2007年 09月 25日
中秋の名月,実は十三夜
きょうは旧暦8月15日,つまりは「中秋の名月」ということです。夜来の雨も朝の5時頃にはあがって,天気予報では奈良県地方の午後から夜は晴れです。

しかし,天文学的にはきょうの月は十三夜(月齢13.36)で,満月は2日後の9月27日(旧暦8月17日)です。

旧暦15日が必ずしも満月にならないことは昨年の昨年の8月9日に「十五夜なのか十六夜なのか」にも書きました。
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そして,昨年の「中秋の名月」=旧暦8月15日は,10月6日でしたが,満月は翌日の7日でした。6日は曇りで,私と言えば,翌10月7日に満月を楽しみました

「旧暦15日が満月にはなりにくい理由」は,次のような理由によるようです。

1.旧暦の1日は「朔(新月)となる瞬間を含んだ日」ですので, 0時0分に朔となる日も、23時59分になる日も同じく「1日」になります。このために旧暦15日の月齢は,最小13.0,最大15.0,平均14.0となります。

2.朔(新月)から望(満月)までの平均日数は,約 14.76日で、これが本当の満月の月齢の平均となります。これは 1の旧暦15日の月齢平均より0.76日分だけ長い値です。このため、実際の満月は旧暦15日より遅れる傾向があります。

3.月の軌道が円でないなどの理由から,朔から望までの日数は約13.8〜15.8日の間で変化します。

上記1〜3の理由が絡み合って、旧暦15日と満月の日付が一致しないことがあります(というか、一致しないことの方が多い)。旧暦8月15日と満月の日のづれは表のようになります。

理屈はともかくも,問題は旧暦8月15日を楽しむか,満月を楽しむか,ということでしょうか。
  月月に月見る月は多けれど 月見る月はこの月の月
「宴は多い方がよい」とすれば,旧暦8月15日のきょう25日と満月の27日の2回を「月見」と称して楽しむことができます。

「旧暦15日が満月にはなりにくい理由」については「こよみのページ」の「中秋の名月はいつ?(旧暦の十五夜は満月か?)」を引用しましました。
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by gakis-room | 2007-09-25 09:59 | つれづれに | Comments(4)
Commented by maron415 at 2007-09-25 15:30
月の満ち欠けって、規則正しくないんですね。
<朔から望までの日数は約13.8〜15.8日の間>に、そんなに差があるんだなと思いました。案外、昔々はそれくらい誤差の範囲だったのかも。なんせ閏月の年つくって帳尻合わせしてたくらいだから(笑)
Commented by sayaya at 2007-09-25 23:57 x
初めて、母に中秋の名月と言う日を教わり、
一緒に月を見に行ったのは、小5のときでした。

あのときの、月の輝きは、今でも鮮明に心に残っています。

それから、私は中秋の名月が、大好きです。

神戸の空を、今日、見上げました。
でも、周りが明るすぎて、
少し、物足りなく感じてしまいました…。
Commented by gakis-room at 2007-09-26 04:28
maron415さん,そうそう,閏月っておもしろいですね。韓国では今でも誕生日は旧暦で祝うことが少なくないようですが,
  「閏月ののある年は2回祝うの?」
  「そうそう,うふふ」
  「じゃあ,歳も2つ加えるの」
  「1つ」
だって。
Commented by gakis-room at 2007-09-26 04:32
sayayaさん,私の住む町でも周りが明るすぎる,と思いますから,神戸ではなおさらでしょうね。いろんなことを教わりながら母子で月を見ている光景,いいですねえ。私にはなかったことです。


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