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2006年 10月 31日
白い美術館・金沢21世紀美術館
d0006690_2239734.jpg富山のついでに金沢21世紀美術館に行ってみました。何でも入館者数日本一の美術館なんだそうです。北海道の旭山動物園の美術館版ということでしょうか。

常設の「コレクション展」と企画展としての「川崎和男展 いのち・きもち・かたち」がありました。前者は抽象的なクラフト展で,後者は「ものも花のごとく美しくあってほしい」というテーマの一種の産業デザイン展でした。

専門家による解説の案内人も用意されていて,心配りが感じられました。外装も内装も,はトイレまでも真っ白に統一されていて,意欲的な美術館でした。どちらも一般受けしそうもない展示でしたが,多くの入館者もそうでしょうか,私もリピートしてみたい気になったのはなぜでしょうか。


d0006690_22392088.jpg金沢には久し振りでしたが,金沢駅は一新されていました。正面にあたる東口の外観は都市の入り口のシンボルとしての貫禄があります。

21世紀美術館といい,新しい駅舎といい金沢は好きな都市になりそうです。


d0006690_22393657.jpg金沢駅前広場におもしろい噴水がありました。「ようこそ金沢へ」,「WELCOME」そして時刻の表示と変わっていきます。しばらく見とれていました。
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by gakis-room | 2006-10-31 23:08 | つれづれに | Comments(6)
2006年 10月 30日
越中・井波別院瑞泉寺
d0006690_1823489.jpg瑞泉寺は富山県の砺波平野の南端の南栃(なんと)市にあります。14世紀末に後小松天皇の勅願により,本願寺第5世,綽如(しゃくにょ)の勧進で創建された寺です。

私が瑞泉寺に関心を持ったのはこのような由緒からではありません。この寺の場所は南栃市の井波地区ですが,そこは木彫りの彫刻師の町です。

ある日のテレビで,彫刻師たちが行き詰まるとこの寺にとにもかくにも行くということを知りました。彫刻師たちが自らの技に疑いを持った時,訪れるという寺とはどのような寺なのかみたいと思いました。


d0006690_1824557.jpgひょつとしたら200余年の伝統を持つこの地区の歴代の彫刻師たちの奉納が寺には溢れているかもしれないと思いました。寺には私の期待と違って,そうしたものはありませんでした。

しかし,瑞泉寺は彫刻師たちの原点のようです。1774年,焼失後に再建された時,京都の本願寺から派遣された彫刻師に地元の大工4人がつきます。

その1人であった田村七左衛門は彫刻の技法を本格的に学びます。これが井波彫刻の原点です。以来,井波は木彫り彫刻の町になります。

明治以降には東本願寺,東京築地本願寺,日光東照宮を始め,全国の神社仏閣の彫刻にその技をふるったそうです。井波彫刻は,現在では寺社彫刻から民家の欄間,衝立,獅子頭,置物,パネルへと変化してきました。

寺の前に連なる200メートルあまりの石畳の道の両側に彫刻師たちの工房がたくさん並んでいます。その仕事ぶりを自由に見ることができます。

ここでは,表札もバス停の表示も木彫りです。(10月31日)
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by gakis-room | 2006-10-30 23:45 | つれづれに | Comments(2)
2006年 10月 29日
高校世界史の履修漏れ
「高校世界史の履修漏れ」問題は,28日の朝日新聞によれば,41都道府県404校に広がっています。おそらくはさらに広がることだろう思われます。こうしたことの原因として,週休2日制による授業時間数の減少が上げられていますが,私には直接的な誘因は「教育におけるアクションプラン」の強引な作成にあるように思われます。

アクションプランについては文部科学省が2002年から押し進めている事業ですが,今回の発端になった富山県のある県立高校の2005年度のアクションプランでは,「進路指導」の「達成目標」では以下のようになっています。
①進路指導のための面接指導1・2年=5回以上,3年=8回以上
②大学受験出願時の満足度(第1志望)90%以上
③第1志望の合格率75%以上

「達成目標」が達成できたかどうかは,当然のこととしてその結果は県教育委員会に報告されることになり,学校評価,つまりは校長を頂点とする教員評価となります。したがって,学校現場は,この数値目標を達成するために効率的方法として,教育課程と授業を受験に特化します。平たく言えば,大学受験に不必要な授業は教育課程から意識的に排除します。

「履修漏れ」校の多くがいわゆる進学校であったされることも,公立校の1,2校や私学の突出ではなく,たとえば北海道(40校),岩手(36校),長野(31校),静岡(29校),福島(21校),島根(同)というようにいわば公立校に一般的に見られることはこうしたことが背景にあるように思われます。

そして,おそらくは当該教育委員会はこれを黙認してきたのではないでしょうか。
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by gakis-room | 2006-10-29 08:24 | つれづれに | Comments(11)
2006年 10月 27日
ささやかな気候の異変かな?
d0006690_1844496.jpg爽やかな秋晴れの1日でした。微風はあったもののむしろ心地良い感じでした。雲のない夕焼けの後,ベランダからは新月から5日目の月がくっきりと見えています。

しかし,きょうも星が見えません。この頃気になっていることです。私の住んでいるところだけのことなのでしょうか。ひとつのささやかな異変なのでしょうか。

異変と言えば,奈良の1日の最高気温について言えば,10月12日以降は平年よりも高い気温の日が16日間が続いています。

10月12日からきょう27日までの16日間の最高気温の平均を調べてみました。
   平年  21.3度
   昨年  21.9度
   今年  24.1度
平年よりも2.8度ほど高くなっています。

紅(黄)葉日とは各地の気象台ごとに対象とする植物(紅はイロハカエデ,黄はイチョウ)を全体として眺めたときに、その葉の色が大部分紅(黄)色系統の色に変わり、緑色系統の色がほとんど認められなくなった最初の日のことだそうです。

奈良の紅葉日は昨年は11月28日でした。今年の紅葉狩りは12月にはいってからのことになりそうです。
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by gakis-room | 2006-10-27 18:47 | つれづれに | Comments(3)
2006年 10月 26日
秋映,紅将軍,世界一,シナノスイート,千秋…
d0006690_17185240.jpg秋映,紅将軍,世界一,シナノスイート,千秋,ふじ,つがる,サンつがる,ジョナゴールド,そして紅玉。リンゴの季節です。きょう,スーパーの店頭に並んでいたリンゴの名前です。

秋映,紅将軍,世界一,シナノスイートは初めて知りました。昨年あるいはそれ以前から店頭に並べられていたかもしりませんが,気にも止めませんでした。以前にも書きましたが,私には「紅玉」だけがリンゴです。紅玉の歯ごたえと酸っぱさがお気に入りです。

その紅玉を昨日いただきました。店頭に出始めていたので買い求めようと思っていたところでしたから,嬉しい限りです。私の場合は食後のデザートではなく,食間の,まあ「おやつ」です。この3コ,今週末までの私の「お楽しみ」です。
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by gakis-room | 2006-10-26 17:19 | つれづれに | Comments(10)
2006年 10月 25日
武部前幹事長に弄ばれるチルドレン
昨日の新聞によれば,自民党の武部前幹事長は,昨年の総選挙で当選した新人議員,いわゆる小泉チルドレン20人余を集めて,新グループ「新しい風」を立ち上げるそうです。彼はその理由を「いま派閥のメリットはあまりない。新しい時代の新しいグループ作りをやってみせたい。そうすれば既存の派閥への刺激になる」というのですが,山崎派常任顧問の弁としては白々しい限りです。

チルドレンについては「新しい自民党をベースアップする貴重な人材」だから,これを育成したいとも言っています。しかし,「新しい風」は「後援会づくりなど選挙対策」の手ほどきをするだけみたいですから,「古くさい」につきます。しかも,彼の本音のチルドレン評価は「放っておくと悪いことばかり覚える。猿と同じだ。きちんと調教しなければならない」(産経新聞)ということらしい。

私の感想は,「この人,チルドレンを弄んで保身をはかっている」というものです。彼は小泉内閣の「偉大なイエスマン」幹事長として,郵政解散では反対派を恫喝し,恫喝に屈しなかった者に対しては自民党から追い出しました。小泉退陣で武部批判派からの保身のために,チルドレンには「派閥に入るな」といいながら,自身は古巣の山崎派の常任顧問に逃げ込みました。

郵政選挙から1年を経て,大物反対派の復党が現実的になってくると,彼への復讐・いじめもいよいよ現実的になってきます。そこで,チルドレンを20余人集めて数で自身をガードしようとしている,というのが私の感想です。チルドレン20余人の名前は不明ですが,山崎派常任顧問という穴蔵から,顔と手だけを出して「猿」を操る構図でしょうか。

政治的自立を志向することもなく操られるチルドレンの芸は「美しい」ものの対極です。「政府の悪さは国民の悪さに比例する」(ヘーゲル)という言葉が繰り返し思い出されます。
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by gakis-room | 2006-10-25 05:51 | つれづれに | Comments(0)
2006年 10月 24日
10月24日・国連デーと海上自衛隊
1945年10月24日,この日,旧ソ連が国際連合憲章を批准し,発効に必要な20か国の批准が得られたため、国連憲章が発効し、国際連合が発足しました。いうまでもなく,日本の加盟は1956年です。

国連の創設については,1941年8月のルーズベルト(アメリカ大統領)とチャーチル(イギリス首相)による太平洋憲章にまで遡るようです。ドイツ・イタリアの攻勢が続く中,日米開戦以前に戦争終結後の国際的安全保障機構の創設を志向したルーズベルトの政治的資質に驚かされます。

国連デーは1948年から実施されますが,1971年の国連総会は、国連加盟国がこの日を公的な休日として記念するよう勧告しています。しかし,日本では公的な休日どころか,安全保障理事会の常任理事国入りをめざす日本国政府も何もしません。

日本ではせいぜい在日国連諸機関が合同でシンポジウムを開く程度でしょうか。10月24日が「国連デー」であることを知る人も少ないようです。

おもしろいと思ったのは海上自衛隊です。詳しいいきさつは不明ですが,1970年10月22日に海上幕僚長から各部隊の長・各機関の長あてに「『国連デー』における国際連合旗の掲揚について」という通達を出し,同年10月24日から「国連デー」での国連旗の掲揚を実施しているようです。

また,手元の韓国製カレンダー2種には,どちらも10月24日には「国際連合の日」との暦注が入っていました。しかし,韓国でも公式記念日ではありません。
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by gakis-room | 2006-10-24 11:32 | つれづれに | Comments(0)
2006年 10月 23日
10月23日,きょうから「木枯らしの季節」だそうですが…
d0006690_725758.jpgきょう,10月23日は24節気のひとつ「霜降 (そうこう) 」です。

旧暦で言えば,きょうは9月2日ですから,中秋を終えて晩秋というわけです。そろそろ霜が降りて,紅葉の季節の到来ということだそうです。

とはいえ,奈良の昨日の気温は明け方こそ9.4度でこの10月としは1番の冷え込みでしたが,日中の最高気温は9月下旬並みの25.7度でした。いくら「霜降」と言われても実感が伴いません。

「霜降」についてあれこれ調べてみたら,この日から立冬(11月7日)までの北よりの強い風のことを「木枯らし」と言うのだそうです。

木枯らしとは「初冬の冷たい強い風」と何となく思っていましたが,気象庁の用語では立派に定義づけられています。それによると「木枯らし」とは
   ①10月半ば頃から11月末日までの間で、
   ②西高東低の冬型の気圧配置になったとき,北から西北西までの風が
   ③最大風速毎秒約8メートル以上吹くとき
のことを言うそうです。

そして最初に観測された木枯らしを「木枯らし1号」と名付けられます。しかし,「木枯らし1号」は東京と大阪以外では吹きません。なぜなら,東京地方気象台と大阪地方気象台でしか発表しないからです。

ちなみに,近年の大阪の「木枯らし1号」は,00年=12月11日,01年=12月6日,02年=10月27日,03年=12月19日,04年=11月27日,05年=12月5日でした。気象庁の定義の「11月末日まで」とは少し異なっています…

とまれ,今年の紅葉は平年より遅そうですが,紅葉狩りはさてさてどこへいきましょうか。
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by gakis-room | 2006-10-23 07:04 | つれづれに | Comments(4)
2006年 10月 22日
秋の植物園に行ってみたくなりました
d0006690_62653100.jpg昨日,「例の田舎道」で赤い花を2つ見ました。バラとキバナセンニチコウです。

けっこう大きなバラです。畑の脇に無造作に咲いていました。私はバラは春の花とばかり思っていました。植物園に行ったらたくさん咲いているかもしれません。
d0006690_6271577.jpg写真はキバナセンニチコウ(黄花千日紅)だと思います。初めて見ました。鮮やかな赤です。

ちょっとイチゴの雰囲気があります。メキシコ原産だそうですが,それにしても,なぜ「キバナ」(黄花)なのでしょうか。
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by gakis-room | 2006-10-22 06:35 | 花の手帳 | Comments(2)
2006年 10月 20日
星の見えない夜
昨日は夜遅くに,「近くの公園」を通って帰宅しましたが,星はありませんでした。きょうの帰宅は夕方の6時過ぎでしたが,やはり星は見えませんでした。どちらも空が雲に覆われているというわけではありません。

新月は明日ですから,真っ黒な空です。それで思い出しました。旧暦8月15日であった6日も,天文学的満月であった7日も確か星を見なかったように思います。

それが気になって,夕食後に外に出てみました。今夜は星が見えましたが,それはくっきりとではありませんでした。目をこらしてみると見えるというものでした。「星が輝く夜」,もう長いこと見ていないような気がします。

もとより,毎日夜空を見ているわけではありませんから,単なる気のせいかもしれません。明日から少し注意して夜空を見てみます。
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by gakis-room | 2006-10-20 23:45 | つれづれに | Comments(2)