2007年 08月 27日
扇子,私には無用なもの。しかし,粋な使い方があるとは
私が扇子や団扇を使わないからでしょうか,扇子や団扇で扇ぎながら話しかけられるととても不愉快になります。扇子や団扇を使いながら話をするというのは,私には「上の者が下の者と話をする」という場面だけのイメージです。

かつて,職場で後輩が扇子を使いながら私に話しかけてきたことがありました。虫の居所が悪かったのでしょうか,私はその後輩をひどく怒ったことがあります。「私に非礼である」として私に怒られた後輩は扇子の使用を止めましたが,しかし,私の説明には納得しかねるという様子でした。

先日観た「トプカピ宮殿の至宝展」で知ったことですが,ハーレムの女たちは扇子の仕草で語るのだそうです。

【頬からずらす】        あなたを愛しています
【顔を隠す】          あなたと知り合いになりたい
【左耳に扇を当てる】      ほっといて、つきまとわないで
【右手でせわしげに扇を回す】  他の人を愛しています
【左手でせわしげに扇を回す】  そんなに急がないで
【扇を大きく広げる】      私のことを待っていてください
【扇を閉じて見せる】      私のことを愛していますね
【右頬に扇を当てる】      はい
【左頬に扇を当てる】      いいえ
【小指を扇から話してかざす】  さようなら
【唇を扇に当てる】       キスして

若い人たちにとって団扇は流行なのか,それともアクセサリーなのでしょうか。町を歩いていると,団扇を持った人が少なくないようです。どのような使い方をしているのでしょうか。
[PR]

by gakis-room | 2007-08-27 10:35 | つれづれに | Comments(4)
Commented by 高麗山 at 2007-08-27 11:34 x
諸々の行事が重なって、ブログをゆっくり拝見する時間が有りませんでした。時間が有ってもこの残暑では少し無理だったかも。
団扇は庶民の使い物で、使用法にもあまり制約は無いようですが、鰻屋、焼き鳥屋の親爺さんにはそれぞれの、「追いこみ使い」が有るようです。
扇子は、殿様扇子に代表されるように、なんだか一段上の人が使うような感覚が…(祝儀扇、茶扇、軍扇、舞扇)。
庶民以下が持ちそうなのが、噺家、講談師、万歳師、幇間の扇子、もう一つ流行りは、張り扇も有った。
やはり、一番は「添い寝しても、乳飲み子に無意識に動かす母の、団扇でしょう」。
Commented by gakis-room at 2007-08-27 18:12
高麗山さん,扇子,団扇いろいろありますねえ。もう一つ,私はいつもジタバタしているので使ったことはありませんが「左うちわ」というのもありました。
Commented by saheizi-inokori at 2007-08-27 22:37
能の舞いではたいてい扇を持つのだそうです。扇は神との問答の仲立ち・通訳をするものと考える説があるそうです。
トプカピの女は人との通訳ですね。
落語では扇はいろんなものに化けます。
三河島事故だったかで国鉄総裁が遺族に謝りに行ったときに扇子をパタパタやっていて大顰蹙を買ったのも有名な話です。
Commented by gakis-room at 2007-08-28 11:06
saheiziさん,落語では扇は,キセルとか箸とかいろいろなものに化けますね。手ぬぐいもいろいろなものに見立てます。うまいもんだといつも感心させられます。国鉄総裁の話はしりませんでした。


<< 「自民党参院選総括最終報告書」...      第1次安倍内閣支持率の11カ月... >>