2008年 10月 08日
哀しきキンモクセイ
d0006690_21164823.jpgキンモクセイ(金木犀)
モクセイ科 モクセイ属

キンモクセイが盛りを迎えました。キンモクセイは常緑小高木樹で,白色のギンモクセイの変種だそうですが,ギンモクセイはまだ見ていません。

花序をつくるひとつひとつの花は5ミリくらいの小さなものです。近寄って見ると,2本の雄しべがちょっと覗いています。

「近くの公園」にもキンモクセイは何本かあり,甘い香りがをあたりに漂わせています。先ほど,駅から「近くの公園」を抜けて帰って来ましたが,少し離れたところからもその香りがわかります。

d0006690_2117026.jpgしかし,その香りがキンモクセイにとっては哀しみになりました。キンモクセイの香りをトイレのニオイと勘違いする子供たちが続出したというのです。

1970年代初頭から1990年代前半までは,トイレの芳香剤として,その甘い香りの強さでキンモクセイは人気商品だったようです。

それで,「キンモクセイの香り=トイレのニオイ」になったそうです。まさしく,哀れ,キンモクセイです。

そして,強い香りのキンモクセイの後に「トイレのニオイ」になったのはラベンダーとのことです。哀れ,ラベンダーです。

かつてはあるニオイが100であるとすると,それに対してより強い110の香りで100のニオイを打ち消していたそうです。現在ではニオイのモトが科学的に解明できるようになり,消臭技術が発達し,100のニオイを20〜30までに抑え,20〜30の「ほのかな香り」をかぶせているそうです。

私は「ほのかな匂い」に限らず,これまで芳香剤も消臭剤も使用したことがありませんから,ただただ,キンモクセイに同情するばかりです。
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by gakis-room | 2008-10-08 21:20 | 花の手帳 | Comments(4)
Commented by 高麗山 at 2008-10-09 00:04 x
ご近所の木犀は花を沢山つけるのに、我が家の木犀は極めて貧相な花数しか付けません。
何か理由があると思うのですが、お心あたりでしたら、お教えください。
Commented by saheizi-inokori at 2008-10-09 06:59
私にとってトイレの臭いはドクダミの臭い。
谷崎は何といってたかな。和風トイレならではの“いい匂い”でした。
Commented by gakis-room at 2008-10-09 07:47
高麗山さん,
私にお聞きになるなんて,悪い冗談ですよ(笑)。
Commented by gakis-room at 2008-10-09 07:51
saheiziさん,
その昔,貧乏旅行をした時,ちゃちな旅館に泊まったときの強烈なアンモニア臭を思い出しました。


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