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2008年 12月 31日
良いお年をお迎えください
d0006690_1643013.jpgまもなく2008年が終わろうとしています。

今年の初めに私はこんなことを書きましたが,そんなには間違っていなかったことに,やりきれないもの感じています。

今年はどんな年になるのでしょうか。金科玉条のこどく謳われる「構造改革」が,私の考えるように「剥き出しの資本主義」の新しい装いであるのであれば,今年も様々な領域で魑魅魍魎が跋扈することになるのでしょうか。(1月1日)

今年の世相を表す1文字漢字は「変」だそうです。「変化」への期待だそうですが,その兆しは私には見えません。この国のことは,その小さな断片ですら私には見えにくくなってきました。

しかし,時間と季節は確実に移ろっていきます。私はそれを野の花で知らされてきました。これから,どんな野の花に出会えるのでしょうか。私の確かな期待です。


拙いブログにも拘わらず,たくさんの方々の訪問をいただきました。そして,たくさんのご丁寧なコメントもいただきました。たくさんのことを教えていただきました。それは私には大きな励ましでありました。心からお礼申し上げます。

どうぞ,良いお年をお迎えください

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【記録】
08年の更新数  337
 内訳  つれづれに   194
     花野手帳    115
     韓国あれこれ   26
     簡単料理     2
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by gakis-room | 2008-12-31 16:09 | つれづれに | Trackback | Comments(6)
2008年 12月 30日
合理性の多様性と非合理性
d0006690_23191990.jpg羊頭狗肉,あるいは思わせぶりな表題です。NHKの今夜の「第21回ロボコン大賞」を見ていて,「鉄腕アトムと鉄人28号とはロボットとしてどちらが優秀であるか大論争」を思い出しました。学生時代の酒席(多分)の論争です。

「ロボコン大賞」の今回の課題は,「ハードル超え,変身パフォーマンスと二足歩行」のタイムトライアルでした。私が面白いと思ったのは,「二足歩行」を原理的につき詰めてけば,つまり,二足歩行の合理性の結論はほとんど変わらないのではないかという私の予測が的外れであったことです。

実に多様な二足歩行がありました。決勝戦は小山高専の「土の子」と沖縄高専の「ティラノザウルス」でした。「土の子」は「二本足を交互に踏み出す」というルールを最大限に生かしていました。「土の子」の二本足は二つの同心円盤が交互に踏み出し,小躍りしながら進むというものでした。

「足」が円盤であって悪いはずがありません。小躍りのおもしろさは円盤の安定性に支えられていました。指向の柔軟性に拍手です。優勝したのは沖縄高専でした。卵でハードルを越えた後,中から出てきた「ティラノザウルス」は大きく吠えたあと,確実に進んでいきます。その姿は「ジュラシックパーク」の恐竜を思い起こさせます。美しい歩行でした。こちらも見事です。

「合理性」とは意外に「多様性」かも知れないな,と思わせる70分でした。なお,再放送は1月2日,午前10時15分からBS2で見られます。

ところで非合理的なものが人間であることは言うまでもありません。「鉄腕アトムと鉄人28号とはロボットとしてどちらが優秀であるか大論争」は鉄人28号派が勝利しました。勝利の理由は,
  ・人間は善悪の判断を時として躊躇し,その判断はしばしば不合理である
  ・アトムは善悪の判断に躊躇することもなく,その判断はきまって善である
  ・鉄人28号は善悪の判断ができない,且つ操縦する者によって悪にもなる
  ・ロボットしての完成度は鉄人28号が高いのではないか
と,こんなところでした。

「機械は人間が使用するものであって,人間を使用するものてあってはならない」という「疎外論」が生き生きと輝いていた時代の学生たちのシアワセを懐かしく思い出しました。
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by gakis-room | 2008-12-30 23:20 | つれづれに | Trackback | Comments(2)
2008年 12月 29日
ついに立ち枯れたようです,麻生内閣
d0006690_22523928.jpg
最近の内閣支持率です。日本経済新聞の世論調査は,ようやくその骨格が明らかになった第2次補正予算について,パネルまで使って説明した麻生首相の記者会見後のものです。

支持率の低下傾向に歯止めがかからないだけでなく,不支持が急速に拡大していることが特徴でしょうか。毎日新聞によれば,歴代内閣の支持率のなかで,退陣前の不支持率が70%を超えたのは,森内閣(支持9%,不支持75%)だけです。

「政局より政策を」,「スピード感が大切だ」との自身の言葉を裏切り続けてきた内閣は「ついに立ち枯れた」ようです。

私たちの不幸は,この立ち枯れが「郵政選挙」のフィーバーの結末であることを噛みしめることもなく,苛立っていることでしょうか。

「支持する」と「自民に投票」が対応しているのに比べて,「支持しない」と「民主に投票」との格差があまりにも大きいこともまた私たちの不幸といえそうです。
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by gakis-room | 2008-12-29 22:54 | つれづれに | Trackback | Comments(6)
2008年 12月 28日
何もない日,何も感じない日
d0006690_18592123.jpg今朝,目覚めたのは3時過ぎでした。午前4時の奈良の気温は3.9度,湿度77%,風速3m/sでした。この体感気温氏は−6.0度です。

もちろんそんな時間に外出するはずもなく,ストーブに火を付けて,すでに配達されている新聞2紙を布団の中で読んでしばらくの時間を過ごします。

きょうから,夕刊はありませんが,朝刊もかなりページ数が減っています。年末年始の「休暇体制」に入ったと言うことでしょうか。

私は年中,「休暇体制」みたいなものですから,ましてや,年賀状も投函済みですから,掃除もしないままにいたって呑気なものです。テレビのチャンネル(今は存在しません)をいじくり回して,「あはは」と笑える番組,あるいは気楽な番組を探します。

それを無為に感じてしまったのはなぜなのでしょうか。これまでのように「あはは」と笑えなかったからでしょうか。こんな日がちしばらく続いたとしても何の不思議もありませんが。
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by gakis-room | 2008-12-28 19:01 | つれづれに | Trackback | Comments(6)
2008年 12月 27日
チョンジャは活きているのてしょうか
d0006690_1852342.jpg韓国旅行をしていて写真のような「あずまや」をよく見かけます。公園はもとよりソウル市内のあちこちでも郊外でも見かけます。

「チョンジャ」というそうです。辞書で調べてみると「あずまや,休憩所」とありました。市内のものはたいていは瓦屋根です。中には威風堂々と言いたくなるような立派なものもあります。

公園のものはまさしく「休憩所」なのでしょうが,その他のものの多くは人々が共に憩う交流の場だったしょうか。昼には,おばさんたちが談笑し,時には男たちがここで酒を酌み交わしたのでしょうか。

今でもそうした機能が活きているのか知るよしもありませんが,活きていてほしいと思っています。この国でも「井戸端会議」なる言葉はすでに死語となってしまったようです。

酒と言えば,韓国ではマッコルリ(どぶろく)でしょうか。マッコルリを空腹を癒すものだと聞いたことがあります。ソウル郊外の民族村で飲んだマッコルリ(ここではトンドン酒といっていました)のおいしさを今でも思い出します。

なお,田畑の脇にあるものは「オドマク」といい,こちらは農作物盗み,子供の悪戯を監視するためのものだそうです。

「オドマク」も時には「チョンジャ」になったに違いないと私は思っています。
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by gakis-room | 2008-12-27 18:57 | 韓国あれこれ | Trackback(1) | Comments(6)
2008年 12月 26日
体感温度の出番です
d0006690_1814392.jpgきょうは全国的に寒波到来のようです。私の住む奈良も寒い1日でした。最高気温は6.4度で,2度目の「絶対的に寒い日」であるだけでなく,この冬,1番の寒さです。

午後5時の気温2.6度,湿度68%,風速2m/sの体感温度は−4.8度です。その中を買い物に出かけました。

明日の最高気温も奈良の「寒さの下限」の8度を超えそうにもありません。こんな日は「私流のキムチ鍋」で暖まることになります。

それはともかくも,体感気温を確かめてから外出するというのは一種の自虐でしょうか。体感気温はこのサイトの体感温度計算で確かめています。
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by gakis-room | 2008-12-26 18:16 | つれづれに | Trackback | Comments(2)
2008年 12月 25日
韓国の10万ウォン札の行方
来年度上半期をめどに発行が予定されている10万ウォン札,5万ウォン札のうち,10万ウォン札の裏面の図案には金正浩(キム・ジョンホの作成した「大東輿地図」が予定されていましたが,「大東輿地図」には竹島(韓国名,独島)が描かれていないことから,図案変更が検討され,発行予定が遅れるようだと「金正浩(キム・ジョンホ)の災難」として書いたのは,10月31日でした。

しかし,11月10日の「聯合ニュース」によると,10万ウォン札に関する「作業は9月から中断されており,現在のところは作業が再開される可能性も大きくない」としており,無期限延期になったようです。

無期限延期の理由が,「大東輿地図」と「独島」問題だけなのでしょうか。それであれば,一時中断の理由にはなりますが,無期限延期の理由としては説得力に欠けます。また,企画財政部の姜万洙(カン・マンス)長官は「現在の韓国の経済状況から,5万ウォン札だけで十分だ」との考えを示しているようですが,1度発行が決定され,図案まで公表されたのち,中断ではなく,無期限延期だとするときわめて異例のことといえそうです。

本当の理由は何でしょうか。姜長官は「10万ウォン紙幣を発行するかどうか年内に決定する」ともしていますが,はたしてどうなるのでしょうか。お隣とはいえ,よその国の話ですが,気になるところです。
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by gakis-room | 2008-12-25 19:38 | 韓国あれこれ | Trackback(1) | Comments(6)
2008年 12月 24日
アサリうどん
【用意するもの】
うどん  アサリ(適量)  ネギ

【作り方】
(1) どんぶり一杯分の水にアサリを入れて沸騰させる
(2) アサリの口が開いたら,別に湯がいておいたうどんを入れる
(3) うどんが温まったらどんぶりに移して,刻みネギをのせて出来上がり

なんのことはありません,アサリの潮汁でうどんを食べると言うだけのことです。味加減によっては,ほんの少々の薄口醤油をくわえてもいいかも知れません。また,湯がいたモヤシのトッピングもよいかと思います。

独居老人としての私にとっての難点は,10コ前後の単位では,アサリが手に入りにくいということです。
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by gakis-room | 2008-12-24 10:10 | 簡単料理 | Trackback | Comments(10)
2008年 12月 23日
練炭火鉢
d0006690_19424968.jpg私の虎が煙草を吸っていた頃,部屋の暖と言えば炭火か練炭でした。私の家の居住空間は二間でしたが,それを練炭火鉢ひとつでまかなっていました。

火鉢にはいつもヤカンがかけられており,湯気がヤカンの口から立ち登っていました。それが何とも言えない暖かさになっていましたから,寒さには慣れ親しんでいたのだと思います。

寒さと言えば,この時期は「しもやけ」の季節でもありました。「しもやけ」をみなくなってたのはいつごろからのことでしょうか。あれは栄養状態とも関係していたのでしょうか。青洟を垂らしているこどももいつのまにか消えてしまいました。

夕方ともなると,子供たちは火鉢の回りで手をかざして夕食を待っていました。火鉢の縁の幅は10センチくらいだったでしょうか。ここに食べかけのミカンなどを置いておしゃべりをしていたように思います。

少子化の時代にはこうしたこどもの団らんはないように思います。ヤカンに代わって鍋が置かれることもありました。煮えていく鍋のにおいが空腹を実感させました。

1948年のきょう,A級戦犯7名に巣鴨刑務所で死刑が執行されています。もとより私には何の記憶もあるはずもありません。
(写真とはちがって我が家の練炭火鉢には何の模様もなかったように思います)
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by gakis-room | 2008-12-23 19:46 | つれづれに | Trackback | Comments(12)
2008年 12月 22日
私が裁判員を「拒否」する理由
来年5月に始まる裁判員制度で、最高裁から通知を受け取った候補者3人が実名で反対や制度廃止を訴えています。3人は個人が特定できるかたちで候補者になったことを公にしてはならないととの規定にもかかわらず,それを承知の上で実名で会見しました。

いくつかの新聞によれば,3人は以下のように述べています。

「(候補者が実名を公表することなどは)違反と知っていたが、素人が審理しても意味がない。反対の声を大きくしなければと(今回)参加した」
「死刑や無期懲役という重大事件を裁くことは心に傷を残す」
「人は裁かないとの信条を持っており、裁判員は拒否する。法律の素人が審理しても意味がない」
「職業によって参加が義務だったり、そうでなかったりするのはおかしい」
「裁判官に市民感覚で仕事してもらえばいい。制度は税金の無駄遣いで、生きるのに困っている人のために使うべきだ」


では私ならどうしたでしょうか。あまり籤とか抽選には縁のない私ですが,裁判員には選ばれたいと思っていました。選ばれた場合,私は候補だけでなく,裁判員をも「辞退」するのではなく「拒否」するつもりでした。私の拒否理由は簡単です。

「裁判員を国民の義務とする法的根拠がない」,これに尽きます。
1つの法律で,勝手に「国民の義務」を課せられては困ります。くわえて,裁判員として見聞きしたことについては生涯にわたって守秘義務が課せられことはもっと困ります。

憲法18条 …犯罪に因る処罰の場合を除いては,その意に反する苦役に服させられない

私には裁判員として拘束されることは苦役です。守秘義務が課せられることも生涯にわたる苦役です。私にはこれまで他人の秘密を職業柄知り得たことはいくつかあります。しかし,その職業は私が自ら選択したものですから,守秘義務は道徳的課題として受け入れています。

しかし,憲法に明示もされていない義務を何故国家は強制しようとするのでしょうか。「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」は悪法であり,私にとっては明白な憲法違反の法律です。

私は「国民主権の原則を司法を含む三権を国民が支配する」ことだと考えています。したがって司法に国民がかかわることは正しいと考えています。このことと「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」とは無関係です。

裁判官に国民的が感性欠如しているのであれば,司法への関わりを「法科大学院」の特権にするのことをただちに廃止し,ある年限を経過した裁判官にはコンビニででも数ヶ月間はたらいてもらいましょうか。あるいは「多様な働き方」とか偽称して言われる「非正規労働」の経験でもしてもらいましょうか。
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by gakis-room | 2008-12-22 21:32 | つれづれに | Trackback | Comments(10)