2008年 07月 28日
ヒメガマを見ました
d0006690_711108.jpg自宅の近く大きな溝でヒメガマを見ました。ガマは1科1属で世界には12種のガマがあるそうです。うち,日本にはガマ,ヒメガマ,コガマの3種が自生するそうです。

昨年の8月5日に見たものは,ガマで,今朝,散歩をしていて見たものはヒメガマです。

フランクフルトソーセージを串刺しにしたような花が特徴ですが,ガマは上部の雄花と下部の雌花が連続していますが,ヒメガマは写真のように離れているからすぐにわかりました。

昨年の記事では「因幡の白ウサギ」について「秋になると雌花は白く綿のようになるそうです。白ウサギがくるまったのはこれかと思います」と書きましたが,これは間違いでした。

 2 大黒さまは あわれがり
   「きれいな水に 身を洗い
   蒲の穂綿 に くるまれ」と
   よくよく教えて やりました

この歌が間違いで,古事記の原文では「蒲の穂綿」ではなく「蒲黄」だそうです。「蒲黄(ほおう・ほこう)」とはガマの花粉のことで,色は黄色です。6,7月頃に雄花から大量に出て,指につけるとしっかりと付き,天花粉(ベビーパウダーのこと)をつけたときのように指がサラサラになるとのことです。

蒲黄は漢方では,止血剤,増血剤,鎮痛剤,消化剤,利尿剤として用いられ,また,切り傷や軽いやけどには患部に直接塗布するとされています。

なお,「蒲の穂綿」とは,昔,蒲団を作るときにガマの穂をほぐしたもの(蒲の果実)を綿の代わりに使ったことから生まれた言葉だそうです。


【7月の最高気温の平均】27日まで
  今 年  32.7度
  昨 年  28.5
  平 年  30.2
  1994年  33.9

27日の奈良の最高気温  36.3度
  26日とともに今年最高
  3日連続,5回目の猛暑日
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by gakis-room | 2008-07-28 07:12 | 花の手帳 | Comments(13)
Commented by saheizi-inokori at 2008-07-28 07:48
最初は蛙のことだと思って読んでいました。
えっつ!世界でたった12種?
ガマの穂綿、氷解です。チクチクしてごろごろして、いったいどうするんだろう>とおもっていました。
そうい疑問をそのままにしておく人とこうしてちゃんと誤りを正せる人の違いは大きいなあ。
後4日!首位奪回なるか手に、いや。全身に汗が噴き出しています。
Commented by 高麗山 at 2008-07-28 08:12 x
“天花粉”商品名だとばかり思っていました。

因幡の白兎、良く理解できました。先週、白兎海岸へ行ってきたばかりです。
Commented by gakis-room at 2008-07-28 10:00
saheiziさん,
最初はヒメガマのあとに「(姫蒲)」をつけようか思いましたが,確認ができませんでした。紛らわしいことで…。

>誤りを正せる人の違いは…
単に無知であっただけですよ。

1994年に追いつくことはあり得ません。私の計算では残り4日の最高気温の平均が42度以上ならなければなりませんから。ただ,今年が7月としての平均気温が観測史上5位になることはほぼ確定です。おもしろがって統計をとっていますが,他にやることはないのかと思ってもいます。
Commented by gakis-room at 2008-07-28 10:03
高麗山さん,
天花粉は普通名詞みたいです。シッカロールは商品名です。

因幡の白兎,私も今朝知りました。
Commented by saheizi-inokori at 2008-07-28 16:07
計算、それも算術の範囲すらできなくなっている、無知であるばかりか!
Commented by gakis-room at 2008-07-28 17:22
フローラさん,
少彦名(スクナヒコナ)神は「海の向こう」から来て,大黒(オオクニヌシ神)さんとともにこの国の基礎を作ったという神ですね。私はこれくらいのことしか知りませんが,「海の向こう」は朝鮮半島のことだと思っています。
古代の日本が漢文化の影響を受けたといいますが,その「漢文化」の半分以上は「韓文化」に違いないと思っています。少彦名神も古事記,日本書紀によって日本的に脚色されているんじゃあないでしょうか。
Commented by gakis-room at 2008-07-28 17:26
saheiziさん,
奈良地方気象台の統計を写して,足したり割ったりしているだけです。暇なんですねえ,私は。
Commented by YUKI-arch at 2008-07-28 18:18 x
オリンピック直前の中国では、
漢方がドーピングに引っかかると全面規制だそうですね。

広汎に使われている伝統の
東洋医学が萎縮しないように望んでいます。
Commented by gakis-room at 2008-07-28 19:29
YUKIさん,
中国がそういう事情にあるとは知りませんでした。ただ,全面規制とはちょっといただけないですね。
Commented by gakis-room at 2008-07-28 19:41
フローラさん,
ちょっとびっくりしました。それはさておき,医学としての韓方は日本では正当に評価されていないように思います。ドラマ「チャングムの誓い」でも,韓方ではなく漢方と理解されたのではないでしょうか。もっとも「チャングムの誓い」の時代背景が「東医宝鑑」が刊行された半生記前ではありましたが。
Commented by gakis-room at 2008-07-29 05:06
フローラさん,
豊玉姫については知りませんでした。それて調べてみました。海神の娘で,山幸彦の妻そして神武の祖母なる人だとわかりました。
海に帰った豊玉姫が我が子の養育を妹に託す,そして,その妹が託された子との間に神武を生む。このあたりをどう読むのか,神話の世界はおもしろいと思いました。
Commented by gakis-room at 2008-07-29 19:10
フローラさん,
私は民俗学については門外漢ですが,統一国家の成立過程で,主要勢力は被征服部族の神話,伝承をも自己の神話,伝承の中に都合よく組み込んでいくのではないかと想像しています。その集大成が,古事記,日本書紀なのではと。
Commented by gakis-room at 2008-07-30 02:30
>他者の神話・伝承を都合よく組み込む、ということには、どういう意義があるのでしょうか?
征服者の狡知かなとも思います。「あんたとは一緒だよね,でもこちらが本流」といった感じかなとも思います。支配のおおらかさと言えばおおらかさですが,自信のなさとも考えられます。
ただ,記紀については,白村江の戦いに敗れたあと,唐,新羅からの報復に備えて,早急にアイデンティティを確立しなければならないといった国内事情から,強引に脚色,編集したのではないかと思っています。

ご提案のように,この談義はここまでにいたしましょう。


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