2008年 05月 11日
可愛くても「強害草」なんだって,ハタケニラ
d0006690_11531676.jpgハタケニラ
ユリ科 ステゴビル(捨て小蒜)属

名の由来は不明ですが,葉がニラ(韮)に似ていて畑に生えるからと考えられているようです。ニラの名前が付いていますが,ニラはネギ属ですから,別種のようです。

すらっと伸びた茎の上部に1cm位の白い花を10前後咲かせるとありましたが,「近くの公園」のものは1〜5つです。先月末の除草を免れたのか,その後に顔をだしたのかは不明です。

花びらは午前中は半開きで,午後には全開します。このかわいらしさにもかかわらず,農業に従事する人からは,繁殖力が非常に強く,一端侵入を許すと駆除が困難となる「強害草」として忌み嫌われているそうです。

理由は,地下茎に大量の鱗茎(タマネギ,ニンニクがその典型)を形成,この鱗茎1つ1つから容易に再生するため,雑草として処理する際にはこれを全て回収しないといずれ再生します(したがって、地上部を刈り取っても意味が無い)。

また,この鱗茎は1粒が小さくポロポロとこぼれやすいので除去の際に飛び散りやすく,下手に除去しようとすると大繁殖を許してしまうことになる,からだそうです。

北アメリカ原産。渡来時期は明治の中期とされています。園芸種が移出して,近年では全国に広がっているそうです。

確かに公園では2箇所でたくさん顔を出していました。来年はもっと多くなるのでしょうか。
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by gakis-room | 2008-05-11 11:53 | 花の手帳 | Comments(4)
Commented by YUKI-arch at 2008-05-11 15:52 x
みごとな合成ですね。
花の特徴が遠近でよくわかります。
Commented by gakis-room at 2008-05-11 19:57
YUKIさん,
ありがとうございます。タテに2つ写真を並べると長くなってしまうので,花だけを切り取ってはめ込みました。
Commented by saheizi-inokori at 2008-05-11 21:42
ホントに可愛い。
食用にはならないのでしょうか?
Commented by gakis-room at 2008-05-12 06:38
saheiziさん,
学名は「偽・ニンニク」と言うようですが,ニンニクとも別種で,私が調べた限りでは食用にはむかないようです。


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