2008年 09月 16日
瞬きの間とはいえ,1秒長くなる2009年
d0006690_80093.jpg日本の標準時を管理している独立行政法人,情報通信研究機構は12日,2009年1月1日に1秒分の「うるう秒」を挿入すると発表しました。したがって,2009年は通年より,1秒長くなります。

これは,地球の自転速度は徐々に遅くなっており,世界共通の標準時刻(協定世界時)が原子時計(セシウム原子の振動数から時間を決める「原子時計」が基準)とずれが生じるため,数年ごとに「うるう秒」を挿入して誤差を埋めていることによります。

「うるう秒」の挿入は世界中で実施され,1972年から始まって,今回で24回目で,「うるう秒」を入れるのは、06年元日以来3年ぶりです。

日本では来年1月1日の午前8時59分59秒の後に、「うるう秒」の1秒を挿入されます。ところで,なぜ,「午前8時59分59秒の後」なのでしょうか。素人考えでは1月1日午前0時00分00秒の前に入れても良さそうに思うのですが…。

「瞬きの間」の問題といえば,同じ12日に,総務省は放送局,メーカーなどが加入する「デジタル放送推進協会」と「電波産業会」に対して,「気象庁が一般向けに提供している『緊急地震速報』」が,地上デジタル放送を利用するとアナログ放送よりも2秒程度遅れる問題で,遅れ解消のための技術開発を進めるよう」文書要請をしています。

アナログ放送と地上デジタル放送とのこの遅れは知っていました。テレビがダメになり,昨年の9月1日に買い換えましたが,その時に知りました。なお,NHKではこのような問題を理由に、総合テレビで正確な時間を知らせる時報(午前,午後7時などの定時ニュースの時の時計画面)を2004年に中止したそうです。

【おまけ】
上記の地震速報の遅れに関連して,6月21日の朝鮮日報(日本語電子版)は「日本のデジタル放送に思わぬ盲点」と報じでいましたが,その冒頭部分には「おいおい,それはないよ」と笑ってしまいました。

「最近、日本ではスポーツ中継の際,各家庭から歓声が聞こえてくる時間に差が生じている。アナログ放送で中継を見ている家庭では数秒早く,デジタル放送で見ている家庭では数秒遅く、歓声が上がるというわけだ」
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by gakis-room | 2008-09-16 08:00 | つれづれに | Trackback | Comments(4)
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Commented by 高麗山 at 2008-09-16 09:16 x
我が家には、T.Vとしての地デジはありませんが、P.Cに付属した地デジがあります。
最初は戸惑いました、家族が観ているアナログ放送との間にタイム・ログがあったからです。
そういえば、最近時計を時報に合わせる行為はほとんどなくなりましたが、T.Vの時報に時計画面が放映されていないことに、気がつきませんでした。。。
Commented by asuno-kazemachi at 2008-09-16 11:07
うるう年もそうですけど、うるう秒も、なんか少し嬉しいです。
日常と違うところに、わくわくするのかも。
Commented by gakis-room at 2008-09-16 11:10
高麗山さん,
地デジの場合。リアルタイムといっても,厳密には2秒遅れと言うことになります。別にどうって言うことありませんがね。
Commented by gakis-room at 2008-09-16 11:14
asuno-kazemachiさん,
もし,忘れなければ「1月1日午前8時59分59秒」後の1秒の歴史的瞬間(?)を確認したいと思っているのですが,きっと忘れてしまうに違いありません(笑)。


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