2009年 06月 26日
ネジバナの花の形
d0006690_11483914.jpg「近くの公園」ではネジバナが一斉に花開いています。

ネジバナ(捩花) ラン科 ネジバナ属
別名をモジズリといい,漢字では「捩摺」です。

色は主にピンクですが,白花もあるようです。花の付き方も,らせんの巻き方もまちまちで,まあ,適当なものからしっかりと巻いているものまであります。

ネジバナを初めて知ったのは3年前のことですが,毎年この時期が楽しみになりました。


d0006690_11484913.jpg花をよく見ると,「ラン科」の特徴でしょうか,花径5ミリほどですが,しっかりと自己主張しています。

上部と左右はピンクの花弁ですが,上部はわずかに3裂しています。下部の白い部分は泡立ったようになっています。

奥に見える茶色の部分は雄しべ・雌しべでしょうか,肉眼ではよく分かりません。

こんな歌があるようです。河原左大臣とは「光源氏」のモデルもの1人とされる源融です。

陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑに みだれむと思ふ我ならなくに       河原左大臣

※写真はクリックすると拡大します。
[PR]

by gakis-room | 2009-06-26 11:57 | 花の手帳 | Comments(8)
Commented by saheizi-inokori at 2009-06-26 14:00
信夫文字摺り、の忍草はこれですか。
Commented by フローラ at 2009-06-26 18:21 x
この歌はネジバナとは関係ないようですが・・・。
『山椒大夫』に垣衣(しのぶぐさ)が出てきますね。
ネジバナは調べてみると英訳がかわいかったですよ。
Commented by gakis-room at 2009-06-27 09:39
saheiziさん,
「文字摺り」とは単なる同音で,ネジバナは関係ないようです。
Commented by gakis-room at 2009-06-27 09:42
フローラさん。
英名を調べて見ました。「おさげ髪」といったところでしょうか。可愛いですね。
Commented by イネ at 2009-06-27 22:43 x
咲きそろいましたね。
ネジバナの花束をくれた友人は5年ほど前にハナガラを摘み取らないで種を地面に落とすようにしたら増えたとか。多年草だから根っこで増えますが、種のほうが数がぐんと増えるのでしょうね。
シロバナもあるのですね。そしてランなのですね。
Commented by gakis-room at 2009-06-28 07:57
イネさん,
「柳宗民の雑草ノオト」(ちくま学芸文庫)の「ネジバナ」に面白い記事がありました。

ラン類の種子は無胚乳種子で発芽に必要な栄養源がない。それで,普通に種をまいても発芽しない。しかし,ランの根元にラン菌がいて,ランから栄養をもらうお返しに,ランの種子がこぼれ落ちると,この種子に取り付いて発芽に必要な栄養を補給するそうだ。昔,ランの種子はランの根元に蒔くとよい,と言われたのもそのためである。

ネジバナの繁殖にはこんなことが関係しているのかもしれないと思いました。

Commented by イネ at 2009-06-28 19:01 x
あらあらそういうことですか。
別なところに種を蒔いても育つとは限らないのですね。
ラン菌というのがいることも知りませんでした。
なんかいい関係ですね。

今日は買い物の途中、わが目を疑うようなネジバナをみました。
草丈60センチはあったでしょうか。
ネジバナの形のまま、10倍くらいでかい!
パン屋さんの店先で植木鉢のなかで育っていました。
肥料が効きすぎたとご主人がおっしゃいましたが、驚きました。
Commented by gakis-room at 2009-06-28 20:01
イネさん,
60センチのネジバナですって。驚きです。「近くの公園」のものは長くても30センチ前後ですから。


<< オリヅルランと「名古屋の家」      ハナツクバネウツギが満開です >>