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2008年 05月 28日
薬草から毒草へ,ヒレハリソウ
薬草から毒草へ,ヒレハリソウ_d0006690_18144274.jpgヒレハリソウ(鰭玻璃草)
ムラサキ科 ヒレハリソウ属

「例の田舎道」でみました。和名のヒレハリソウよりも,コンフリーと呼ばれることが多いようです。花は3cm位で中程で少しくびれた筒状で,先端で5裂しています。

花茎には翼があり、これが「ヒレハリ」の名前の由来になっている,との事ですが私にはよくわかりませんでした。

ヨーロッパ原産で,明治時代に導入され,食用や薬用,牧草として使われてきました。青汁の原料としても利用されてきましたようです。

しかし,厚生労働省は,2004年6月14日,コンフリーを含む食品を摂取して肝障害(肝静脈閉塞性疾患で,主に肝臓の細静脈の非血栓性閉塞による肝硬変又は肝不全)を起こす例が海外で多数報告されているとして,摂取を控えるよう注意を呼びかけると共に,同年6月18日食品としての販売を禁止しました。

by gakis-room | 2008-05-28 18:15 | 花の手帳 | Comments(6)
Commented by saheizi-inokori at 2008-05-29 08:13
一時薬草としてもてはやされましたね。
それがヒレハレホリだとは!ハラヒテホレヒリです。
Commented by gakis-room at 2008-05-29 16:55
saheiziさん,
薬草としてもてはやされたことを私は知りませんでした。薬に関心が内からでしょうね。
Commented by YUKI-arch at 2008-05-29 19:14 x
紫は時に危険な色ですね。
「毒にも薬にもなる」というのが正解かな?

Commented by asuno-kazemachi at 2008-05-29 19:52
葉脈がなんだか不思議な感じですね。
毒にも薬にもなりうるものにふさわしいデザイン、なんでしょうか(笑)。
Commented by gakis-room at 2008-05-29 19:58
YUKIさん,
でも,私はムラサキも好きな色の1つです。今は使いませんが,20代の頃は書類を紫色の風呂敷で包んで通勤していました。他に群青色ですかね。もっとも花の色としては白色が好きです。
Commented by gakis-room at 2008-05-29 20:02
風待ちさん,
花はただ咲いているだけなのに,やれ薬だ,いいや毒だと,騒がれて迷惑がっているかもしれません。


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