カテゴリ:花の手帳( 1208 )

2017年 06月 21日
何とも不思議な形の花です,アカンサス・モリス
d0006690_8301731.jpgアカンサス・モリス キツネノマゴ科 ハアザミ属(アカンサス属)

アカンサスは地中海沿岸の原産で,最もポピュラーなモリスを含めて50種ほどあるようです。日本には明治末〜大正期に移入されました。

和名はハアザミ(葉薊)です。葉がアザミに似ているからです。しかし,アザミとは無関係です。アザミはキク科アザミ属です。

背丈は1.5メートルほどです。

d0006690_8303134.jpg何とも不思議な形の花です。

上部の赤紫色のひさしのような部分は萼(がく)です。
下部の筋のある顎のような部分は苞です。
萼と苞の間からだらんと出ている白い部分が花弁です。

花弁の色は白以外にピンクもあるようです。また萼の色も赤紫~緑,白があります。

d0006690_8304955.jpg葉の長さは50センチ以上で深い切れ込みがあります。葉の先端は尖っていますが,触れても痛くはありません。

この大きな葉はギリシア時代の建築様式の1つであるコリント式の柱頭部分の装飾として図案化されています。

       ↓コリント式の柱頭の装飾
         (ウィキペディアより)
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by gakis-room | 2017-06-21 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(0)
2017年 06月 19日
根元の若木はダメかもしれない,イチョウの若木2017・その2
d0006690_15393171.jpg歩車道境界ブロックから顔を出した若木です。

下の5月25日に比べると,大きさはそれほど変わりませんが,ちょっと病みかけています。

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d0006690_1611787.jpgイチョウの根元の若木です。

①は健在ですが,成長はさほど見られません。
②はすでに枯れています。
③は,実は2本でしたが,その内の右のものはすでに枯れています。左のものは踏まれたのでしょうか,左に斃れて,葉の先端が病んでいます。



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d0006690_15494787.jpg私が標本としたイチョウの若木は今年もダメの可能性が高いようです。

6月7日の梅雨入り以降,7日に0.5ミリの雨の観測がありましたが,以来,雨は降っていません。乾燥による発育不良なのかも知れません。

左は別の場所のイチョウの若木です。

街路樹の根元でこれらの若木が全部成育したら大変なことになります。とすれば発芽しても成育を続けるためには,「何か特殊な条件」があるのかも知れません。その条件があるとしても,それがどのようなものなのか,私には不明です。

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by gakis-room | 2017-06-19 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(2)
2017年 06月 16日
一重のカシワバアジサイ
d0006690_18393068.jpgカシワバアジサイ ユキノシ科 アジサイ属

一重のカシワバアジサイて゜す。「アナベル」の名で流通している「アメリカアジサイ」とおなじくアメリカで創出された園芸種です。

八重カシワバアジサイとは6年前に出会っていますが,八重は「花穂は最初は立ち上がっているようですが,やがて花の重みで垂れ下がり」ますが,一重もうつむくことがあるようです。

花弁の様に見える装飾花は萼です。装飾花は咲いてから時が経過するとピンク色に変わるようです。また,葉も紅葉するようです。

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by gakis-room | 2017-06-16 19:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(0)
2017年 06月 14日
筒状花が盛り上がっています,キクイモモドキ
d0006690_16481290.jpgキクイモモドキ キク科 キクイモモドキ属

キクイモによく似た花を咲かせるのでキクイモモドキです。しかし,キクイモはヒマワリ属でキクイモの背丈は2メートルを超します。こちらの背丈は1〜1.5メートルです。

別名はヒメヒマワリです。ヒマワリの小型ということでしょうか。ただ,ヒメヒマワリという場合,ヒマワリ属の「シュッコン(宿根)ヒマワリ」も「宿根ヒメヒマワリ」あるいは単に「ヒメヒマワリ」と呼ばれていますから,しばしば混同されるようです。

もしかしたら,これはキクイモモドキではなく,シュッコンヒマワリかもしれません。両者の違いが私には不明です。

d0006690_16483722.jpgこの花の花径は3センチほどですが,8センチくらいになるものもあるようです。

d0006690_16485280.jpgキク科の花には筒状花の部分が少し盛り上がるものがありますが,これは大きく盛り上がっています。

時間的に上の写真の花が先で,こちらが後なのでしょうか。

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by gakis-room | 2017-06-14 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(0)
2017年 06月 13日
咲いているのを見るのは初めてです,アストロメリア
d0006690_1650258.jpgアストロメリア ヒガンバナ科 アストロメリア属

アストロメリアです。南米原産で,100種類ほどが自生しているそうです。かなり以前からこの花の名前は知っていました。しかし,それは活け花とかアレンジメントで,土に咲いているのを見るのは初めてです。

和名は「百合水仙(ゆりずいせん)」です。花の形がユリに似ているからなのでしょうか。そのためか,私はずっとユリ科の花と思っていました。もっともユリ科あるいはユリズイセン科とする分類もあるようです。英名は英名「インカのユリ」(lily of the Incas)です。

背丈は50〜100センチです。

日本へは大正時代末期に渡来したようですが,普及するのは近年になってからのようです。

d0006690_16504943.jpg花径は3〜4センチほどです。

6枚の花弁のうち,外側の3枚(外花被片)は丸みがあって大きく,単色または複色です。内側の3枚(内花被片)には斑点があり,そのうち上の2枚は特にこの斑点がはっきりしています。

花の色はオレンジ,黄色,ピンク,紫,白,青,緑などがあります。

花言葉は「持続」,「未来への憧れ」です。「持続」は花持ちが良いところからのようですが,「未来への憧れ」はなぜでしょうか。

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by gakis-room | 2017-06-13 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(2)
2017年 06月 12日
「栄光のある」を「君が代」と意訳,キミガヨラン
d0006690_15375637.jpgキミガヨラン リュウゼツラン科 ユッカ属

キミガヨラン(君が代蘭)かと思います。北米原産で,別名はアメリカキミガヨランです。明治時代に渡来しました。「近くの公園」です。

背丈は私の目のあたりですから,1.5mほどです。2mほどにはなるようです。よく似たものにアツバキミガヨラン(厚葉君が代欄)がありますが,背丈は1〜1.5mですから,まぎらわしいのですが,アツバキミガヨランの葉はやや幅広で厚く,垂れることはありません。

花は長さ5センチほどの壷形です。無理矢理に少し開けてみると花に独特の臭いあり薄き緑色の雌しべの回りに6本の雄しべがありました。

花には独特の香りがあるとのことですが,私にはよくわかりませんでした。

【和名の由来】
「キミガヨ(君が代)」は学名の「グロリオサ(栄光のある)」種からの和名です。命名者は牧野富太郎です。小石川植物園に植栽されていたレクルヴィフォリア種をグロリオサ種と間違えました。それで,レクルヴィフォリア種は「キミガヨラン」のままで,グロリオサ種は「アツバキミガヨラン」となりました。

それにしても「栄光ある」の和名を「君が代」とはね。

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by gakis-room | 2017-06-12 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(0)
2017年 06月 05日
アカメガシワ,復活しています
d0006690_17069.jpgアカメガシワ トウダイグサ科 アカメガシワ属

アカメガシワ(赤芽柏)です。昨年の9月末に見たアカメガシワと同じ場所です。

樹高が5〜10メートルにもなると知って,このまま成長したらどうなるか,と思ったものでしたが,いつの間にか除去されてしまいました。「近くの公園」の除草時にでも取り払われてしまったようです。

復活しました。現在の背丈は60センチほどです。「6月頃に黄色い花を咲かせる」とのことですが,木が若すぎるのか,その兆しはありません。

d0006690_1704012.jpg根元です。切り株(?)の直径は1センチほどです。その左右から2本の枝がでています。見事な生命力です。

歩車道分離ブロックから顔を出したイチョウの若木は今年も自然に消滅するのでしょうが,こちらは自然消滅はしそうにありません。

今年もいつか除去されて,数メートル以上の成木になることはないでしょうが,どこまで伸びるのでしょうか。


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by gakis-room | 2017-06-05 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(0)
2017年 06月 04日
コヒルガオです,ヒルガオ,セイヨウヒルガオとの違い
d0006690_1724149.jpgコヒルガオ ヒルガオ科 ヒルガオ属

コヒルガオです。ヒルガオより小型なの「コ(小)・昼顔」です。

d0006690_173577.jpgヒルガオの花径は5〜6センチですが,こちらは3〜4センチです。

コヒルガオとセイヨウヒルガオとは花径はほとんど同じです。


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【コヒルガオ,ヒルガオとセイヨウヒルガオとの違い】
          花径       雌しべの先端      葉の基部
コヒルガオ     3〜4センチ   柱頭は2裂し膨らむ   斜め後方に張り出し,浅く2列する   
ヒルガオ      5〜6センチ   柱頭は2裂し膨らむ   斜め後方に張り出す
セイヨウヒルガオ  3〜4センチ   「Y」字型       張り出さない
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by gakis-room | 2017-06-04 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(0)
2017年 06月 03日
エケベリア,多肉植物ですがやはり葉よりも花です
d0006690_16415293.jpgエケベリア ベンケイソウ科 エケベリア属

エケベリアです。和名はないようです。
エケベリア属のシチフクジン(七福神)でしょうか。
            (6月1日,訂正・追加)

メキシコ・中米・南米の北西部の原産で,背丈(花茎を含まない)はセンチから80センチ位のものまで多様なようです。これは5センチほどでした。

葉の形も多様のようですが,上から見た時のロゼット型の姿が好まれる多肉植物です。

d0006690_16422250.jpg花径は1センチほどの壷型です。

花の色はオレンジ,黄色,赤,ピンク,複色などがあるようです。

多肉植物ですから,花は二次的なのでしょうが,私には葉よりも花です。これまでベンケイソウ科の花はたくさん見てきました。そしてそれらは葉よりも全て花に魅せられてのことでした。

【これまで見てきたベンケイソウ科の花】
メキシコマンネングサ子持ちマンネングサオオベンケイソウフチベニベンケイベニベンケイ,カランコエ・ブロッスフェルディアナ常緑キリンソウツメレンゲウスゲショウ

例外はアエオニウム・黒法師です,これは葉の色に魅せられました。

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by gakis-room | 2017-06-03 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(0)
2017年 06月 02日
花弁の一部が色変わり,サツキのキメラ
d0006690_161382.jpgサツキ ツツジ科 ツツジ属

サツキのキメラです。キメラについてはこれまでいくつか見てきました。たとえばツツジのキメラはピンクの花の中に赤い花が混じるというものでした。

サザンカのキメラボケのキメラは,その時は気づきませんでしたが,いくつかがグラデーションになっています。

しか,このツツジのように花弁の一部分が色変わりとなるキメラは初めてです。拡大するとよくわかりますが,雄しべも赤と白に分かれています。

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by gakis-room | 2017-06-02 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(0)