2008年 12月 15日
麻生内閣の立ち枯れすすむ,支持19.8%,不支持75.0%
フジテレビ系「新報道2001」の「今週の調査」(首都圏男女500人による電話調査,12月11日実施)によると,「麻生内閣を支持する」は,先週に比べて2.8ポイント下がり,ついに20%を割って19.8%でした。逆に「支持しない」は5.8ポイントあがって75.0%に達しました。

今月初め,各新聞は「麻生内閣の支持率,急落」と報じていましたが。首都圏で見る限り,「急落」ではなく,11月になってから「長期低落傾向」に歯止めがかからないと言うのが正しいようです。政権の立ち枯れはなお進行中です。

トヨタ,キャノン,ソニーといったそれぞれの業界のリーディング社が雇用契約終了前の派遣社員の大量の削減(道理に合わないあからさまな首切り)を打ち出しています。さらに,12月8日、「地方分権改革推進委員会」は,国の出先機関にいる約9万6000人の職員のうち、36%にあたる3万5000人程度を減らす内容の第二次勧告を麻生首相に提出ししています。

雇用不安は深刻な大量失業に向かっているようです。大量失業が内需をさらに落ち込ませることはことの必然です。

「新報道2001」の調査では,次の選挙では
  民主党に投票  39.2%(先週比,+11.6ポイント)
  自民党に投票  16.0%(先週比,−6.8ポイント)
と,その差はさらに拡大しました。

自民党に政権担当能力がないことは明白です。2人の「選挙の顔」が1年足らずで頓挫し,圧倒的多数で選出した3人目の「選挙の顔」も3ヶ月にして立ち枯れてしまいました。総理・総裁の意向すら無視されて,もはや「選挙」すらできなくなってしまったかのようです。
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by gakis-room | 2008-12-15 08:26 | つれづれに | Comments(15)
Commented by saheizi-inokori at 2008-12-15 10:37
衝撃的な数字ですね。
政権二ヶ月?
感情的にあの顔と声を見たくも聴きたくもないという人も多くなっていますね。
仮にも首相が、、。
高木連合会長がソニーやキャノンの首切りをかなり強く批判して規制緩和に乗った連合のことも自己批判しています。
手遅れですね。
こうして弾き飛ばされた人々とタモガミ的動きが一緒になると、なんか怖いものがあります。
空気が変わってしまう。
Commented by convenientF at 2008-12-15 11:19
ソニーやキャノンに派遣されている連中には未だ多少の救いの手が届くかもしれません。「ハケンさん」にも階級があります。

いまや100万に達すると推定されている「ユーレイ労働者」、つまり住民登録を抹消されている労働者たちには何も届きません。届くとしたら広域暴力団や右翼からの誘いでしょう。

一方、私が住まいする辺りでは若い公明党員が共産党に流れているという噂が広まってきました。

空気が変わりつつあるようですね。
Commented by gakis-room at 2008-12-15 12:07
saheiziさん,
「自由な働き方」という美称のうさんくささの化けの皮がはがれ始めたということでしょうか。「ここは誰,私は何処?」的政権がなお延命しているのは,国民に直接語ろうとしない民主党代表のセンスのなさかも知れないと思っています。

タモガミ的自愛史観が「救国の論理」に裏打ちされたら,怖いと思います。
Commented by gakis-room at 2008-12-15 12:11
CFさん,
その変わりつつある「空気が読めない」と言うことでは,民主党もいささかも負けてはいない(笑)と。
Commented by Mr.Yo-Yo at 2008-12-15 22:21 x
「政権担当能力」は自民党と民主党においてだと民主党のほうがあるように思えます。しかしこれは、今自民党が第一党として政権を握っているからでしょう。もし、民主党が第一党になっていたら意外と、自民党のほうが能力があるかのように思えるかもしれません。
つまり、政権を握っている政党に対してだと何を言っても、支持率の上では責任が表れてこないということです。つまり、支持率は下がって当然なのです。
でも、これを食い止める方法はあります。それは政策を実行することです。たとえそれが将来的にいいことか悪いことかは関係ありません。「将来の政治は悪くなる」といっても、国民は「今、いいことをしているじゃないか」と言って、支持率は下がりません。この例が「郵政民営化」だったのかなあとおもいます。あの時の「将来」が「今」になっているのでしょうか。
Commented by Mr.Yo-Yo at 2008-12-15 22:22 x
雇用問題について
「企業」と「国」が「失業者」に対する思いが違うということがひしひしと伝わってきます。「企業」にとって、所詮部外者。しかし「国」にとっては部外者として扱うことはできません。なぜなら「国民」の一員だからです。たとえ、その人が非正規雇用労働者でもです。結局あせるのは、「国」になるでしょうか。なんだか、積み木みたいに崩れていってるような気がします。
最後に、今日のNHKスペシャルで言っていたのは非正規雇用労働者には派遣会社が保険をかけてくれないということです。お願いしても、後延ばし、後延ばしで…。
雇う前提で「部外者」のような気がします。
すいません。コメントが入りませんでした。追伸としてコメントします。
Commented by gakis-room at 2008-12-16 06:53
Mr.Yo-Yoさん,
コメントには字数制限があるようです。長くなるようでしたら,今回のように分けてコメントしていただければ良いかと思います。

「政権担当能力」とは何か,難しい問いのようです。全体的な国家ビジョンのことか,個々の政策のリアリティのことかによって答えは違ってきそうです。私が自民党には政権担当能力がないというのは,この両方についてです。では民主党にあるのか,と言えば必ずしもあるとは言い切れません。しかし,自民党との比較では,相対的にあるように思っています。

「雇用問題」について,「ハケンさん」を部外者としてしまったのは,ひとえに雇用責任をあいまいにした法制度の不備のように思われます。その延長上に「内定取り消し」があるように思われます。「内定取り消し」は明白な雇用契約違反です。
Commented by convenientF at 2008-12-16 14:05
>民主党もいささかも負けてはいない(笑)と。

負けてませんねぇ(^^;)。社民も頑張ってる(?)ようですが....

そもそも「共産党」とは何だったのか、からして自民、民主、社民の幹部連中の頭の中には何の認識もないでしょう。

メーデーが懐かしい(笑)。
Commented by gakis-room at 2008-12-16 16:33
CFさん,
「10.21国際反戦デー」,さらに古くは「青年よ,銃をとるな」なんてのもありました。要するに軸がぶれると言うよりも,軸そのものがないようです。
Commented by convenientF at 2008-12-17 04:54
60年安保では未だ学生やってた餓鬼友たちが大勢怪我をしてぶち込まれました。
管理職になってからは、大学で暴れてた連中を、人事部と大げんかしながら田の定時入社とは別枠で採用して部下として使いましたが、逞しい連中でした。いまは闘志満々の高齢者の入り口。
Commented by gakis-room at 2008-12-17 05:45
CFさん,
学生に「エリート」としての矜恃が残っていた時代ですね。
Commented by convenientF at 2008-12-17 09:00
>学生に「エリート」としての矜恃が残っていた時代ですね。

大学進学率がようやく10%になった時代でしたね。

Commented by gaki at 2008-12-17 09:27 x
CFさん、都市の高校進学率が50パーセントを越えたころですね。
Commented by convenientF at 2008-12-17 13:22
gakis-roomさん、

>都市の高校進学率が50パーセントを越えたころですね。

都市によるでしょうね。女子が50パーセントを超えたかなー?ぐらいでしたでしょうか。
Commented by gakis-room at 2008-12-21 19:30
CFさん,
1960年の高校進学率は,男子59.6%,女子55.9%でした。都市の高校進学率はもっと高かったようです。


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