2007年 11月 26日
「見えないもの」と「見えていないもの」
d0006690_6481810.jpgよく晴れた日没の後,昨夜も月がきれいでした。少し赤みを帯びた黄色でした。満月を1日過ぎたとはいえ,私の目には満月みたいなものです。

星もいくつか見えました。久しぶりのことです。これまでにも書いたことがありますが,満天の星どころか,星空をもう長い間見たことがありません。

満員の星,星空がなくなったのではなく,私には見えなくなったのだと思っています。私はひどい近視です。数年前に,眼鏡を作り直した折りに老眼の相談をしたところ,「近視の度を弱めることによって,近くが見えるようになる」との眼鏡屋のアドバイスに従いました。

以来,新聞も文庫本も近視の眼鏡だけで不自由はしていませんが,満天の星,星空は諦めました。ですから,空に星の1つ,2つも見えると何となく嬉しくなります。

私にとって代表的な「見えないもの」は星ですが,「見ているのに見えていないもの」はたくさんありそうです。その代表が野草でした。

野草の名前を知りたいと突然に思い,下ばかり向いて歩いてきたようです。たくさんの野草が見えるようになり,「カテゴリに『花の手帳』を加えました」。外出時にはほとんどカメラを持ち歩くようになりました。

ところで,最近は,「見えにくいもの」もあるように思っています。
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by gakis-room | 2007-11-26 06:56 | つれづれに | Comments(10)
Commented by 高麗山 at 2007-11-26 10:20 x
gakis さん
高齢者の域に達したというのに、世の中のこと、一握りの事ほども見えていません!    一応、あがきながらも努力はしているのですが。。。
Commented by saheizi-inokori at 2007-11-26 10:53
東京はメガネのせいではなくて星が見えない。
小淵沢に行くとそれがわかってほっとします。
Commented by gakis-room at 2007-11-26 14:58
高麗山さん。世の中のことは分からないこと,分かりにくいことだらけです
。よくよく眼鏡を拭いてはいますが。
Commented by gakis-room at 2007-11-26 15:00
saheiziさん,
東京では星が見えないのですね。その昔,「東京には空がない」と嘆いたひとがいましたが,今は物理的に空がなくなってしまったということですか。奈良も同じなのでしょうかねえ。
Commented by maron415 at 2007-11-26 16:59
見えていないもの、違う姿で見えているものは、多いのでしょうね。
小さな野草たちは、人の思惑なんか関係なしに咲いています。
Commented by gakis-room at 2007-11-26 17:50
maron415さん,
私に見えていなくても,存在しているものは存在しています。それはそれでいいのですが,「歪んでで見せられたり,虚像で見せられたり」することには,ついつい足を掬われたりしてしまいますから困りものです。
Commented by ume at 2007-11-26 19:31 x
いつも不思議に思うのは,マロンさんや新参の野草観察家gakisさんに見つかる野草が私の目に入らないのはなぜでしょうか。恵まれた環境に住んでいるのに。そういえば高麗山さんも。いかにもボーッと歩いているみたいです。
Commented by gakis-room at 2007-11-27 07:49
マロンさんや高麗山さんについては不明ですが,私の場合はいつもうつむいて歩いているのです。umeさんはきっと毅然として前を向いてあるいている?
Commented by saheizi-inokori at 2007-11-27 11:04
空気も悪いのでしょうが、明るすぎて見えないのです。
暗闇の無い街って嫌です。
Commented by gakis-room at 2007-11-27 16:46
saheiziさん,
そういうことでしたか。「不夜」街ってのもやはり困りものと言うわけですね。


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