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2009年 05月 11日
3ミリ位の小さな花です,ツメクサ
3ミリ位の小さな花です,ツメクサ_d0006690_1836161.jpgツメクサ(爪草) ナデシコ科 ツメクサ属

「近くの公園」です。「ツメクサ」です。同じ「ツメクサ」でも「シロツメグサ」(クローバー)も「コメツブツメクサ」も漢字では「詰め草」で,マメ科です。

こちらはナデシコ科で「爪草」です。葉の形を鳥の爪に見立てているようです。

3ミリ位の小さな花です,ツメクサ_d0006690_18361644.jpg小さな花です。背丈は5センチにも足りません。鳥の爪に見立てた葉の長さも1センチもありません。白い5弁の花の大きさは3ミリ位です。

数日前から気づいていましたが,歩きながら見ていましたからキュウリグサとばかり思っていました。キュウリグサは青色です。

昨日,屈んで初めてゆっくりと見ました。キュウリグサと違って花弁も花らしく(?),雄しべも,雌しべの花柱も5個確認できました。

とはいえ,キュウリグサを初めて見つけたときもそうでしたが,こうした小さな花を見つけると何となく嬉しくなります。

※写真はクリックすると拡大します。

by gakis-room | 2009-05-11 07:00 | 花の手帳 | Comments(4)
Commented by saheizi-inokori at 2009-05-11 07:10
詰め草は爪ではないのですか?
Commented by gakis-room at 2009-05-11 07:19
saheiziさん,
「白詰め草」は江戸時代に輸入したガラス製品など壊れやすいもののために「緩衝材」として使われていた草です。私も花びらの一つを白い爪に見立てた「白爪草」と長い間思っていました。
Commented by saheizi-inokori at 2009-05-11 13:22
ひとつ利口になりました。
赤詰め草もやはり?
Commented by gakis-room at 2009-05-11 14:34
saheiziさん,
詰め草」の名前の由来は「緩衝材」ですが,白詰め草も赤詰め草も野生化して全国に広がったのは明治期に牧草として輸入されてからのようです。


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