2008年 02月 15日
ビールなんて軟弱である
d0006690_18591941.jpg私の虎が煙草を吸っていた頃,私の家では麦入りご飯は珍しいことではありませんでした。時にはサツマイモ入りご飯もありました。

麦入りご飯もサツマイモ入りごはんも,こどもの私には「日本の貧しさ」なんて意識は毛頭ありませんから,むしろそれが当たり前だと思っていましたから,いささかの不満もありませんでした。

しかし,私はなぜかサツマイモが好きになれませんでした。おやつとしての干しいも(切り干しと言っていたように思います),焼き芋も好まなかったように思います。

白米が食べたかったから,サツマイモ入りご飯をいやがったのではありません。食べ物の好き嫌いに理由はないと思いますから,私の場合は,いわば偶然にそうなったとしか思われません。

私の家でサツマイモ入りご飯が出なくなってから,きょうにいたるまで,半世紀以上もサツマイモとは無縁でした。

こんな事を思い出したのは,最近鹿児島に移住した知人が「サツマイモを送ろうか」とメールをくれたからです。もちろん,理由を添えて丁寧にお断りをしました。

しかし,サツマイモ本体とは無縁でも,イモ焼酎には懐かしい思い出があります。20代の後半のある時期に,私用でしたが福岡に何回も出かけました。夜の飲み会では決まって焼酎の1升ビンがデンと当然のように中央に置かれます。

「私はビールがいいな」と言った時,冷やかしが入りました
「ビールなんて軟弱だ」
「水やお湯で割ったりするのが軟弱でないと。では,私は生(き)でいただきましょうか」
売り言葉に買い言葉です。

サツマイモはダメでもイモ焼酎は飲みます。水割りは今でも好きになれませんから,「生」かロックで飲みます。

サツマイモを送ろうかと言ってくれた知人は,焼酎を2本送ってくれました。嬉しい限りです。
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by gakis-room | 2008-02-15 19:00 | つれづれに | Comments(6)
Commented by 高麗山 at 2008-02-15 22:10 x
私の食歴は、サツマイモ飯くらいの軟弱なものではありません。
麦飯に更に増量材としての大根の千切り飯です。麦だけでもかなりつるつるするのに、水っぽい大根が入ると言いようの無い食感となります。   年末に、懐かしさが募って一人分炊いて見ましたが、いやはや複雑な心境と、味になりました。麦飯の経験の無い妻や家族は見向きもしませんでした!
酒を飲む機会が遅れた私は、最初は軟弱にも、ビール以外呑めませんでした。職場の先輩曰く、「高麗」お前は贅沢だ!この一言のおかげで、未だに“ 贅沢品 ”にシガミツイテいます。
Commented by saheizi-inokori at 2008-02-16 09:15
焼酎はいい酒だからいくら飲んでも二日酔いにならない。
薩摩隼人にそそのかされて一晩世界の歌を歌いあかしました。
「赤い火を噴くあの山に」とか桜島の見える旅館で、とても愉快でしたよ。
翌朝の不愉快さえなければ確かによい酒でした。
Commented by gakis-room at 2008-02-16 11:24
高麗山さん,
代用食とか2級酒なんて言葉もありましたね。焼酎は安いお酒の代名詞みたいでした。そういえば「民衆の酒 焼酎は 安くてまわりが早い…」なんて歌もありました。
Commented by gakis-room at 2008-02-16 11:27
saheiziさん,
一度,やはり福岡でしたが飲み過ぎて,翌日がフニクラフニクラでした。それでいて,意識はしっかりていて。
Commented by Count_Basie_Band at 2008-02-17 09:45
北海道に疎開している間は三食カボチャ、本土へ戻ると三食サツマイモ。
だからどちらも駄目です。天ぷら屋へ入ってもコースで頼むとどちらか、あるいは両方出てくるので一品注文にしています。

先祖代々の家訓に「焼酎はこれを口にすべからず」とある、のを言い訳にいまだに飲んだことはありません。
この家訓には「車夫、馬丁、駕籠下記の業はこれをするべからず」とあるのをいいことに、自動車の免許は持っていません。

先人の教えや家訓なんてものは、都合の良いところだけ使えば役に立ちますよ。
Commented by gakis-room at 2008-02-17 11:02
Count_Basie_Bandさん,
サツマイモ入りご飯がトラウマになっているわけではないのですが,どうもサツマイモはいけません。
私には伝えられる家訓がありませんから,何をしてもいいし,何もしなくてもいいという便利さがあります。私が後生大切にしているのは,「二十歳の決意」としての喫煙だけですね(笑い)。


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