2008年 04月 01日
スイバ,スカンポのことです
d0006690_11382683.jpg「近くの公園」で,ロゼットから最初に立ち上がりだしたのはノゲシでした。

同じ頃,あちこちに数から言えば圧倒的に多い別のロゼットがありました。遅れて立ち上がりだしたこの野草は,あっという間にノゲシを追い越して花を付け始めました。

スカンポでした。スカンポは通称のようで,図鑑にはスイバ(酸葉)とありました。
  スイバ  ダテ科 ギシギシ属


d0006690_11384481.jpgスカンポと言えば,私の虎が煙草を吸っていた頃,その茎を噛んだ記憶があります。また,こんな歌も習いました。

「酸模(すかんぽ)の咲く頃」
    北原白秋作詞・山田耕筰作曲
  土手のすかんぽ  ジャワ更紗
  昼は蛍が  ねんねする
  僕ら小学  一年生
  今朝も通って  またもどる
  すかんぽ  すかんぽ、川のふち
  夏が来た来た  ドレミファソ

私の記憶では「一年生」のところは「六年生」であったよう思います。それよりも,なぜ「ジャワサラサ」なのか,なんとなく調子が良いのですが,その意味が不明でした。

「ジャワサラサ」が「ジャワ更紗」と知ったのは昨日です。スカンポの花の感じを「ジャワ更紗」の模様にたとえたように思われます。

そのころは「ジャワ更紗」が何かも知りませんでした。それ以上に,北原白秋の過敏な感覚は,小学六年生(ましてや一年生)には難し過ぎるぞ,とは半世紀後の感想です。

なお,属名であるギシギシについては昨年の6月30日に「近くの公園」で見ました。
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by gakis-room | 2008-04-01 11:40 | 花の手帳 | Trackback | Comments(8)
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Commented by asuno-kazemachi at 2008-04-01 16:09
すかんぽという名を知ったのは、実は大人になってから。
さだまさしの歌の歌詞からです。
その抜けたような素朴さのある不思議な語感に、ちょっとフクザツな感じのジャワ更紗という言葉をつないだ白秋のセンスは、すごいと思いました。
Commented by gakis-room at 2008-04-01 18:07
風待ちさん,
春の鳥 な鳴きそ鳴きそ 赤々と とのもの丘に 日の入る夕べ
初めて知った白秋の歌です。震えるような神経です。
Commented by 高麗山 at 2008-04-01 18:30 x
高知へ行った時、おばあさんと子供が“すかんぽ”を摘んでいるので、「どうするのですか」とたずねると、お浸しにするとの事。
後に、自分でもやってみましたが、湯がきすぎたのか、歯ごたえのない、フニャフニャのおひたしになりました。
味は。少し酸味があり、乙な味ではありました。
Commented by gakis-room at 2008-04-01 18:53
高麗山さん,
噛むと酸っぱさがありました。それが和名の由来のようです。ヨーロッパでは食用にもしていたようです。
Commented by saheizi-inokori at 2008-04-01 23:19
山道を歩いて喉が渇いたときにスパッと切って皮をむいてサクサク食べるのです。
みんな(都会人とは限らない、若いからか)驚くからなおのこと得意になって食べるのです。
立ち小便が掛かっている恐れもあるのですが。
Commented by gakis-room at 2008-04-02 07:18
saheiziさん,
サクサクと食べるのですか,私は噛んだことはありますが。知りませんでした。
Commented by maron415 at 2008-04-02 11:35
これは、かじったことないですが、イタドリはあります。
イタドリは、ツクシ同様、好きな人は好きらしいから、農道止めて取っている人を見かけます。
ググッてると、イタドリもスカンポと言うそうで…
ちなみに、スイバは、私にとったら、本当に草にしか見えないと…
(すみません、あまりにもはえすぎているので)
立ち小便の掛かっていなそうなとこ今度かじってみようか(笑)
Commented by gakis-room at 2008-04-02 12:48
マロンさん,
地域によってはイタドリもスカンポと呼ばれているようです。
スイバは繁殖力が旺盛のようです。「近くの公園」でもわんさとあります。私の場合は公園の中ですから,イヌを除けば立ち小便の危険性はありませんが(笑い)。


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