2008年 06月 03日
カバンもまた上級生の証でした
d0006690_20623.jpg私の虎が煙草を吸っていた頃,もう一つ「年齢による境界」を越えるものがありました。通学カバンです。ただ,こちらの境界は曖昧でした。

1年生はランドセルで通学します。しかし,ランドセルと言っても,その当時のこの国は充分に貧しかったので,ランドセルは人工皮革(もどき)でした。厚手のボール紙にビニールを貼った程度も代物です。

ですから,3,4年生になる頃には大抵は背負う為のベルトを止めている部分がダメになってしまいます。それを一時的にショルダーバックのようにして使っていました。

5年生(多分)になるとそれともお別れです。ズック(布製のこと)の横カバン(と呼んでいました)で登校します。上級生の証です。色は薄い黄土色で誰もが同じでした。

そして子どもたちの間では,この横カバンのかけ方がありました。カバンのベルトを長めにして,片から斜めにかけ,本体はおしりの後ろにします。歩くとカバン本体がおしりのあたりではねます。

これがいいのです。私の母は「みっともない」と言っていましたから,親孝行の私は(?)家を出るときはベルトを短めにしてカバン本体を体の横して家をでます。

家をでてしまえば後は「子ども世界」です。これは男子の世界です。ランドセルがダメになった女子はどうしていたのでしょうか。思い出せません。
※写真は現在の私の外出用のもの。当時は外フタにポケットなどはありませんでした。
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by gakis-room | 2008-06-03 20:10 | つれづれに | Comments(2)
Commented by saheizi-inokori at 2008-06-03 22:37
私も最近買った「ちいさんバッグ」を嬉しげに肩にかけています。こういう贅沢ができるようになったことが大人の徴。
Commented by gakis-room at 2008-06-04 08:30
saheiziさん,
バックが小物かどうかは分かりませんが,ちょっとした小物を買う時の充実感,嬉しいですね。


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