2008年 07月 03日
個性派あるいは気まぐれ,クチナシの花
d0006690_1918374.jpgクチナシ
茜(あかね)科 クチナシ属

クチナシの花が盛りです。「近くの公園」でもたくさん咲いていますが,一重のものはなく,すべて八重です。

その八重のクチナシは花の咲き方がまちまちのようです。写真上のは外側が全部開いてから,内側が開いています。写真下は少しずつ開いています。

また,花びらが不規則な花でも,例えばトキワハゼても,ホトケノザあるいはヒメオドリコソウでも左右は対象のものが多いのですが,クチナシはすべてまちまちの形をしているようです。

よく言えば個性的な花です。あからさまに言えば気まぐれな花です。そして,開花すると「仕事完了」とばかりにすぐに色あせていきます。

こんなクチナシを見ていると,確かに甘い香りがしますが,渡哲也が歌ってヒットした「クチナシの花」のイメージとは違います。

  いまでは指輪も 回るほど
  やせてやつれた お前のうわさ
  くちなしの花の 花のかおりが
  旅路のはてまで ついてくる
  くちなしの白い花
  おまえのような 花だった

これは一重のクチナシをイメージしたのでしょうか。

一重のクチナシはオレンジ色に結実して,薬用・染料になり,無毒なので布以外にきんとん,たくあんの 着色料にもなるそうです。
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by gakis-room | 2008-07-03 19:18 | 花の手帳 | Trackback | Comments(4)
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Commented by 高麗山 at 2008-07-04 00:49 x
遠い昔の職場、一輪のくちなしを誰かが水差して更衣室の窓辺に置いていた。カーテンの陰に隠れていて九月の初旬まで誰も気が付かなかったが、健気にも生きながらえて立派な根をおろしていた。勿論、埴採用の鉢植えにしたが、以後の結末に記憶が無い。

子供の頃、風呂敷マントの遊びは記憶が無いが、独楽回しの木部に、くちなしの実を擦り付けて色だしをした記憶が甦る!
Commented by gakis-room at 2008-07-04 07:37
高麗山さん,
クチナシの花は短命なのに木は丈夫のようです。鉢植えされたクチナシのその後,翌年にはきっと花をつけたのでしょうねえ。
Commented by saheizi-inokori at 2008-07-04 10:35
写真を撮ろうとすると色あせの部分が気になる。
でもそれを含めていいなあ、と思えばいいのだ。今やっと悟りました。
Commented by gakis-room at 2008-07-04 16:54
saheiziさん,
そうですね。写真だけでなく,コメントもつけるのであれば,色あせ部分を含めて「花」ですから。ああそうか,コメントがなくても「花」でした。


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