2008年 01月 25日
鳥の取り分
d0006690_525268.jpg「例の田舎道」にはたくさんの柿の木があります。それらの柿の木には取り残された(放置された?)柿の実が未だにいくつも残っています。

それらのうちの1本はその枝を大きく道にはみ出しています。そして,なぜだか最近,その木にたくさんのカラスが集まり,実を啄んでいます。他の鳥もいます。

ですから,その下の道には啄みついでに落とされた柿の実ですっかり汚れています。この道を通るのに苦労はありませんが,上から柿の実がおとされないか,カラスの糞が…と注意が必要です。

いつか「スズメの取り分」と言う言葉を知りました。田んぼに落ちた稲の穂が「雀の取り分」で,田んぼに群がる鳥たちはせっせとその取り分を受け取るというわけです。

きょうも,カラスたちが柿の実を啄んでいました。あの柿の実は「鳥の取り分」に違いありません。
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by gakis-room | 2008-01-25 05:25 | つれづれに | Comments(6)
Commented by asuno-kazemachi at 2008-01-25 14:43
木守りの柿+烏の取り分ですね。
自然が与えてくださったものを、神さまや他の生き物たちと分かち合う昔の風習は、自然への畏敬と生かされていることへの謙虚さが感じられて、なんとなく心が穏やかで温かくなります。

ミレーの「落穂拾い」を想起しました。
それぞれがそれぞれの分に応じて生きるすべを与えられている、というような。
Commented by maron415 at 2008-01-25 18:25
渋柿(どう見てもそうよね…)って、皮むかなくても、放置していると渋抜けるのかな?
<渋柿も熟してくるとだんだん渋味が抜けてきますが、これはタンニン細胞の内容物が凝固して溶け出さなくなるので、渋味を感じなくなるわけです。>
だそうですが、わかったような、わからないような…
そういや、鳥さんたちよく見ます。春の季節の準備なのかな?
Commented by 高麗山 at 2008-01-25 19:25 x
「例の田舎道」での、「木守り」の記事は再登場ですね!
gakisさんは、あの“熟れた柿”がお好きでは無いようで、少し、お酒を召された方のような匂いがしますが、食べると甘くて美味しいですよ。
農業家の義母に聞いたのですが、お百姓さんは果実類だけでなくて根菜類でも田畑にひとつ・ふたつは必ず残すそうですね。
「木守り」と同じような、意味合いを言っていました。
Commented by gakis-room at 2008-01-28 20:08
asuno-kazemachiさん,
自然の摂理ということでしょうか。自然との一体感によって生きていた時代が確かにありました。現在の「エコロジー」と違っていました。
Commented by gakis-room at 2008-01-28 20:11
maron415さん,
鳥たちの知恵ですよね。食べられるか食べられないのかをどこで見分けるのでしょうか,不思議と言えば不思議です。
Commented by gakis-room at 2008-01-28 20:16
高麗山さん,
「例の田舎道」では,大根も白菜も残されています。それらを見ていると季節の静かな流れが伺えます。
「熟れた柿」の甘さは知っていますが,どうも苦手ですね。干し柿は時々は買い求めるのに…。好き嫌いって勝手なものです。


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