2009年 05月 22日
大臣の勧める「正しい咳の仕方」
d0006690_7292288.jpg厚生労働省のホームページで舛添厚労相が「正しい咳の仕方」について教えてくれています。5月18日に収録された動画,「新型インフルエンザの国内発生を受けて」の5分10秒ころです。

それによると,咳をするときは肘の内側を口に当てるのだそうです。咳による飛沫が飛ばないための配慮のようです。

しかし,同じ厚労省のホームページの「インフルエンザにかからないために」によると,咳の仕方は違っています。

・ティッシュなどで口と鼻を覆い,他の人から顔をそら
 して,1m以上離れます。
・口を覆ったティッシュはゴミ箱へ。
・咳やくしゃみを抑えた手はただちに洗ってください。


大臣が教授する咳の仕方をした場合には,背広は直ちにゴミ箱へ,となるのでしょうか。

そもそも,「インフルエンザにかからないために」が,予防のために留意すべきこととしているのは次の2点しかありません

・必要のない外出は控えてください(特に人が集まる場所)。
・外出したらうがい,手洗いを行って下さい。


ところで「必要のない外出」とは何でしょうか。健康保持のためのウォーキング,映画館・美術館・博物館での鑑賞,週末1000円の高速道路代を利用した行楽などのことでしょうか。

大臣は動画の中で「マスクの着用」を呼びかけていますが,「インフルエンザにかからないために」では,マスクについて

・咳、くしゃみが出たらマスクを着用しましょう。また,家庭や職場でマスクをせずに咳をしている人がいたら,マスクの着用をすすめましょう。

と,つまりマスクは「予防」ではなく,(インフルエンザにかかっているかもしれない人が)咳,くしゃみによって拡大しないための方策ないしはエチケットとしています。また,「インフルエンザにかからないために」では,

・信ぴょう性が低い情報や噂に惑わされることなく,正確な情報を収集し、パニックに陥らないよう、冷静に対応しましょう。

といっていますが,大臣の教授する「正しい咳の仕方」,「マスクの着用」は信憑性が高いのでしょうか。帰宅したら最初に,手洗いとうがいをするという私の習慣以上の「日常生活に必要な情報」は何もないようです。
[PR]

by gakis-room | 2009-05-22 07:45 | つれづれに | Trackback | Comments(4)
トラックバックURL : http://gakisroom.exblog.jp/tb/9759197
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by yuuko-11 at 2009-05-22 12:07
大臣のすべきことは、
正しい咳の仕方を教授することではなくて、他の事のような気がするのだが…
そうそう、テレビの記者がフィルターマスク(工事用みたいなの)してるのに笑ってしまいました。それしか手に入らなかったようで…
Commented by gakis-room at 2009-05-22 18:30
yuuko-11さん,
電車の中で,普通のガーゼのマスクをしている人がいました。安心したかったのですね。
Commented by saheizi-inokori at 2009-05-22 22:46
日本は平和ですね。
Commented by gakis-room at 2009-05-23 07:02
saheiziさん,
確かに。その割には厚労相は見当違いなところで意気込んでいます。


<< キキョウソウ,好きな花の1つです      「冷静な対応」って何だろうか,... >>