2007年 08月 07日
「国政の停滞」があってもかまわない,試されているのは立法委員としての議員の質です
きょうから臨時国会が始まります。本格的な与野党の攻防は月末からでしょうが,すでにいくつかのメディアや何人かの評論家は民主党に注文を付けています。
曰く,

…衆院解散に追い込むため、これまでのような政局本位で対決路線を続けるのかどうか。民主党は、真に政権を担える勢力たりうるかどうかを証明することが求められている。(7月30日,産経・主張)

…民主党は、共産党や社民党の立場、主張に配慮せざるを得まい。そうなれば野党共闘が足かせとなって、「何でも反対」ではない「大人の政治」をするのが難しくなるのではないか。(7月31日,読売・社説)
 
…民主党が政府・与党案をすべて参院で拒否するような行動に出れば、改革は停滞する。(7月31日,日経・社説)

私は,民主党は政府案にこれまで以上に反対すればよい,と思っています。そして,参議院で多数派であることを最大限に利用すればよいと思っています。法案は衆参どちらから審議を始めてもいいわけですから,あらゆる分野で政府・自民党に対置する議員提案の法案を参議院に提出,可決をめざせばいいのです。

そうすれば,民主党の立法提案がどれだけの有効性をもっているかどうかは,参議院自民党の討論の質によって明らかになります。そして,参議院を通過した法案を否決する根拠を衆議院自民党がどれだけ明らかにできるか,が問われることになります。

衆議院自民党が,参議院を通過した法案を否定する根拠に自信があれば,法案を否決して,ついでに3分のにで再否決すればいいだけのことです。そのために時間がかかり,国政が停滞したとしても,これまでにない国会論戦になるのであれば,民主主義のコストとしては安いものです。

試されているのは,民主党ではなく,立法委員として自民党議員のように私には思われます。
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by gakis-room | 2007-08-07 10:40 | つれづれに | Comments(4)
Commented by 高麗山 at 2007-08-08 01:29 x
民主党も、薄っぺらな連中は排除して、真剣に取り組みなさい!
7日の、自民党代議士会を観ていたら、安倍さんは、閣僚経験者に、完全に、見放され、ナメラレテいた。
何もしなくても、時間の問題!!
Commented by gakis-room at 2007-08-08 09:09
今朝(8日)の読売,産経によれば,次期幹事長は麻生氏だとか。そうなれば,自民党内における安倍首相のリーダーシップは完全に消滅してしまいますね。
Commented by saheizi-inokori at 2007-08-08 15:58
多数派になったら態度を変えるべきだという論拠が分かりません。
その点は小沢が今まで反対していたのだから、これからも反対するというのは当たり前だと思います。
Commented by gakis-room at 2007-08-08 17:00
saheiziさん,何らかの現状変更を恐れている人たちがいうのでしょうね。また,自民党内で安倍首相の責任(退陣)を公言している人たちが,加藤紘一氏を除けば,反リベラルの人たちであることにも注目しています。


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