2007年 08月 09日
「近くの公園」では,ムクゲと咲き始めた萩を除けば,緑色だけになってしまいました。 スズメノヒエの天下みたいです。次に多いのがエノコログサ(通称猫じゃらし),数は少ないのですが,ヒメクグそしてカヤツリグサなどです。 他にもスズメが頭に付く草はけっこう多いようです。 スズメウリ(雀瓜) スズメノエンドウ(雀野豌豆) スズメノオゴケ(雀の苧小笥) スズメノカタビラ(雀の帷子) スズメノコメ(雀の米) スズメノチャヒキ(雀の茶引き) スズメノテッポウ(雀の鉄砲 スズメノハコベ(雀の繁縷) スズメノマクラ(雀の枕) スズメノヤリ(雀の槍) スズメノマクラ(雀の枕) スズメノヤリ(雀の槍) ところで芭蕉の 夏草やつわものどもが夢の跡 の夏草とは,どんな草のことなのでしょうか。
by gakis-room
| 2007-08-09 14:10
| 花の手帳
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Comments(5)
私の住む集落には春、夏、秋と年3回の山道の”道普請”があります。かつては農道、林道として利用された山道も、生活の変化に伴い、利
用することがほとんどなくなりました。だからこそ、放っておくと荒れて”道”としての体をなさなくなります。今後も、道として利用されること はほとんどないのでしょうが、草刈りを中心に集落総出で道の整備をします。夏の草刈りは梅雨を経て元気になった「草ども」が我が物顔で道を占拠しております。ススキ、葦、藤その他の有象無象がはびこって自分たちの存在を主張しあっている夏の草刈りはたいへんです。まあしかし、今われわれには強い味方の「刈り払い機」があります。 芭蕉も山道を歩きながら「こいつらスゲー元気いいな」と思ったのでしょうか。
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saheizi-inokori at 2007-08-10 07:34
夏草、なつぐさと読むことを知りませんでした。
角川の歳時記では「繁茂する夏の草である。野や山に茂った夏草は、青々として目に沁みるようでこころよい」としか書いてないです。 「夏草に汽罐車の車輪来て止まる」(誓子)。
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gakis-room at 2007-08-10 09:02
umeさん,集落総出の草刈り,溝さらい,今では見ることもまれになりました。草刈り,溝さらいが終わった後の,(時には酒も入っての)談笑が地域の絆でもあるのでしょうか。羨ましい光景です。
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gakis-room at 2007-08-10 09:07
saheiziさん,田舎の線路に生えている草はには生命力を感じさせられます,「おー,がんばっているな」と。
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高麗山
at 2007-08-10 09:21
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万葉集(10)
「なつくさの刈り払へども生ひしく如し」 saheiziさん、「なつぐさ」の、出自を教えていただけませんか? 歳時記、広辞苑、広辞林、古語辞典、パカッにも“なつくさ”の表示しかありません。とまで打って、大正14年9月25日第一版発行の廣辭林を調べてみると、「なつぐさ」と有りました。やはり、辞書の必要性を痛感致しました。 |
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