2008年 12月 23日
練炭火鉢
d0006690_19424968.jpg私の虎が煙草を吸っていた頃,部屋の暖と言えば炭火か練炭でした。私の家の居住空間は二間でしたが,それを練炭火鉢ひとつでまかなっていました。

火鉢にはいつもヤカンがかけられており,湯気がヤカンの口から立ち登っていました。それが何とも言えない暖かさになっていましたから,寒さには慣れ親しんでいたのだと思います。

寒さと言えば,この時期は「しもやけ」の季節でもありました。「しもやけ」をみなくなってたのはいつごろからのことでしょうか。あれは栄養状態とも関係していたのでしょうか。青洟を垂らしているこどももいつのまにか消えてしまいました。

夕方ともなると,子供たちは火鉢の回りで手をかざして夕食を待っていました。火鉢の縁の幅は10センチくらいだったでしょうか。ここに食べかけのミカンなどを置いておしゃべりをしていたように思います。

少子化の時代にはこうしたこどもの団らんはないように思います。ヤカンに代わって鍋が置かれることもありました。煮えていく鍋のにおいが空腹を実感させました。

1948年のきょう,A級戦犯7名に巣鴨刑務所で死刑が執行されています。もとより私には何の記憶もあるはずもありません。
(写真とはちがって我が家の練炭火鉢には何の模様もなかったように思います)
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by gakis-room | 2008-12-23 19:46 | つれづれに | Comments(12)
Commented by Mr.Yo-Yo at 2008-12-23 22:42 x
練炭で寒さを凌ぐというのは、今ではどこの家庭でしているのでしょうか。
私の家では無論、ガスストーブです。(そんなに寒くないときは電気を使います。)
「煮えていく鍋の香り」はいまは、台所にあって暖房器具の近くにはありません。私が、子供のころからこういった「懐かしいにおい」として挙げられるのは、ガスの匂いです。
霜焼けの原因は「寒さのために血液循環が悪くなるから」だそうです。
血液循環にはやはり、栄養状態に関係していると思います。
今、急いで年賀状を作っているところです。誰に出そうかなと考えながら作っていますが、これもきっと「冬の懐かしさ」に入ると思います。
近い将来、年賀状は無くなって懐かしむ時が来るのでしょうか。
それとも、ケータイか何かで「明けおめ」と送る風習に変わっていくのでしょうか。
Commented by 高麗山 at 2008-12-23 23:11 x
↑の練炭火鉢は、信楽焼の少しハイクラスのものです。
我が家にあるものと模様は少し違いますが同型です、現在は中の火壺を取り出してバーべキュウ用に改造しています。
暖房の主力は、給排式の大型ストーブなのですが、燃料代に事欠き、昼間は火鉢式の石油ストーブに、70リットル入りの銅製寸胴鍋を掛けて寒さを凌いでいます(現在までは暖冬で大変助かっています)。
青洟も霜焼けも、良質のタンパク質の摂取と大いなる関係があるそうです。
Commented by gakis-room at 2008-12-24 07:25
Mr.Yo-Yoさん,
現在では,暖はガス,石油,電気でしょうから,練炭,炭は暖をとる以外の用途として使われていますよね。

>霜焼けの原因は「寒さのために血液循環が悪くなるから」
それで思い出しました。しもやけの手をお湯に浸して温めていたことを。

冬の風物詩も年々歳々変化して行くのでしょうね。
Commented by gakis-room at 2008-12-24 07:33
高麗山さん,
写真は確かに高級品に見えます寝。ただ,我が家にあった練炭火鉢も同型でした。
現在は4リットルの対流式の石油ストーブを使っています。長らくこれ一つで,「全館暖房」としてきました。昨年,クーラーがダメになってエアコンに取り替えましたので,今では時折併用しています。
Commented by saheizi-inokori at 2008-12-24 07:42
長火鉢をおいてキセルをすいつけて「おい!」と呼べばお茶を淹れてくれる。夢だなあ、そんな生活^^。
Commented by gakis-room at 2008-12-24 09:59
saheiziさん,
やはり,そのときはどてらか丹前ですよね。ジーパンではしまりませんね。
Commented by convenientF at 2008-12-24 14:19
>長火鉢をおいてキセルをすいつけて

saheizi-inokoriさんっ、ていつの時代の日本人なんだろう?
てなこと言っても、実は大勢いる伯母の中に茶屋の女将がいて、訪問しては長火鉢の前で芸者さんたちと一緒におしゃべりしていたので大変良く理解できます。
なお、私が育った土地では四角い火鉢を「大和風呂」と呼びます。

ところで、東京の集合住宅では電気のエアコン以外はほとんど禁止ですよ。それでも時々火災が出るのが怖いですねぇ。消防はかなり頻繁にチェックに来るのですが....

この際温暖化問題はおいといて、東京の大学に入ったとき持ってきた九谷焼の火鉢が懐かしい。けど、あれはどこへ行ったんだろう?
Commented by gakis-room at 2008-12-24 17:15
CFさん,
「大和風呂」と言う名前を初めて知りました。金沢なのになぜ「大和」かなと不思議に思います。

>東京の集合住宅では電気のエアコン以外はほとんど禁止
おや,まあ。私は東京では住めないですね。冬の風呂上がりに石油ストーブの前で冷たいビールを飲むのが好きなんですよ。
Commented by saheizi-inokori at 2008-12-25 07:17
私は学生時代の寮の部屋に火鉢を置いてました。
うっ屈するとたばこの吸い殻やらなんやら火をつけてミニ放火(焚き火)をするのでした(ほとんど無意識に)、部屋中濛々たる煙で友人がびっくりして飛んできたこともあります。火遊びはそれだけ。
Commented by gakis-room at 2008-12-25 11:18
saheiziさん,
おや,まあ。
学生時代といえば,下宿では電気あんかが唯一の暖房でした。寒かったなあ。
Commented by convenientF at 2008-12-26 13:06
>金沢なのになぜ「大和」かなと不思議に思います。

私も長年不思議に思ってきました。このたび、gakis-roomさんのご質問をいただいたのを機に郷土史を研究してきた友人に問い合わせましたが、本日現在まだ不明。

>の風呂上がりに石油ストーブの前で冷たいビールを

ウーン、旨そう。
しかし、近年の東京では集合住宅の高層化と気密性強化が急速に進んでいますので、何かを燃やして酸素を二酸化炭素に変えるのはあまりに危険ですね。拙宅は2階と3階を使っているのですが、目の前を通るパトカーや消防車のサイレンが全く聞こえないという気密度です。したがって戸外の気温もあまり感じないんですよ。

Commented by gakis-room at 2008-12-26 13:40
CFさん,
お手数をかけます。

私の部屋でもアルミサッシですから,機密性はあります。ですから部屋の換気にはそれなりに気をつけています。


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