2009年 04月 27日
みやこをどりはー  よーいやぁさー
d0006690_7445878.jpg柄にもなくということです,一昨日,誘われて「都をどり」を見てきました。初めてのことです。3月ともなると祇園界隈では「都をどり」のポスターを見かけます。

「都をどり」そのものには関心はありませんでしたが,毎年その上品さが好きでした。それで,その昔,40年以上も前のことですが,1枚を剥ぎ取って部屋に貼っていたことがありました。

今回初めて知ったことですが,ポスターに見られる着物は毎年新調されるようですが,胸から上の部分の文様は固定されているようです。

d0006690_7451211.jpg【祇園甲部歌舞練場】
朝からの風と雨でしたが,祇園歌舞練場の800余の席は満員でした。定期刊行のコースでもあるようで,大型バスも何台か来ています。

d0006690_7452597.jpg【お茶席】
2階のお茶席では,芸妓さんがお点前を披露し,舞子さんが控えます。お茶席は80人くらいですから,ほとんどは「お運び」されたものをいただきます。

椅子席ですから,点茶の形式は「立礼式」です。これは外国人を接待するために裏千家によって考案されたそうです。

d0006690_7453741.jpg【お茶菓子と小皿】
お茶菓子は団子皿にのせられて配られます。絵柄は「つなぎ団子」です。これは祇園甲部のシンボルで,団子と団子の間に串が見えるのが特徴です。

裏には「都をどり」と書かれ,「歌舞会」の銘が刻まれています。この皿はお土産として持ち帰ります。

開演までの短時間にたくさんの人へのお点前ですから,まるで流れ作業でお茶を味わうゆとりはありません。

【第137回 都をどり】
いよいよ開演です。「みやこをどりはー」・「よーいやぁさー」の掛け声で始まります。今年のテーマは「水映桜花絵巻(みずにはえるさくらのはなえまき)」で,今年の干支(えと)・牛にゆかりの深い北野天満宮を舞台にした演目や、祇園を愛した歌人、吉井勇の歌を題材にした演目など全8景です。

艶やかさあるいは雅の世界なのでしょうが,私が場違いの感じもします。とはいえ,非日常が楽しめた1時間でした。

なお,「都をどり」は祇園甲部の日舞会で,流派は井上流です。他に先斗町の「鴨川をどり」(尾上流),宮川町の「京おどり」(若柳流が主流)も有名ですが,私には特徴も違いも分かろうはずもありません。
※写真はクリックすると拡大します。
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by gakis-room | 2009-04-27 07:58 | つれづれに | Comments(6)
Commented by saheizi-inokori at 2009-04-27 13:17
羽織袴でいらっしゃったのでしょうね。当然。
Commented by gakis-room at 2009-04-27 15:11
sheiziさん,
私はこの世界では「異邦人」ですから,「カジュアルな服装でも許されよ」と(笑)。
Commented by gakis-room at 2009-04-27 19:13
フローラさん,
>思いつめた表情に人間的葛藤が感じられ、威圧や包容ではなく共鳴させる像
そうです。そこに惹かれるものがあります。鬼神が仏法に感化されて仏のボディガードとなっても,どこかで信じ切れていない迷い,この像の作者に共感します。

私の迷いは「少年ぽいきれいな心」というような美しいものではなく,信じるものを持ち得ない不安かもしれません。
Commented by gakis-room at 2009-04-28 06:59
フローラさん,
精一杯考え,努力をした結果については,それが何であれ,「我ながらよく頑張った」という自負,矜恃を持ってきました。それでいながら,私は空回りしただけではないのかという囁きが聞こえてきます。もっとも,最近はあまり努力をしなくなりましたが…。

新しい野の花を見つけると嬉しくなります。おっしゃるように自然が相手だからなのでしょうか。
Commented by フローラ at 2009-04-28 11:03 x
いまはゆったりモードにシフトして、未知の世界を楽しまれているのですね^^
その時期その時期、健康で、好きなことをして楽しいのが一番だと思います。それではよい連休をお過ごし下さい。
Commented by gakis-room at 2009-04-28 18:58
フローラさん,
半リタイアの身になって,かなりゆったりモードになりました。思いつきであちこちに行くなんてことはそれまでにはなかったことです。何か新しいものがあるかもしれないと思ってカメラを持ち歩くこともありませんでした。


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