9度

その2時過ぎに買い物に出ました。いよいよ「体感温度計算」の出番です。
  午後2時の気温=5.9度,湿度=78%,風力=2m/s
体感気温は「−1.6度」でした。

外出時にわざわざ「体感温度計算」してから外出するなんて,少し自虐的と言えば自虐的です。まあ,「頑張っているぞ」と老体に言い聞かせたいだけなのかも知れません。

明日からの1週間は「冬日」,最低気温はいずれもマイナスが予想されています。元旦の朝は−4度,日中の最高気温も4度のようです。元旦と言えば,満月ですが,明け方に部分月蝕があるようです。

  月蝕開始  3時53分
  最大月蝕  4時23分
  月蝕終了  4時53分

満月の左下がほんの少し欠ける程度です。とまれ,いよいよ冬本番です。身構える準備開始です。

※写真はチェジュド・城邑民族村,クリックすると拡大します。
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by gakis-room | 2009-12-28 18:54 | つれづれに | Trackback | Comments(4)
2009年 12月 27日
やれやれ,暖かいとおもったら季節外れの黄砂です
d0006690_2183769.jpgクリスマスの日の奈良の最高気温は平年よりも3.0度高い13.2度,そして昨日は平年より3.6度高い13.7度でした。これは11月下旬並です。

それでというわけではありませんが,昨日は季節外れの黄砂でした。「季節外れの黄砂」は今年の10月19日にもありました。10月の黄砂の観測は17ぶりでした。

昨日,26日の黄砂は10月のそれよりも広範囲で,西日本全体を覆っています。12月としての黄砂の観測は16年ぶりだそうです。

「絶対的に寒い日」が5日間続いたあとは,11月下旬並の暖かさと黄砂です。なんだか季節に弄ばれている感じです。きょうは黄砂の観測はないようです。やれやれ。
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by gakis-room | 2009-12-27 21:10 | つれづれに | Trackback | Comments(2)
2009年 12月 26日
「最高裁パンフレット」で知ったこと,裁判員制度
d0006690_17362861.jpg確率,5600分の1。裁判員に選ばれる確率です。くじ運の悪い私は今年も選ばれることはありませんでした。それでと言うわけではありませんが,最高裁判所発行の「裁判員制度 ナビゲーション」(以下,「最高裁パンフレット」)を読んでみました。表紙からも分かるようにイラスト入りで,分かりやすさに配慮した5部構成になっています。

 1 刑事裁判に関する基礎知識編
 2 裁判員制度に関する基礎知識編
 3 裁判員が参加する裁判・評議の具体的イメージ編
 4 裁判員の選任手続きの具体的イメージ編
 5 資料編

私が裁判員を「辞退」ではなく,「拒否」する理由についてはこれまで08年5月25日08年5月26日08年12月22日の3度書きました。簡単に言えば次の2点からです。

 1 裁判員を国民の義務とする法的根拠がない
 2 裁判員の守秘義務は憲法18条の「その意に反する
   苦役に服させられない」に抵触する疑いがある

ところで,「最高裁パンフレット」はこの2点については何も書いてありませんでした。それどころか,拒否した場合の「過料10万円」についても,「守秘義務違反の6か月以下の懲役または罰金50万円」についても何も触れていません。

これらについては「資料編」の「裁判員の酸化する刑事裁判に関する法律」(以下,「裁判員法」)の112条(拒否)と108条(守秘義務違反)以外にはありませんでした。

ところで笑ってしまったのは「裁判員法」の第1条では「(法の)趣旨」として

「この法律は、国民の中から選任された裁判員が裁判官と共に刑事訴訟手続に関与することが司法に対する国民の理解の増進とその信頼の向上に資することにかんがみ、裁判員の参加する刑事裁判に関し、裁判所法(昭和二十二年法律第五十九号)及び刑事訴訟法(昭和二十三年法律第百三十一号)の特則その他の必要な事項を定めるものとする。」

と書かれています。「司法に対する国民の理解の増進とその信頼の向上に資することにかんがみ」としながら,平均的日本人なら「裁判所法」及び「刑事訴訟法」の「特則」なんて知るよしもありません。これからもわかるように「裁判員法」全113条は法的特殊用語が至る所にちりばめられており,この法自体が「司法に対する国民の理解の増進とその信頼の向上に資する」にはほど遠いこと,これが「最高裁パンフレット」を読んで知ったことです。

※写真はクリックすると拡大します。
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by gakis-room | 2009-12-26 17:48 | つれづれに | Trackback | Comments(4)
2009年 12月 24日
冬のちょっとした楽しみ,アイスクリーム
d0006690_16473488.jpg食べ物の好き嫌いに理由はないと思いますが,私が口にしないものに生柿,カンテン,アイスクリームがあります。食べられないことはありませんから,好んで口にしないといったほうがいいのかも知れません。

アイスクリームについては,正確にはバニラ・アイスクリームとソフトクリームです。このことについては昨年の夏に「ソフトクリームの記憶」として書きました。しかし,バニラアイスクリーム以外のアイスクリームは好きですから,私の好き嫌いはいい加減です。

この2・3日,きまって午後になるとアイスクリームを口にしていいます。昨日の最高気温こそ11.1度で9日ぶりに平年をわずかに上回りましたが,今朝の最低気温は−0.4度で5日連続の冬日でした。

その寒さの中でアイスクリーム(小豆ミルク)を冷凍庫から取り出して,ストーブにあたりながら食べました。ストーブにあたりながら冷たい物を口にする,ちょっといい感じです。

「寒いときには熱燗で」とはよく聞きますが,ストーブにあたりながら飲むよく冷えたビールもいいもんです。そういえば韓国冷麺も冬の食べ物です。

※写真はクリックすると拡大します。
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by gakis-room | 2009-12-24 05:50 | つれづれに | Trackback | Comments(8)
2009年 12月 23日
鳩山内閣の支持率急落
ここ1週間ほどの各メディアによる世論調査では「鳩山内閣の支持率」はほぼ1か月前に比べて10ポイントほど急落しました。政権発足以来,これまで鳩山内閣ないしは民主党政権にどちらかと言えば好意的と思われるマスコミの中で,唯一,執拗に鳩山内閣と民主党政権に当てこすりを続けてきた産経新聞は「国民の政権離れ」とはしゃいでいます。

しかし,その産経新聞の調査でも民主党,自民党への支持率はほぼ横ばいですから,「国民の政権離れ」と言うよりも鳩山首相自体への不満,批判と見たほうが良いようです。鳩山内閣では,亀井金融大臣だけでなく,各大臣,副大臣,政務官が自民党政権では考えられないほどマスコミに露出し,政治主導を印象づけていますが,その分内閣としての統一性,まとまりには欠けてきました。

それらを首相が整理し,指示を明確にするという場面がこれまで皆無でした。これを世論調査結果では「首相の指導力のなさ」としています。
   【首相の指導力を評価しない】
     朝日新聞  74%
     産経新聞  72.4%

しかし,「指導力のなさ」は鳩山首相の場合,旧民主党創設時に,さきがけ代表の竹村正義氏の排除に同調したことを考えれば「恵まれた家庭に育った」お坊ちゃんの優柔不断ではないように思われます。「指導力」にはその根底に確固たる思想性が必要でしょうから,鳩山首相の場合は,政権担当者としてのこの思想性に欠けると言うことかもしれません。

就任以来,3か月余を経過して,首相としての決断が「ガソリン税の暫定税率の維持」と「子ども手当については所得制限なし」の2つだけとはまさしく思想性の欠如とではないかと思ってしまいます。それが民主党マニフェストの目玉であったとは言え,政策全体から見れば総論ではなく各論でしかありません。たとえば,「ガソリン税暫定税率維持」については,この分の「税収維持」からではなく,予算編成が膨大な赤字,つまりはこれまでにない国債発行を余儀なくされていることの中で述べるべきことです。

また,「子ども手当の所得制限なし」は「子どもは社会で育てる」が根底にあったはずから,妊婦健診,分娩費,育児休業手当の引き上げ,保育施設の充実などの出産支援の中での問題であるはずです。

つまりは「やはり野におけレンゲソウ」ということでしょうか。それとも小沢幹事長の自民党幹事長時代の弁とされる「シャッポは軽い方がいい」ということなのでしょうか。
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by gakis-room | 2009-12-23 05:58 | つれづれに | Trackback | Comments(2)
2009年 12月 22日
5日連続の「絶対的に寒い日」,そしてきょうは冬至です
d0006690_12331519.jpg今朝の最低気温は−2.6度(午前6時現在)です。この冬1番の冷え込みです。1日の最低気温が0度以下の日は「冬日」と呼ばれていますが,「冬日」は19日からきょうまで4日連続しています。

また,平年の奈良の最高気温が最も低くなるのは1月30と31日の8.0度です。そして,8.0度よりも最高気温が低くなった日を気象庁は「最も寒い時期を下回る」と表現していますが,私は勝手に「絶対的に寒い日」と呼んでいます。

その「絶対的に寒い日」が17日から昨日まで5日間続いています。「絶対的に寒い日」は昨年の12月には2度だけでした。早すぎる冬本番ですが,明日からは寒さも少し緩むようです。

きようは冬至です。きょうの日没は午後4時50分です。日没の最も早い11月29日から12月11日までの午後4時47分に比べて3分ほど遅くなっていますが,実感はありません。きょうの日出時間は6時59分です。日出時間はなおしばらく遅くなり,7時3分となる1月15日を過ぎると少しずつ早くなります。

ところで,冬至を私は「影の最も長くなる日」と理解していますが,時折,この日が大晦日で翌日が元旦なら分かりやすいのにと思ったりしています。春分で,1年の4分の1が過ぎ,夏至で半分,そして秋分で4分の3が過ぎたと簡単に1年を意識できます。

1年の4分の1経過が4月2日,半分経過が6月28日,4分の3経過が10月21日と言うよりもずっと分かりやすいと思うのですが,賛同者はないようです。
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by gakis-room | 2009-12-22 06:30 | つれづれに | Trackback | Comments(0)
2009年 12月 21日
トルハルバンのこと ,雨と雪の済州島・その2
d0006690_9494152.jpg済州島は行政区としては,済州特別自治道で,漢拏山を堺に北が済州(チェジュ)市,南が西帰浦(ソギッポ)市の2市のみです。

済州島は島全体が火山島です。中央に聳える漢拏山(ハルラサン,1950m)とその周辺の360余小さな側火山から成り立っています。済州島の象徴とも言えるトルハルバンやバッタムはこうした地質の特徴を生かしたものと言えます。

トルハルバンは「石(トル)」・(済州島方言で)「お爺さん(ハルバン)」という意味のようです。大きなギョロ目と鼻が特徴的ですが,両手は腹部に添えられています。右手が上になっているのが文官(写真左),左手が上になっているのが武官(写真右)です。

村や建物の入り口に立てられ,邪気を払うと言うことですから,1種の守護神とも言えます。トルハルバンは済州島の古来からのものだと思っていましたが,文官,武官からもわかるように,本格的に作成されるようになったのは朝鮮王朝後期(18世紀中頃)以降です。当初は行政府の東,南,西に置かれたようです。

d0006690_955585.jpg邪気を払う村の守護神と言えば本土では長柱(チャンスン)です。こちらは木製で,歴史は古く1200年以上前から存在したと言われています。

チャンスンの多くは恐ろしい顔つきをしていますが,しばしば「天下大将軍」,「地下女将軍」と書かれています。

※写真はクリックすると拡大します。
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by gakis-room | 2009-12-21 09:58 | 韓国あれこれ | Trackback | Comments(4)