2007年 12月 21日
「ねじれ国会」っていいもんだ
きょうの午前,国会議員に関係する政治団体の支出(人件費を除く)について,原則1円以上すべての領収書公開を義務付ける「政治資金規正法改正案」が成立しました。この改正案については問題がないわけではありませんが,現行法に比べれば遙かに国民感覚に近いものだと言えます。

現行政治資金規制法は今年の6月の通常国会で自民・公明の賛成多数で改正されたばかりです。それが半年も経ないで再改正されたのは,「ザル法だ」との野党の批判が,参議院選挙の結果,現実的な力を持に至ったからです。

これこそ,「ねじれ国会」の成果のひとつだと言ってよいようです。「ねじれ国会」では,「法案が通りにくい」との自民党からの嘆き声も聞こえてきます。それに呼応して,「野党は責任のある現実的対応を」と言うような識者や一部メディアのまやかしも後を絶ちません。一言で言えば「多数のごり押し」ができなくなっただけのことです。

「ねじれ国会」。一体,誰の命名かは知りませんが,国民の意思をバカにした命名です。参議院選挙では,主権者である国民は自らの意思を正当に表明しました。05年の郵政選挙と異なる意思表示をしたのは,その間の政治の動向を踏まえただけのことです。

こうしたことは,小選挙区制の元で起こるべきことがおこったに過ぎません。国民の意思の変化,つまりは「新しい国民の意思」に従って政治は運営されなければなりません。自らは「05年」にしがみついたままで,「新しい国民の意思」を国会混迷の原因とするのは,民主主義への無理解から来るものです。

野党の無責任な対応が,「洋上無料ガソリンスタンド」による「国際貢献」をダメにしているというのであれば,「法案が成立しない異常事態」というのであれば,それを争点に「より新しい国民の意思」を求めたらよいだけのことです。

「より新しい国民の意思」を求めることなく,「そんなこと言ったかな」ととぼけてみたり,UFO論議にはしゃいでいることは,「責任ある現実的対応」の対極だと言えそうです。
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by gakis-room | 2007-12-21 19:13 | つれづれに | Comments(2)
Commented by ume at 2007-12-21 20:40 x
UFOに関しての私の考察はこうなります。まず仮説を立てます。
もし本当にUFOが存在するなら、人間の知恵を遙かに超えた知恵の持ち主によって作られたということになります。その知恵者がどんな目的で地球でウロチョロするのかを考えます。①友好が目的なら何故、彼らはその目的を人間に伝えないのでしょうか。UFOを作る能力があるならそのくらいのコミュニケーションを異星人である地球人と交わすのは容易なはずです。シャイな異星人なのか「存在を信じる人」以外には接触してきません。よって、少なくとも友好目的のUFOは存在しない。
②侵略が目的であれば、その技術力を持ってすれば、訳なく侵略に成功しているはずですが、今のところそんな気配はありません。よって、少なくとも侵略目的のUFOは存在しない。③物見遊山で地球まで遠出している場合のみ私はその存在を否定できません。
Commented by gakis-room at 2007-12-21 22:40
umeさん,
1と2の論理,見事です。納得しました。そして,3の場合,「存在を信じる人」ではありませんが,「存在を否定はしない」閣僚がいますから,永田町あたりで見られるかも知れませんね。それとも,秋葉原あたりでお買い物ないしは地球文明の到達点の視察?


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