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2007年 02月 03日
柳沢厚生労働大臣へのアドバイス
厚生労働省が2004年11月に行った「第3回21世紀成年者縦断調査(国民の生活に関する継続調査)」の「仕事をしていた妻の出産後の就業継続の有無」によると,第1子の出産との関係での離職は以下の通りです。
  離職した  45.5%
   うち,正規雇用者  24.9%
      非正規雇用者 57.5

また,育児休業制度との関係での離職は,次のようになっています。
  制度あり(利用しやすい雰囲気)  10.4%
  制度あり(利用しにくい雰囲気)  40.0
  制度なし             69.0

非正規雇用者の離職が正規雇用者の倍以上もある理由は,私には育児休業制度を含む雇用の不安定さによるもののように思われます。また,育児休業制度がない場合では70%近くが離職しているというのは,逆に言えば,離職したくない場合は出産を控えるということになるのでしょうか。

また,育児休業制度があっても,それが実効的でない場合も離職につながっています。少子化問題については「1人あたまが頑張る」のではなく,
  ①女性労働者の50%をこえるという非正規雇用者の減少対策
  ②現行制度では,4割の給与保証しかない育児休業手当の抜本的改定
  ③取得しやすい育児休業制の充実
が先決のようです。
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by gakis-room | 2007-02-03 14:16 | つれづれに | Trackback(1) | Comments(8)