カテゴリ:花の手帳( 1158 )

2017年 05月 11日
ダッチ・アイリス(オランダ・アヤメ)です
d0006690_15521988.jpgダッチ・アイリス アヤメ科 アヤメ属

ダッチ・アイリスを直訳すれば「オランダ・アヤメ」ですが,和名では「オランダ・アヤメ」以外に「キュウコン(球根)アイリス」とも呼ばれています。

同じアヤメ属のアヤメ,カキツバタ,ハナショウブ,ジャーマンアイリス,シャガが根茎であるのに対してこちらは球根だからのようです。

ダッチアイリスはスパニッシュ・アイリスを基にオランダで創り出された品種です。背丈は50センチほどです。葉は細く,その断面は「V」字型をしており,中央の葉脈はかなり固い感じです。

近所の街路のイチョが除去された跡です。周囲のシランと写真にはありませんがその外側にはセイヨウジュウニヒトエが咲いていますから,近所のどなたかが植えたものかと思われます。



d0006690_15523273.jpg茎の先端に数個の花を付けますが,咲き終わったものは取り除かれていました。

花色は他に白、黄、紫,赤,桃,上弁と下弁の色が違っている「バイカラー」などがあるようです。

シランとセイヨウジュウニヒトエは毎年見てきていますが,この花は去年も咲いていたのでしょうか。すらっと伸びて目立つ花なのにこれまで気づきませんでした。あるいは普通のアヤメとして気に留めてこなかったのかも知れません。


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by gakis-room | 2017-05-11 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)
2017年 05月 10日
アヤメの類いでは一番先に咲くからイチハツ(一初)です
d0006690_9215113.jpgイチハツ(一初) アヤメ科 アヤメ属

畑の片隅に咲いていました。最初はアヤメかと思いましたが,花弁(外花被片)の中央に白いもじゃもじゃがあります。

イチハツ(一初)です。アヤメの類では一番先に咲くので「一初」です。撮影は5月5日でしたが,4月下旬から咲き出すようです。

中国原産で,室町時代に渡来したとのことです。
背丈は40センチほどです。葉はアヤメに比べると幅広で短く,やや垂れ下がる傾向があるようです。

d0006690_10324793.jpg花弁(外花被片)に濃紫色の斑点が散らばります。
また,基部から中央にかけて白いもじゃもじゃ,トサカ(鶏冠)状の襞があります。これがイチハツの大きな特徴です。

花の色は紫が普通ですが,白花もあるようです。

これまでアヤメ,ハナショウブ,カキツバタの違いを大まかに咲く場所で分けてきました。
  アヤメ     渇いた土地
  ハナショウブ  湿地(あるいは渇いた土地)
          花弁に文目(網目)模様はない
  カキツバタ   水辺

これからは渇いた土地に咲いていても花の様子と葉にも注意することが必要なようです。

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by gakis-room | 2017-05-10 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)
2017年 05月 09日
野の花記念日まであと10日
「野の花記念日」まであと10日です。5月19日を「野の花記念日」と,私が勝手に決めたのは2008年5月19日でしたから,今年は10回目の「野の花記念日」となります。

以下は「野の花記念日」を決めるに至ったいきさつです。

私は花の名前を皆目知りませんでした。花を見ても,ただ「赤い花が咲いている,白い花が咲いている」程度のことでした。花を意識するようになったのはボケの花がきっかけでした。2007年3月の初めのことでした。そして「花の名前を知っていれば景色はもっと美しいのに」と思ったのは4月21日でした。

それからブログに花の記事が増えました。4月21日から5月18日までの28日間に花関連の記事は17件です。それで思い切って2007年5月19日にカテゴリに「花の手帳」を加えました。その1年後の5月19日の「花の手帳」一周年を記念に,「野の花記念日」と決めました。
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by gakis-room | 2017-05-09 18:00 | 花の手帳 | Comments(4)
2017年 05月 08日
花は淡い黄緑色から白色へ,オオデマリ(大手毬) 
d0006690_15371528.jpgオオデマリ(大手毬) スイカズラ科 ガマズミ属

オオデマリ(大手毬)です。球状の花の形(散房花序)を大きな手毬に見立てました。このように丸まった花の咲き方を「手毬咲き」と言うようですが,ガクアジサイから変化したアジサイがよく知られています。

名前だけから言えば,オオデマリが「手毬咲き」の元祖のようにも思われますがどうなんでしょうか。アジサイより1か月早く咲きます。

オオデマリの花は日本の自生種のヤブデマリ(藪手毬)の変種です。江戸時代には園芸種として創出されていたようです。花はすべて装飾花で,結実はしません。英名はジャパニーズ・スノーボール(Japanese snowball)です。

d0006690_15373916.jpgひとつの花序は10センチほどの大きさです。1つの花の花径は2センチ弱です。

花の咲き始めは淡い黄緑色ですが,やがて白色になります。

なお,花序が3センチほどのコデマリはバラ科シモツケ属です。

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by gakis-room | 2017-05-08 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)
2017年 05月 06日
初めてボタン(牡丹)に出会いました
d0006690_15421575.jpgボタン(牡丹) ボタン科 ボタン属

名前は知っているのに出会ったことがない花はたくさんあります。たとえばボタンがそうでした。そのボタンに先週,初めて出会いました。背丈は50センチほどです。

中国原産で,原種は8種とか。そこから様々な品種が創り出されています。品種の数がどれほどかは私には不明ですが,たとえば,奈良県葛城市の石光寺では牡丹420種,2700株とシャクヤク100種,500株とが栽培されており,同寺のホームページではボタン106種シャクヤク54種が紹介されています。

なお,シャクヤクもボタン科ボタン属で,花もよく似ています。1番わかりやすい見分け方は「葉」です。ボタンの葉は中程から先で浅く3裂していますが、シャクヤクにはこれがありません。

d0006690_1543966.jpg花径は12〜3センチほどです。

花の色は赤,赤紫,紫,薄紅,黄,ピンク,オレンジ,白と豊富で,花自体も一重,八重,千重,大輪,中輪と多様です。

また,別名も,百花の王,花王,花中の王,花神,富貴草,富貴花,天香国色,名取草,深見草,二十日草など多数あります。

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by gakis-room | 2017-05-06 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)
2017年 05月 04日
さてさて今年は?,イチョウの若木・2017
d0006690_11235976.jpgマンションを出た前の街路樹のイチョウの実,ギンナンが落ちて,翌年に芽生えて若木になっていくのに初めて気づいたのは2011年7月5日のことでした。以来毎年,一様の若木の生育を楽しみにしてきましたが,いつもそれほど大きくなるまでに枯れたり,除去されたりしてきました。

この6年間で1番早く気づいたのは2014年5月4日でした。今年はまだです。毎年見てきた根元の地面も固そうで,草も生えていません。

d0006690_11233469.jpg代わりにということではありませんが,歩車道境界ブロックの下から若木が顔を出していました。

以前にも1度ありました。2013年7月14日です。その時と場所です。さてさて,今年はどうなりましょうか。


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by gakis-room | 2017-05-04 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)
2017年 05月 02日
八重のヤマブキ
d0006690_15335111.jpgヤマブキ(山吹) バラ科 ヤマブキ属

原産地は日本(北海道南部〜九州),中国です。ヤマブキには何度も出会っていますが,八重のヤマブキは初めてです。

八重のヤマブキは一重のヤマブキより少し遅れて開花します。写真は花の数が少なくて,どうも終わりかけのようですが,最盛期の写真を見るととても華やかです。

d0006690_15341482.jpg花径は3〜4センチです。

八重のヤマブキと言えば「七重八重花は咲けども山吹の…」の歌と太田道灌の逸話が有名ですが,この歌は後拾遺和歌集にある中務兼明親王(914~987)の歌で,編纂は応徳3年(1086年)ですから,八重のヤマブキには実がつかないことは平安時代からよく知られたことだったようです。

とは言え,太田道灌は室町時代末期の武蔵の国の武将です。その頃の農家の娘にこの古歌の素養があったとは考えにくいですから,この逸話はどうも作り話のように私には思われます。

それはともかくも八重のヤマブキ花弁は雄しべが変化したもので,雌しべも退化していますから,実のなりようがありません。ですから,突然変異したものが偶然に見つけられ,それが株分け,挿し木などによって広められたということでしょうか。

d0006690_15342999.jpgこちらは一重のヤマブキです。たくさん雄しべが見られます。これらが花弁に変化するというイメージが描けません。

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by gakis-room | 2017-05-02 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)
2017年 04月 30日
「みはらしの丘」の1/2250ですが「ネモフィラの丘」に行ってきました
d0006690_9285196.jpgルリカラクサ ハゼリソウ科 ネモフィラ属

ネモフィラ(ルリカラクサ)との初めての出会いは昨年の3月初めでした。その時に茨城県ひたちなか市の「国営ひたち海浜公園」内の「みはらしの丘」に咲く450万株を知りました。

450万株にははるかに及びませんが,2000株の「ネモフィラの丘」が大阪にあることを知り,先日行ってきました。JR大阪駅の北の「うめきたガーデンⅡ」で,10万株の花が咲いています。貨物駅の跡地での期間限定庭園で,昨年の10月7日〜今年の3月20日までが,第1期,今回は第2期で3月28日〜9月24日までです。

d0006690_929645.jpg近づくとこんな感じです。

d0006690_9292126.jpg少し離れて見るとそれほどの広さではありません。

右奥の建物は「花咲く丸太小屋CAFE」です。さまざまなコーヒーが提供されています。

d0006690_9294288.jpgこんなネモフィラも咲いていました。「ネモフィラ・マクラータ(マキュラータ)」です。和名は「モンカラクサ(紋唐草)」です。青色の斑点模様が入る唐草との謂いです。

上の和名がルリカラクサ(瑠璃唐草)のネモフィラは,正式に「ネモフィラ・メンジーシー(メンジェシー)」です。

ネモフィラ属は北米からメキシコにかけて13種が分布するそうです。

d0006690_9295627.jpg入り口すぐのところにある苔で覆われた高さ5メートルのキリンです。産経新聞の27日朝刊ではこのキリン像について「迫力満点で来場者が歓声を上げる」と報じていましたが,私にはいささかの感動もありませんでした。「うめきたガーデン」の主催は「うめきたガーデン実行委員会」ですが,その中心は産経新聞ですから,単なるキャンペーン記事です。

30分ほどで見て回れますが,花の名前の掲示もほとんどなく,ちょっと不親切です。それで入園料1,000円はどうなんでしょうか。私は2,250分の1の「ネモフィラの丘」を見たくて行きました。ちなみに,国営ひたち海浜公園の入園料は410円,65歳以上の私は210円です。

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by gakis-room | 2017-04-30 18:00 | 花の手帳 | Comments(2)
2017年 04月 29日
ホソバオオアマナとオオアマナ,その違い
※写真はクリックすると拡大します。
d0006690_10141357.jpgホソバオオアマナ キジカクシ科 オオアマナ属

ホソバオオアマナ(細葉大甘菜)と教えていただきました。

背丈は20センチほどです。アマナ(甘菜)に花がが似ているオオアマナ(大甘菜)よりも葉が細いところからの命名のようですが,アマナを含めていずれの葉もニラよりも細く,「菜」のイメージとは違います。

街路樹の根元です。自転車での通りがかりに見てきましたが,当初はハナニラとばかり思っていました。よく見ると花の中心部が違っています。

d0006690_1014375.jpg花径は3センチほどです。6弁ですが,中心部の雄しべが花弁のように見えます。

中心部の黄色の部分全体は雌しべでしょうか。それとも真ん中の白い小さな突起が雌しべでしょうか。

黄色の部分をサイトによっては雌しべあるいは果実としいいますが,以下果実とします。

果実の6つの稜は均等の配置ではなく,2個1組で3組になっています。

d0006690_10145475.jpg別の場所で見たオオアマナです。花の様子も花径も葉もホソバオオアマナにとそっくりです。

違いは果実です。6つの稜がほぼ均等です。

【ホソバオオアマナとオオアマナの違い】d0006690_101628.jpg
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by gakis-room | 2017-04-29 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)
2017年 04月 27日
ヒアシンスのミニ版のようです,プシュキニア
d0006690_15172232.jpgプシュキニア ユリ科(ヒヤシンス科) プシュキニア属

プシュキニア(プシキニア)と教えていただきました。

原産地はコーカサス,トルコ,レバノンです。背丈は10センチほどの小さな花です。ヒヤシンスのミニ版といったところです。

科名については「キジカクシ科」とするものもありました。また,プシュキニアは属名で,個々に品種名があるようです。

d0006690_15175491.jpg1つの花は一戦ほどで,白地に淡い青筋がちょっとおしゃれな感じがします。

品種名は「スキロイデス」と思われますが,あるいいは「リバノティカ」かも知れません。

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by gakis-room | 2017-04-27 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)