2008年 05月 06日
1mm程の花です,ヤエムグラ
d0006690_10293461.jpgヤエムグラ(八重葎) アカネ科 ヤエムグラ属
「近くの公園」は先月29日に大々的な除草がされてほとんどの野草は刈り取られてしまいました。そんななかで,公園の入り口の隅のフェンスに残されていました。

花は白色の4弁で,1枚は1mm位の小さなもので,気を付けて見ないと見逃してしまいそうす。

「八重」の名は花ではなく,葉を1ヶ所から6〜8枚輪生するところに由来します。葉は細長く被針形で裏側に少し粘りけがあります。茎には逆向きに小さな棘があります。

この棘があることによってお互いが寄り添いあったり,あるいは他の植物にも寄り添って立ち上がっており,自らの茎で立ち上がることはできないそうです。

そんなヒョロヒョロでも,繁ったかたまりの背丈は50cm程はありましたから,したたかと言えばしたたかです。

花の下に2mm位の丸い玉が2個横にならんでいます。これは子房でこれが大きくなり果実になります。果実には荒い毛が生えており、「ひっつき虫」系で,動物の毛などにくっついて散布されます。
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by gakis-room | 2008-05-06 10:30 | 花の手帳 | Comments(6)
Commented by saheizi-inokori at 2008-05-06 20:06
茂れる里の寂しきに人こそ見えねgakisさんが来た!
公園に咲いていたとは。よく見つけました。
Commented by gakis-room at 2008-05-07 10:19
saheiziさん,
「…gakisさんが来た」ですか。
昨日知ったばかりのうんちく(?)です。
ヤエムグラはアカネ科の植物で秋には枯れてしまいます。百人一首の恵慶法師 の「やへむぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり」の「やへむぐら」はクワ科の「カナムグラ」であろうというのが定説のようです。
Commented by 高麗山 at 2008-05-07 19:08 x
草刈時に、手足に纏わり付いたり、除草機に絡まりつく厄介者に“こんな上品な”名があったとは、つゆぞ知りませんでした!
Commented by gakis-room at 2008-05-07 20:13
高麗山さん,
ずいぶんと嫌われている野草のようです。駆除方法なるサイトがいくつかありました。
Commented by イネ at 2008-05-07 22:17 x
ヤエムグラさん、待ってました!
茎のささくれはお互いが寄り添ったり、隣の植物に引っ掛けるためなのですね。上の写真は美しいです。しっかりした緑ですものね。しかしやはり好きにはなれない。ごめんなさい。
そうですか、秋には枯れるから、ムグラの茂る宿にあるのはこれではないのですね。ひとつ物知りになりました。ありがとうございます。
Commented by gakis-room at 2008-05-08 06:57
イネさん,
高麗山さんもいうように,庭の管理という立場から言えば,この上ない厄介者のようですね。部外者の私はただ「お主,なかなかの者だのう」で澄ましていられます(笑い)。


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