2007年 09月 26日
タマスダレです。写真は「例の田舎道」で撮りましたが,どこにでもある花です。よく庭や花壇の縁取りに使われています。 私がこの花の名前をタマスダレと知ったのは最近です。それまでは「バカ花」と密かに呼んでいました。 1959年のきょう9月26日,伊勢湾台風が名古屋を襲いました。その時,中学3年であった私は名古屋の南部に住んでおり,床上浸水のため1カ月余の避難生活を経験しています。 堤防が復旧され,浸水の水が引いた1カ月後の庭に咲いたのがこの花です。その生命力に驚かされました。 その時,父が「このバカ花が…」と言っていたように記憶しています。以来,この花の名前は私には「バカ花」でした。 タマスダレ ヒガンバナ科 ゼフィランサス属(タマスダレ属) 花をタマ(玉)に,細長いヒモのような葉をスダレに見立てて付けられた名前のようです。南米ペルーの原産で,明治初期に園芸用に導入されたとのことです。地下に球根があり、痩せた場所にも良く耐えて次第に増えます。日光が十分にあたると花はよく開くが半日陰では半開きとなり,夜には閉じてしまいます。密生すると花茎が長くなり,写真のように花だけが見える状態になり、株が小さい場合は葉の間に花を開くようです。 花言葉は 「純白の愛」,「便りがある」,「期待」 らしいですが,有毒種です。
by gakis-room
| 2007-09-26 09:01
| 花の手帳
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Comments(2)
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saheizi-inokori at 2007-09-26 15:09
サテも南京玉すだれ、酔うとそのマネをする人がいました。
ァ、サテ。ァ、サテ。思えば昔の宴会は素朴で楽しかった。
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gakis-room at 2007-09-26 16:38
saheiziさん,昔の宴会はカラオケもなく,せいぜい手拍子が「小皿たたいて♪♪」くらいなものでしたからね。
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