2008年 07月 31日
街路樹の根元に,ハナスベリヒユ
d0006690_6191716.jpgハナスベリヒユ
スベリヒユ科 スベリヒユ属

街路樹の根元の1m四方の土の部分にはいろいろな野草が生育しています。これもそうしたところで見ました。

ハナスベリヒユです。2cm位の花です。濃いピンクの横には白色もありました。ハナスベリヒユは野草のスベリヒユを園芸用に改良したものだそうですから,これは誰かが植えたものだと思われます。

スベリヒユは畑や路傍に生える生命力の強い野草で,畑作にとっては害草だそうです。その改良種ですから「スベリヒユ」の名前を嫌って,スベリヒユ属の学名に由来した「ポーチュラカ」で売られているとのことです。

とはいえ,スベリヒユの若苗は昔は飢饉の時に食用にされ,茎や葉は利尿薬や解毒薬として使われたしたといいますから,害草として嫌らうのは人間様のご都合です。

「スベリ(滑り)」の由来は茹でた際にぬめりが出ることといいますから,食用でないものを茹でることはありませんから,食用とした証左です。「ヒユ(莧)」とは,「小さく可愛らしい」植物のことを意味し,「莧」の字が当てられます。

なお,ハナスベリヒユの花の色はには白いろ,桃色の他に黄色,薄紅色と多様ですが,スベリヒユは黄色だけのようです。

【7月の最高気温の平均】30日まで
  今 年  32.7度
  昨 年  28.8
  平 年  30.5
  1994年  34.0

29日の奈良の最高気温  33.1度
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by gakis-room | 2008-07-31 06:25 | 花の手帳 | Comments(4)
Commented by saheizi-inokori at 2008-07-31 07:26
白い方はガキゴノミヒユなんて命名したいです。
Commented by gakis-room at 2008-07-31 07:46
saheiziさん,
恐れ入りました。すっかりお見透しで。
Commented by フローラ at 2008-08-01 00:32 x
万葉集の「いはゐずら」。ぬるぬる云々・・・と詠まれているそうですが?私は未確認です。それより〈菜色健美〉というページに、欧州で古くから一般に食されているこのスベリヒユの栄養分析が載っていました。随分健康食らしく、面白かったのがスベリヒユからギリシャに飛べたことです。フェタというチーズありますね、山羊乳の。山羊がスベリヒユをよく食べているそうです。(人も食べますが。日本でも今でも東北で?)
Commented by gakis-room at 2008-08-01 11:05
フローラさん,
「菜色健美」を見てみました。ギリシア料理,フランス料理の食材には驚かされました。また,日本でも「飢饉」の非常食というよりも日常的な食材でもあったのですね。
お教えいただき,ありがとうございました。


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